長徳寺(ちょうとくじ)は、千葉県千葉市緑区にある真言宗豊山派の寺院。
歴史
創建年代は不明である。ただ、後述の梵鐘の由来から、戦国時代後期には既に存在していたものと推測される[1]。
当寺の本尊の薬師如来像は、平安時代中後期の作風があるという[2]
当寺の梵鐘の銘文には、1449年(宝徳元年)に木更津市長須賀の日枝神社に寄進され、1545年(天文14年)に「長福寺(当寺の旧称)」に移された旨が刻まれている[1]。
文化財
- 梵鐘(千葉県指定有形文化財 昭和50年3月28日指定)[3]
- 木造薬師如来坐像(千葉県指定有形文化財 昭和60年3月8日指定)[2]
交通アクセス
脚注
参考文献
- 千葉県高等学校社会科教育研究会歴史部会 編『千葉県の歴史散歩(歴史散歩12)』山川出版社、2006年