ライアン・カイル・クーグラー(Ryan Kyle Coogler, 1986年5月23日 - )[1] は、アメリカ合衆国の映画監督、脚本家。
経歴
1986年5月23日、カリフォルニア州オークランドに生まれる[2]。幼少期はフットボールに打ち込んでおり、スポーツ特待生として、セント・メリーズ大学へ入学。その際、フットボール選手は執筆コースへ進むため、クーグラーも脚本を執筆。それが当時の教授の目に留まり、映画脚本を書くように奨められる。その後、フットボールコースは廃止され、クーグラーはカリフォルニア州立大学サクラメント校へ転校。その後、南カルフォルニア大学へ再入学し、在学中は4本の短編映画を撮り、2011年に卒業する[3]。
2013年、学生時代に発生したオスカー・グランド三世射殺事件に衝撃を受け、そこから関係者に取材を重ね制作した初長編映画、『フルートベール駅で』がサンダンス映画祭で上映され[4]、クーグラーはヴァンガード賞を受賞した[5]。本作は映画祭で大反響を受け、熾烈な配給権争いが各配給会社の間で起きた。結果、配給権を征したワインスタイン・カンパニーにより、2013年7月に全米公開。これに先駆け、第66回カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品され、第一回長編作品賞を受賞した。この作品は全世界で1700万ドルの興行収入を得た。
2015年、ロッキーシリーズのスピンオフである『クリード チャンプを継ぐ男』を制作。本作は神経痛に苦しんでいた父親からインスピレーションを得た作品で、同時にその父親が大のロッキーファンであり、クーグラーの試合前に、いつもロッキー作品を見せられていたことから、この作品の原案が完成した。本作は、全世界で1億7千万ドルを売り上げ、批評家からも高く評価された。今作によりシルベスタ・スタローンはゴールデングローブ賞 助演男優賞を初受賞し、アカデミー賞にも39年ぶりにノミネートされた。
2018年、マーベル・コミック原作のブラックパンサーを監督。今作は全世界歴代興行収入ランキングにおいて、9位(当時)を獲得。批評家からも絶賛され、アカデミー賞に推す声も上がり、マーベル・スタジオも異例のアカデミー賞ノミネートキャンペーンを展開。結果、マーベル映画としては初のアカデミー作品賞を含む7部門ノミネートを受け、衣装デザイン賞、美術賞、作曲賞の3部門を受賞。この映画の成功により、クーグラーは世界で最も影響力のある人物100人の一人に選出された。
フィルモグラフィー
映画
テレビシリーズ
年
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題名
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役割
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備考
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2024
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Eyes of Wakanda
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製作
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Disney+オリジナルアニメ
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2025
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Ironheart
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製作総指揮
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Disney+オリジナルドラマ
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脚注
外部リンク
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1974 - 1980年 | |
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1981 - 2000年 | |
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2001 - 2020年 | |
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2021 - 2040年 | |
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