座標: 北緯53度45分 東経87度07分 / 北緯53.750度 東経87.117度 / 53.750; 87.117
ノヴォクズネツク(Новокузнецк、 発音:/nəvəkʊzˈnʲetsk/、 意味:"new smith's" 、 英: Novokuznetsk)は、ロシア連邦のシベリア連邦管区ケメロヴォ州の都市。人口は53万7480人(2021年)で、州都ケメロヴォと互角である。石炭産業が盛ん。ノボクズネツクとも。
歴史
1618年、コサックによってトミ川に面する要塞 (Кузне́цкий острог、Kuznetsky ostrog)として建設され、1689年にクズネツク(Кузне́цк、Kuznetsk)と呼ばれるようになった。1930年代、スターリンの施策によって急速に発展し、重要な工業都市となる。
1931年にノヴォクズネツク(新クズネツク)に改称。翌1932年にスターリンに因みスターリンスク(Ста́линск、Stalinsk)と改められたが、1961年にノヴォクズネツクに戻された。
1857年に、ここでフョードル・ドストエフスキーが最初の妻マリア・イサエヴァ(Maria Dmitriyevna Isaeva)と結婚している。
第二次世界大戦後、第525収容地区(ラーゲリ)が設置されて、シベリア抑留の対象となった日本人捕虜が収容された歴史がある[4]。
姉妹都市
ギャラリー
脚注
- ^ “CITY POPULATION”. 22 May 2023閲覧。
- ^ 2011年3月27日まではUTC+7だったが、それまでの夏時間を通年の標準時とする形で夏時間制が廃止されたためUTC+8となった。2014年10月に再び標準時が変更されたため現在はUTC+7。
- ^ 2011年3月27日まではクラスノヤルスク夏時間 (Krasnoyarsk Summer Time、KRAST) があり、 UTC+8 であった。
- ^ 長勢了治『シベリア抑留全史』原書房、2013年8月8日、187頁。ISBN 9784562049318。
関連項目