サラマンドル賞 (Prix de la Salamandre) は、かつてフランスのロンシャン競馬場で行われていた競馬の重賞競走。毎年9月にGroup 1の芝1400mの競走として行われていた。
概要
1872年にシャンティイ競馬場で第1回が行われた。1900年にロンシャン競馬場に移され、賞金も10,000フランに増額された。1908年には15,000フランまで引き上げられた。1971年に重賞の格付けが行われたとき、フランスの2歳馬が出走可能なG1競走の1つに選ばれた。他にはロベールパパン賞[注 1]、モルニ賞、クリテリウム・デ・プーリッシュ、グランクリテリウム、フォレ賞[注 2]があった。
フランスギャロは2001年に2歳馬路線の大幅な改編を行い、サラマンドル賞を廃止し、新しくクリテリウム・アンテルナシオナルを創設した。最後のサラマンドル賞は2000年9月16日に行われた。
歴史
- 1872年 創設、シャンティイ競馬場で開催
- 1900年 ロンシャン競馬場に移動
- 1958年 Lovely RoseとPrincilonが同着優勝
- 1971年 G1に格付け
- 1982年 Deep RootsとMaximovaが同着優勝
- 2001年 廃止
主な優勝馬
脚注
- ^ 後にG2に降格する。
- ^ 現在の出走条件は3歳以上である。