神楽坂若宮八幡神社(かぐらざかわかみやはちまんじんじゃ)は、東京都新宿区の神社である。
歴史
文治5年(1189年)に創建された。源頼朝が奥州藤原氏征討の出兵(奥州合戦)をした際、当地において戦勝祈願をし、成就したことから、鶴岡八幡宮の若宮の分霊を勧請した。これが当社の起源である[1]。当社が「若宮町」という地名の由来となっている。
のち、文明年間(1469年 - 1487年)、太田道灌が鶴岡八幡宮を分祀したと伝わる。
普門院(現在は廃寺)が別当寺であった。かつては歓喜天社や稲荷社などの摂末社があったが、現在は稲荷社が現存している。
交通アクセス
脚注
- ^ 山折哲雄 監修、槇野修 著『江戸東京の寺社609を歩く 山の手・西郊編(PHP新書)』PHP研究所、2011年、285p
参考文献
- 東京市牛込区 編『牛込区史』東京市牛込区、1930年3月31日。NDLJP:1208578。
- 山折哲雄 監修、槇野修 著『江戸東京の寺社609を歩く 山の手・西郊編(PHP新書)』PHP研究所、2011年