『おおヒバリ!』は、1977年10月25日から1978年5月30日まで、TBS系列にて放映された学園ドラマ。
放送時間は毎週火曜日20:00~20:55。全30話。
概要・内容
舞台は横浜に新設された学園『私立港南若葉学園』で、ここで展開する日常、出来事、問題などを描いた青春喜劇である。
主人公・杉山賢一は、三年前に生徒に暴力を奮い、それが問題となった末に若葉学園を辞めていった。その後は倉庫会社に勤めているが、ある日、若葉学園の理事長代行を務める伊沢治が賢一に「若葉学園に戻って来てほしい」に頼む。これに治のおばで理事長のトモ、教頭の田貫が反対するが、「暴力を奮わないこと」の条件で賢一は若葉学園の教師に復職する。そして三年D組の担任に着任、賢一のことを「オニ山」と呼ぶ生徒たちとの付き合いが始まる。
物語の前半は教師杉山と建史等ラグビー部の生徒たちとのストーリーがメインだったが後半は杉山、伊沢そして「トラピスト」のあだ名で呼ばれる京子、そして伊沢に好意を持つ建史の姉ヨシ子の四角関係が中心になる(特に伊沢の苦悩)。京子は理事長の甥である伊沢と婚約関係にあったが、男らしい杉山の人間性に惹かれていき、伊沢はそれに嫉妬していくが最終回で決着がつくことになる。また教頭の腰ぎんちゃくだった「兵学校」こと古田(実際は兵学校に通っていなかったことをドラマ終盤に告白する)は京子の同僚教師の絹江に愛を告白してハッピーエンドを迎える。物語の最後を〆たのは理事長が歌うメンデルスゾーンの「おおヒバリ」であった。
キャスト
- (出典:[1])
スタッフ
- (出典:[1])
主題歌
『感情教育(Éducation Sentimentale)』- 作詞:ジャン-ピエール・ケルノア(フランス語版)、作曲・歌・演奏:マキシム・ル・フォレスティエ(フランス語版)[2]
サブタイトル
話数 |
放送日 |
サブタイトル |
脚本 |
演出
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1 |
1977年10月25日 |
噂のあいつ |
窪田篤人 |
鈴木利正
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2 |
11月1日 |
三年D組です
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3 |
11月8日 |
男の汗のほとばしり |
楠田泰之
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4 |
11月15日 |
寝れなくって
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5 |
11月29日 |
僕たちの悩みは |
鈴木利正
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6 |
12月6日 |
ウインター・ハズ・カム
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7 |
12月13日 |
愉快・痛快・全快 |
楠田泰之
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8 |
12月20日 |
なつかしや青春
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9 |
12月27日 |
暗ヤミでドキドキ |
鈴木利正
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10 |
1978年1月3日 |
感冒と風邪
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11 |
1月10日 |
オニ山VSサル山 |
楠田泰之
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12 |
1月17日 |
遂にやった!
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13 |
1月24日 |
港南よいとこ |
鈴木利正
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14 |
1月31日 |
ラブストーリィ
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15 |
2月7日 |
プロポーズ |
楠田泰之
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16 |
2月14日 |
青春記念 |
桜井秀雄
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17 |
2月21日 |
聞いて驚け |
窪田篤人 |
鈴木利正
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18 |
2月28日 |
悲しけりゃ |
桜井秀雄
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19 |
3月7日 |
受験前線通過中 |
楠田泰之
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20 |
3月14日 |
輝け! ワースト・スリー
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21 |
3月21日 |
3D+浪人=4D |
鈴木利正
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22 |
3月28日 |
くたばれオニ山
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23 |
4月11日 |
悩ましいんです |
楠田泰之
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24 |
4月18日 |
気が気じゃない
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25 |
4月25日 |
純粋異性交遊 |
鈴木利正
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26 |
5月2日 |
あゝ! 結婚
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27 |
5月9日 |
五月の恋は切なくて |
楠田泰之
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28 |
5月16日 |
困ったなァ
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29 |
5月23日 |
優しいあいつ
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30 |
5月30日 |
ヒバリよ高らかに
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参考文献・脚注
- ^ a b 週刊テレビ番組(東京ポスト)1978年1月27日号 p.51〜「特選テレビ劇場 おおヒバリ!」
- ^ Education sentimentale-プチリリ JASRAC作品コード:0E0-5533-4
TBS系 火曜20時台(1977年10月 - 1978年5月) |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
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おおヒバリ!
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