あわじ (掃海艦)
あわじ(ローマ字:JS Awaji, MSO-304)は、海上自衛隊の掃海艦。あわじ型掃海艦の1番艦。艦名は淡路島に由来する。旧海軍御蔵型海防艦「淡路」、たかみ型掃海艇「あわじ」に次いで日本の艦艇としては3代目。 本記事は、本艦の艦暦について主に取り扱っているため、性能や装備等の概要についてはあわじ型掃海艦を参照されたい。 艦歴「あわじ」は、平成25年度計画掃海艦304号艦として、JMU横浜事業所鶴見工場で2014年2月27日に起工され、2015年10月27日に進水[1][2]、2016年9月24日に公試開始、2017年3月16日に就役し[3]、掃海隊群第1掃海隊に編入され横須賀に配備された。 同年7月18日から7月30日、陸奥湾で機雷戦訓練及び掃海特別訓練に参加。 2018年7月18日~7月30日、陸奥湾にて機雷戦訓練及び日米印共同掃海特別訓練を実施する[4]。 2019年6月15日から6月24日までの間、掃海母艦「うらが」、掃海艦「ひらど」、掃海艇「はつしま」、「つのしま」、「なおしま」、「とよしま」、「あおしま」と共に令和元年度実機雷処分訓練及び掃海特別訓練(日米共同訓練)に参加し、硫黄島周辺海域にてアメリカ海軍の第5機動水中処分隊501小隊と共同して機雷掃海、機雷掃討、水中処分員による機雷処分訓練を実施[5]。 2020年6月17日から6月26日までの間、掃海母艦「うらが」、掃海艦「ひらど」、掃海艇「えのしま」、「みやじま」、「いずしま」、「ししじま」、「ちちじま」と共に令和2年度実機雷処分訓練に参加し、硫黄島周辺海域にて機雷掃海、機雷掃討、水中処分員による機雷処分訓練を実施[6]。 2020年11月6日、令和4年度自衛隊国際観艦式に参加[7]。 2023年1月19日から掃海母艦「うらが」とともに令和4年度インド太平洋・中東方面派遣(IMED23:Indo-Pacific and Middle East Deployment 23)に参加し、2月26日から3月19日にかけてバーレーン王国周辺海域において実施された米国主催国際海上訓練 International Maritime Exercise/ CUTLASS EXPRESS 2023(IMX/CE23)に参加した[8]。なお、派遣期間中、インド共和国、カンボジア王国、シンガポール共和国、バングラデシュ人民共和国、バーレーン王国、フィリピン共和国、ブルネイ・ダルサラーム国、ベトナム社会主義共和国、モルディブ共和国に寄港し[9]、親善訓練等を行ったのち、5月13日に帰国した[10]。 歴代艦長
ギャラリー
脚注
関連項目
外部リンク
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