ねらわれた学園 (1997年のテレビドラマ)
『ねらわれた学園』(ねらわれたがくえん)は、テレビ東京系列で1997年8月2日 - 9月27日の土曜日深夜に放送された村田和美主演のテレビドラマ。全9話。眉村卓の同名小説(1973年刊)を原作とする。 概要1997年3月8日に公開された映画『ねらわれた学園 THE MESSIAH FROM THE FUTURE』に続き、円谷映像とギャガの共同で製作されたテレビドラマ[1]。 主役の村田和美、柏原収史のキャスティングと監督の清水厚らスタッフは共通しているが、設定、ストーリーに大胆な変更が加えられており、全く別の作品に仕上がっている[1]。 テレビ版では和美と高見沢の対立が中心となり、原作での黒幕である京極は存在を語られるのみとなっている[1]。 ストーリー楠本和美が通う一里塚学園高校付近で縄文時代の遺跡が発掘され、その頃から生徒たちが、ある能力に目覚め始める。和美の親友、響子も目覚めた一人で、休み時間ごとに他の生徒たちと謎の鉱石を使って交信していた。しかし、夜、電話に出る響子におかしなところはなく、昼間の振る舞いを覚えていない。翌日、生徒の一人が突然暴れ始める。 交信するグループは瞬く間に増加し、生徒達は以前とは別人のような振る舞いを見せ始める。和美は、同じように異常な事態に戸惑うクラスメートで新聞部の関と調査を開始する。新生徒会長・高見沢みちるが職員会議に出席して以来、教師たちまでもがおかしくなってくる。関と和美はチャイムの音が変化していることに気づき、放送室の破壊を決心するが、実行に移そうとしたその時、学園は異空間と化す。かろうじて一人だけ逃げ出した関は、翌日、和美が無事に登校したのを見て安心する。 そして教頭の部屋に侵入した関が発見した日記には、17年前に在籍していた地学部部長の京極という生徒について記されており、京極は、ある機械を作動させて姿を消したという。関は、その事を知らせようと和美を呼び出すが、和美とともに現れたのは高見沢みちるだった。 キャスト
スタッフ
放送日程参照宇宙船YB 1998, p. 79
備考
映像ソフト
脚注
参考文献外部リンク
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