へびつかい座11番星b
へびつかい座11番星b (11 Oph b) は、M型主系列星の連星であるへびつかい座11番星[2]の周りを公転する太陽系外惑星である[1]。 へびつかい座11番星bは、後述の2MASS J21265040-8140293が発見されるまでは最も公転周期の長い惑星であった[4]。公転周期は約2000年であると推定されているが[1]、これには±1000年の誤差があるとされる[1]。また、質量は木星質量の21倍と、褐色矮星の下限である13倍を超えているため、惑星ではない可能性がある[1]。 2016年には、へびつかい座11番星bをはるかにこえる、公転周期90万年の惑星、2MASS J21265040-8140293が発見された[5]。しかし、2MASS J21265040-8140293も木星の11.6倍から15倍の質量を持つため、褐色矮星である可能性もある。褐色矮星の下限を下回っている中で(すなわち惑星である可能性が高い中で)最も公転周期が長いのはフォーマルハウトbの876.7年である[6]。 脚注
関連項目
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