いき出版いき出版(いきしゅっぱん)は、新潟県長岡市に本社を置く出版社。郷土写真集を主に刊行している。 概要個人蔵の郷土の写真を募集し、A4大判のアルバムのように編集し出版している。解説は地元専門家によるもので、出版も販売エリアの地元出版社が行っている。タイトルエリアにある地元書店を中心に販売しており、増刷はしていない。刊行前にパネル展などを実施する場合もある。 2008年に創業し、2009年より昭和シリーズを刊行し、これまで160タイトル以上の写真アルバムを発売している。 当初新潟市の120年、山形市の120年の2冊を刊行してからは、タイトルは「写真アルバム 〇〇市の昭和」だけであった。刊行開始から10年が経つと完売した冊子が増え、増刷の要望があったが、基本は増刷していなかった。続編として新規で写真を募集し、昭和シリーズで収録できなかった写真を収録、市制施行100年などを記念した「写真が語る〇〇市の〇年」シリーズを2019年から刊行している。 かつて郷土出版社などが全国を範囲として同様の写真集「目で見る100年シリーズ」を発売していたが、2016年に廃業した。現在では東日本をメイン出版エリアとするいき出版と西日本を中心とする樹林舎のみが全国で郷土写真集をシリーズ化している出版社である。関東の特に23区に限ればフォトパブリッシングも古地図散歩シリーズとして郷土写真集を出版をしている。 歴史資料、郷土資料として地元図書館に収蔵されていることが多い。写真提供者には献本として完成本が贈呈されている[1]。 出版エリア
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