よるドラよるドラは、NHK総合テレビジョンで2018年4月7日から2022年3月21日まで放送されていたテレビドラマ放送枠である。 番組開始から2021年3月までは毎週土曜23時30分から23時59分に放送し、同年4月より放送枠を移動して[1][2]、毎週月曜22時45分から23時15分に放送されている[1][2]。 概要NHKの2018年度の番組改編で新設された連続ドラマ枠である。 NHKでは2011年10月から2013年3月まで火曜23時台に「よる☆ドラ」という同名の連続ドラマ枠を放送しており、時間帯は異なるが約5年振りに事実上のドラマ枠復活となった。 本枠の新設により、土曜日夜のドラマ枠は「土曜時代ドラマ」、「土曜ドラマ」と3枠となった。 開始から2018年12月までは『植物男子ベランダー』の再放送をしていたが、2019年1月期からリニューアルし、『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』より新作の放送を開始した。新鋭クリエイターが脚本を手掛ける主に若い世代をターゲットにした挑戦的な作品をラインナップしており、LGBT、地下アイドルなど時世のトレンドやブームを題材としながらも、内容は普遍性のある伝統的なヒューマンドラマとして仕立てられている[3][4]。「20代から30代の若いディレクターに企画を出してもらって若い人向けの番組を作っていこう」として新枠の立ち上げがスタートし、新たな試みとして東京、大阪、名古屋のドラマ班に所属する有志による「“よるドラ”企画ミーティング」を電話会議のような形式で定期的に開催。NHKで若手と言われる20代から40代のスタッフが中心となって、テレビをあまり観ない若年層が「いま本当に観たいもの」「親や恋人に内緒ででも観たいと思えるもの」を吟味して「その本音まで掘り下げること」を狙いに、若年層が「これは自分のことを描いた、自分のドラマだ」と身近に感じられるような「オーダーメイド感」と「斬新さ」を重視して制作されている[5][6][7]。 2021年度の番組改編で月曜日の22時45分から23時15分に放送枠を移動した[8][1][2]。同時間帯では2005年度の『よるドラ』(月曜~木曜日に放送された帯ドラマ枠)以来15年ぶり[注 1]にドラマ枠が復帰する事になったが、2022年度の番組改編で月曜 - 木曜日 22:45 - 23:00に、ゴールデン・プライム枠としては16年ぶり[注 2]に復活する夜の帯ドラマ枠・『夜ドラ』が放送開始されるため、事実上発展解消することになった。 インターネットを中心に毎回話題を呼んでいる。 放送作品
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年脚注注釈出典
外部リンク
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