はやしお (潜水艦・初代)
はやしお(ローマ字:JDS Hayashio, SS-521)は、海上自衛隊の潜水艦。はやしお型潜水艦の1番艦。艦名は流速の早い潮流の意である早潮から由来し、この名を受け継いだ日本の艦艇としては、旧海軍の陽炎型駆逐艦「早潮」に続き2代目にあたる。 艦歴「はやしお」は、第1次防衛力整備計画に基づく昭和34年度計画潜水艦8701号艦として、新三菱重工業神戸造船所で1960年6月6日に起工され、1961年7月31日に進水、1962年6月30日に就役し、呉地方隊に編入された。 1962年8月1日、呉地方隊隷下に第1潜水隊が新編され、編入された。 1964年6月2日から8月19日までの間、「わかしお」とともにハワイ派遣訓練に参加。 1965年2月1日、第1潜水隊が自衛艦隊隷下に新編された第1潜水隊群隷下に編成替え。 1970年5月20日午後6時40分頃、鹿児島県種子島東方約30キロの水域で潜航訓練中に大型商船と接触し、潜望鏡を損傷した[1]。 1977年7月25日、除籍。除籍までの総航程は151,073.5海里、潜航時数は10,014時間53分、潜航回数は2,725回、スノーケル時数は3,873時間15分であった。 歴代艦長
関連項目脚注
参考文献
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