やなせなな
やなせ なな(本名:梁瀬 奈々、1975年7月17日 - )は、奈良県出身のシンガーソングライター。 2004年シングル『帰ろう。』でデビュー。龍谷大学文学部卒。 概要包容力のある、やわらかな歌声が持ち味。30歳で子宮ガン(子宮体癌)を克服した経験と、寺院で生まれ育った僧侶という視点を生かした楽曲を多数制作。生死の苦悩を題材に扱いながらも、命に対するあたたかなまなざしを描き、幅広い層から支持を獲得する。 現在はコンサートの他、講演会活動、エッセイの執筆や、ラジオ番組のDJとしても活躍。 経歴1991年、四天王寺高校(四天王寺中学校・高等学校)に入学。1995年卒業。 1995年、龍谷大学文学部入学。 1999年、同大学を卒業。音楽活動を始める。 2004年6月、シングル『帰ろう。』で全国デビュー。 同年7月より、(株)三晃空調のCMソングに、本人書き下ろしの曲が使われる(関西ローカル)。 同年10月、シングル『街の灯』発売(オリコンインディーズシングルチャート最高18位)。 2005年5月、アルバム『あいのうた』発売。オムニバスCD『カフェミルトンへのサウダージ』に参加(収録曲「遠い約束」)。 同年10月より、京都市のコミュニティFM・京都三条ラジオカフェにて「やなせななの“ななぽぽラジオ”」(毎週土曜日18:30~)にDJ出演(~2008年1月)。 2006年2月より音楽誌『音遊人』(みゅーじん)(YAMAHA刊)にてエッセイ「やなせななのひだまりの唄」連載開始(~2019年春)。 2007年、2007年度滋賀県人権啓発CMソングに、本人書き下ろしの曲が使われる。 同年6月、奈良テレビ放送『エントランスコンサート』に出演。 同年7月、シングル『蝶々/七夕』発売(オリコンインディーズシングルチャート最高17位)。アルバム『遠い約束』発売。 同年7月より、奈良市のコミュニティFM・ならどっとFMにて「やなせななの“夕空メロディ”」(毎週金曜日17:30~)にDJ出演(~2009年3月)。 同年10月より、奈良県王寺町のコミュニティFM・FMハイホーにて「やなせななの“ほのぼのサウンド”」(毎週日曜日17:45~)にDJ出演(~2008年1月)。 2008年3月、朝日新聞(奈良版)の取材に応えて子宮ガン(子宮体癌)だったことを告白。同時期より寺院でのコンサート&トーク活動「歌う尼さん」を本格的に開始する。 同年4月26日、NHK大阪放送局制作『ぐるっと関西プラス』「ぐるっとライブ」に生出演。 同年8月、オリジナル曲「七夕」がニンテンドーDS用ソフト『東京魔人學園剣風帖』のエンディングテーマに起用される。 2009年4月より、オリジナル曲「街の灯」が日本珠算連盟のCMソングに起用される。 2009年10月、アルバム『願い』発売。 2010年3月、華咲山教恩寺(浄土真宗本願寺派)を継ぐ。 2010年4月、自伝エッセイ『歌う。尼さん』(遊タイム出版)刊行。 2010年6月、毎日新聞(全国版)「ひと」に取り上げられる。 2010年7月22日、NHK奈良放送局『ならナビ』にて、その活動が取り上げられ、スタジオ生出演。 2010年8月、全国の仏教系寺院(超宗派)でのコンサート&トーク「歌う尼さん」が100カ所での公演を数える。 2010年9月、読売テレビ『かんさい情報ネットten!』「ニュース特集」にて、その活動が取り上げられる。 2010年11月、母校龍谷大学校友会より「龍谷奨励賞」を贈られる。 2010年11月~、読売テレビ『かんさい情報ネットten!』にコメンテーターとして出演(~2011年11月)。 2011年1月、テレビ東京 ミニドキュメント『生きるを伝える』にて、その活動が取り上げられる。 2011年3月、日本テレビNNNドキュメント『歌う尼さん~がん闘病から奏でる命』が放送される。 2011年7~8月、オリジナル曲「街の灯」が曹洞宗のCMソングに起用される(東北ローカル)。 2011年8月、シングル『まけないタオル~東日本大震災支援歌』発売。 2011年8月、朝日新聞(奈良版)『人生あおによし』にて自伝エッセイ(全21回)が連載される。 2011年10月、NHKラジオ第2放送宗教の時間に出演、『歌で伝える仏のこころ』が放送される(その後2012年1月にアンコール放送された)。 2012年3月、ジュスカ・グランペールのアルバム『千年の戀』に参加(収録曲「永久の君」で作詞・歌唱)。 2012年6月、オリジナル曲「春の雪」が曹洞宗東北管区教化センター制作『向き合う 東日本大震災』付録DVD(※非売品)エンディングに起用される。 2012年7月より、エフエム仙台Date fmにて「やなせなな はじまりの日」(毎週月曜日11:30~)にDJ出演。 2012年7月、読売テレビ『かんさい情報ネットten!』「ニュース特集」にて、その活動が取り上げられる。 2012年7月、BS朝日(BS朝日)『ごごいち!ニュースキャッチ』にて、その活動が取り上げられる(※生出演)。 2012年9月、NHKラジオ第1放送『ラジオ深夜便』「明日への言葉」にゲスト出演。 2012年9・10月、NHK Eテレ、『グラン・ジュテ 私が跳んだ日』にて取り上げられる(その後同年12月にアンコール放送された)。 2012年12月、ニンテンドー3DS『ファンタジーライフ』のエンディングテーマ「きこえるよしあわせの音」を歌唱。 2013年2月、アルバム『春の雪』発売。 2014年11月、エッセイ『ありがとうありがとうさようならさようなら~歌う尼さんの仏さま入門』(さくら舎)刊行。 2015年3月、産経新聞『新・関西笑談』に【心に寄り添う、歌う尼さん(1)~(5)】が掲載される。 2015年4月、文溪堂『5年生の道徳』に「生かされている“今”を大切に」と題して寄稿。 2015年4月20日、NHK奈良放送局『ならナビ』「まほろばラウンジ」に生出演。 2015年9月22日、福島中央テレビ『ゴジてれChu!』にて、その活動が取り上げられる。 2016年8月、アルバム『夜が明けるよ』発売。 2016年10月より、奈良市のコミュニティFM・ならどっとFMにて「やなせななの“なないろメロディ”」(毎月第一木曜日15:00~)にDJ出演(~2017年9月)。 2016年11月、CD付き絵本『よるがあけるよ CDブック』(絵・みよこみよこ、さくら舎)刊行。 2017年11月、やなせななが脚本・企画・音楽を担当した、自主制作短編映画『祭りのあと』を、東京・大阪にて公開(監督・渡辺和徳、主演・大塚まさじ)。 2017年11月20日、NHK奈良放送局『ならナビ』「まほろばラウンジ」に出演。 2018年1月5日、 NHK Eテレ 『あしたも晴れ!人生レシピ』 にて取り上げられる。 2019年2月、エッセイ『歌う尼さんのほっこり法話』(挿絵・みよこみよこ、国書刊行会)刊行。 2019年3月、自身初となるベストアルバム『15th THE BEST はじまりの日』発売。 2019年5月、コンサートDVD『夜が明けるよSpecial Concert~2017年~』発売。 2019年5月~、デビュー15周年記念ツアー“15th Anniversary Tour 2019 はじまりの日”を大阪サンケイホールブリーゼを含む12都市(北海道函館市、宮城県気仙沼市、宮城県仙台市、宮城県白石市、山形県最上町、新潟県長岡市、東京都渋谷区、東京都葛飾区、京都市、香川県高松市、台湾台北市)で開催。 2019年10月、生まれ故郷である高取町の観光大使に任命される。 2020年7月、自身初となるセルフカバーアルバム『日々の縁側~Remake Songs~』発売。 2020年9月、月刊住職編集部編の『だれだっておどろく!こんなにもすばらしい10人の住職』(興山舎)に掲載される。 2021年12月、福島テレビ 「テレポートプラス」にて取り上げられる。 2022年7月、Date FM 「やなせなな はじまりの日」(提供:株式会社ごんきや)が放送10周年を迎える。宮城県利府町リフノスにて記念コンサート開催。 2023年3月~、オリジナル曲「はじまりの日~あいのうた」が家族葬邸宅デュエのCMソングに起用される(福島・宮城・山形ローカル)。 2023年5月、鈴木出版 月刊絵本「こどものくに」付録「こどものまど」にてエッセイ連載(~2024年3月)。 2023年6月、自費出版絵本『ぼくはじゃがじゃが』(作・やなせなな、絵・みよこみよこ、リーブル出版)発売。 2023年9月~、オリジナル曲「はじまりの日~あいのうた」がYTS山形テレビ「Do~んな天気」BGMに起用される(提供:株式会社月見、山形ローカル)。 2024年6月、やなせななが原案・音楽を担当した、自主制作短編映画『蜜柑』を公開(監督・吉田陽、主演・福原正義、植木歩生子)。 ディスコグラフィーシングル
アルバム
オムニバスCD
参加作品
DVD
著書書籍
映画映画(企画、脚本、原案、音楽)ラジオ/CMソング /ゲーム/テレビラジオレギュラー
CMソング
※テレビ、ラジオCMソング 書きおろし
※テレビCMソング 書きおろし
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外部リンク
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