『青春ウォルダム』[1](せいしゅんウォルダム、原題:청춘월담[2])は、2023年2月6日から4月11日までtvNで放送された韓国のテレビドラマである[3]。呪われた世子(セジャ)と殺人の濡れ衣を着せられた女性が織りなすサスペンス・ロマンス時代劇。
日本では『青春ウォルダム 呪われた王宮』と題して、2024年4月7日より毎週日曜午後9時NHK BSプレミアム4Kで、2024年4月12日(11日深夜)より毎週金曜午前0時25分(木曜深夜)NHK BSでそれぞれ日本語吹き替えで放送され、LeminoやU-Next、Prime Video、Hulu、FODなどでは『青春ウォルダム〜運命を乗り越えて〜』と題して、日本語字幕を付けて配信された。
あらすじ
3年前、突然の兄の死で世子(王位継承者)の座についたイ・ファン。世子になった直後、東宮殿に「呪いの書」が届いた。「呪いの書」には、「兄を殺して世子になっても、決して王になれないだろう。腕はあれど使えず足があれど歩けないだろう。」などと書かれ、思い悩む世子は「この世に亡霊などいないのです。人間の陰謀があるだけです。」と言う女性に出会った。その女性とは友人ハン・ソンオンの婚約者のミン・ジェイ(以下チェイ)で、チェイは婚姻の3日前、両親と兄を毒殺した殺人犯として手配され、既に濡れ衣を着せられたチェイは逃走し、世子に会い無実を訴え助けを求める。世子は内官に男装するチェイをかくまい、そばに置くこととなる[4]。
出演
( )内は吹き替え版の声優。
主要人物
- イ・ファン:パク・ヒョンシク(ZE:A)[5](小野賢章[6])
- 呪われた世子。かつては明るい性格だったが、3年前、世子になった直後に届いた「呪いの書」によって、現在は心を閉ざして、傲慢な性格。
- ミン・ジェイ(チェイ) / コ・スンドル:チョン・ソニ(杉山里穂[6])
- 開城出身の名家の娘。推理力に優れ、男装して難事件を解決してきた。ハン・ソンオンの婚約者で、婚姻の3日前に両親と兄が毒殺され、一家殺しの濡れ衣を着せられる。
- チャン・ガラム(カラム):ピョ・イェジン(伊藤静[6])
- チェイの侍女。チェイの殺人容疑を晴らすため、検視をするキム・ミョンジンに、男装して弟子入りする。
- ハン・ソンオン:ユン・ジョンソク(大塚剛央[6])
- 兵曹正郎(ピョンジョチョンラン)(兵士長)。左議政(チャイジョン)ハン・ジュンオンの息子。チェイの婚約者。
- ファンの学友だった。婚約者のチェイが殺人の容疑をかけられ失踪しショックを受ける。
- キム・ミョンジン:イ・テソン(木村良平[6])
- 領議政(ヨンイジョン)キム・アンジクの末息子。
- 研究室「萬研堂(マニョンダン)」の主。検視に情熱を持ち、男装したカラムを弟子として受け入れる。
- テガン:ホ・ウォンソ(木暮晃石[6])
- 寡黙なファンの護衛官。
周辺人物
NHK『青春ウォルダム 呪われた王宮』出演者・キャストほかを参考[7]
- ハン・ジュンオン:チョ・ソンハ (藤真秀)
- 左議政(チャイジョン)。ハン・ソンオンの父。
- チョ・ウォンボ:チョン・ウンイン (森田順平)
- 右議政(ウイジョン)。
- キム・アンジク:ソン・ビョンホ (丸山壮史)
- 領議政(ヨンイジョン)。キム・ミョンジンの父。
- 国王:イ・ジョンヒョク (玉野井直樹)
- 世子(セジャ)ファンの父。
- 王妃:ホン・スヒョン (園崎未恵)
- 国王の継妃。右議政(ウイジョン)チョ・ウォンボの姪。
- ハヨン王女:チョン・ダウン (平井祥恵)
- 世子(セジャ)ファンの妹。
- ミョンアン大君(テグン):イム・ハンビン (武田華)
- 世子(セジャ)ファンの異母弟。
- マンドク:キム・ギドゥ (蓮岳大)
- 酒場の主人。
- ポクスン:イ・ミンジ (小橋知子)
- マンドクの妻。
- サムチル:パク・ヒョジュン (山内慶太郎)
- ミョンジンの研究室「萬研堂(マニョンダン)」の大家。
- ムジン法師:チョン・インギョム (多田野曜平)
- さすらいの僧侶。キム・ミョンジンの師匠。
- ミン・ホスン:ソ・テファ (魚建)
- チェイの父。開城府(ケソンブ)の長官。
- シム・ヨン:キム・ウソク (清水裕亮)
- チェイの幼なじみ。チェイの一家殺害事件後、チェイとは男女の仲で、チェイが毒殺したと証言する。
- ウィヒョン世子(セジャ):イ・ハユル (小林親弘)
- ファンの兄。世子(王位継承者)だったが、3年前突然亡くなった。
スタッフ
日本語吹き替え版制作
- 翻訳:片山寛子
- 日本語訳監修:朝倉敏夫、高正子
- プロデューサー:木下聡子
- 音声:藤樫衛
- 演出:百瀬浩二
- 制作統括:林貴子、榎戸崇泰
脚注
外部リンク
月火ドラマ |
---|
2010年代 |
2011年 | |
---|
2012年 | |
---|
2013年 | |
---|
2014年 | |
---|
2015年 | |
---|
2016年 | |
---|
2017年 | |
---|
2018年 | |
---|
2019年 | |
---|
|
---|
2020年代 |
2020年 | |
---|
2021年 | |
---|
2022年 | |
---|
2023年 | |
---|
2024年 | |
---|
|
---|