『うぉっしゅ』(英題:英: Wash Away)は、2025年GW 新宿ピカデリーにて公開予定の日本映画。中尾有伽と研ナオコのW主演映画で、監督はこれが長編第2作目となる岡﨑育之介。
『本当の私を覚えてくれたのは、認知症の祖母だった── 』
ソープ嬢が認知症の祖母を介護をすることになる。
人を"洗う"こと、人に"忘れられる"ことをテーマとしている。
第19回大阪アジアン映画祭 インディ・フォーラム部門入選。
あらすじ
登場人物
- 加那
- 演 - 中尾有伽
- 主人公。ソープ嬢としての名前は「コユキ」。
- ソープ店勤務だが、地元の人間には「不動産会社で事務員をしている」と説明している。
- さみしさや人との距離の埋め方がわからず、稼いだそばからお金を使ってしまう。
- 自分の仕事に誇りが持てずにいるが……。
- 紀江
- 演 - 研ナオコ
- 加那の祖母。
- 認知症を患っており、孫である加那のことを忘れている。
- 最初は会話も通じなかったが、日を追うごとに少しずつ過去が明らかになっていく。
- 早苗
- 演 - 磯西真喜
- 加那の母親。
- 入院のため、紀江の介護を一週間代わってもらうことを加那に依頼する。
<ソープ店「ロングライン」の人々>
- すみれ
- 演 - 中川ゆかり
- ソープ店の同僚で、堅実な性格。
- 「一億円もらったら貯金する」タイプ。
- 謎めいたところがあるが、内心は加那のことを心配している。
- 久美
- 演 - 重松文
- ソープ店の同僚で、喜怒哀楽が激しい。
- ソープ嬢としての名前は「くるみ」。
- ホストにガチ恋している。
- 柿谷
- 演 - 嶋佐和也(ニューヨーク)
- ソープ店のボーイ。
- 無愛想なようで、働く女性たちのことを気にかける一面を見せる。
<地元の人々>
- 古田
- 演 - 赤間麻里子
- 通称「フーちゃんママ」、磯貝家の隣人でお手本のような「田舎の良いおばちゃん」。
- 早苗のいない間、夜の時間の紀江の介護を手伝ってくれている。
<加那の周りの人々>
- 名取
- 演 - 髙木直子
- 加那が自宅に雇っている家政婦。
- 雇用主である加那との距離をきっちり保つ、冷たい雰囲気の女性。
スタッフ
- 監督・脚本・編集・企画:岡﨑育之介
- 音楽:永太一郎
- 共同プロデューサー:神原健太朗、ムラタマリエ
- ラインプロデューサー:赤間俊秀
- 監督補:佃直樹
- 助監督:中村光寿
- 撮影:江成隼
- 照明:西野正浩
- 録音:岩﨑敢志、庄野廉太朗
- スタイリスト:川邉舞
- ヘアメイク:幸田啓
- カラリスト:井上海
- 整音:庄野廉太朗
- ミキサー:紫藤佑弥
- 制作プロダクション:役式
- 配給:NAKACHIKA PICTURES
製作
2022年10月に、岡﨑育之介監督がクラウドファンディングを開始して、2022年12月28日に終了し、
2023年1月5日にクランクインして2023年1月20日に本編部分の撮影は終了した。[1]
ロケ地
- 阿佐ヶ谷一番街商店会
- MATINA NEWARI DINING
- Yuisハウススタジオ
- アンティエーレ 青山本店
- LAG SPACE SHINJYUKU#2
- 光が丘IMA
- THE BAR FLAG
- 独楽寿司 大和本店
- 茅ヶ崎海岸
- 奥田公園
- 後藤荘(西新宿)
- 沢井1丁目自治会
脚注
外部リンク