Zendesk
Zendeskは米国カリフォルニア州サンフランシスコ市に本社拠点をおく、ソフトウェア開発会社である。Zendeskと呼ばれるクラウド型カスタマーサービスプラットフォームを製品として提供し、チケット(問合せ案件)管理、セルフサービス、アフターサポート機能などのソリューションをもつことを特徴とする。 2007年に設立され、現時点で社員が約3,500人[1]、Zendeskは140カ国[2]にある4万社[3]以上の顧客に活用されている。 会社の歴史Zendeskは、2007年にデンマークのコペンハーゲン市において、ミッケル・スヴェーン氏、アレクサンダー・アガッシポア氏とモーテン・プリムダール氏により設立された。3人は小さなロフトから自力で事業を立ち上げた。Zendeskは2008年6月、クリストファー・ジャンス氏というエンジェル・インベスターから50万ドルの新ビジネス立ち上げ資金を受け取り[4]、2009年にはチャールズ・リバース・パートナーズからシリーズB資金で600万ドルを調達した後[5]、本社を設置するためにサンフランシスコに引越した[6]。2012年に、4500万ドルの資本と1500万ドルの信用供与からなる6000万ドルの調達と合わせ、投資総額は8600万ドルになった[7]。 製品ZendeskZendeskのソフトウェアはRuby on Railsで書かれ、複数のコンテンツ管理システム(CMS)、顧客関係管理ツール、ウェブアプリなどと統合できることを特徴とする。[8][9]Zendeskのプラットフォームはモバイル利用に最適化され、2013年3月にリリースしたiPad用Zendeskアプリをはじめとする、iOSプラットフォーム向けのネイティブアプリケーション開発にフォーカスしている。[10]2013年12月に、ZendeskとSurveyMonkey及びMailChimpとの連携機能を発表し、Zendeskからアンケートやメールキャンペーンを作成できるようになった。[11] ヘルプセンター2013年8月にZendeskは、Zendeskカスタマーサービスプラットフォーム上に「ヘルプセンター」機能をリリースした。エンドユーザーが、カスタマーポータルを通じて検索したり、ナレッジベース(FAQサイト)、コミュニティ・フォーラムなどのセルフサービス機能へアクセスできるプラットフォームである。ヘルプセンターはRuby on RailsとJavaScriptで作られ、カスタマイズ可能なテーマや、コンテンツを増やすことでより改善できるナレッジベースを特徴とする。[12] 日本市場
2012年5月にZendesk製品の日本語版の提供を開始した。2013年2月28日に「株式会社Zendesk」を設立。[14]同年に東京オフィスを開設した。[15] 所在地Zendeskのオフィスは以下を含む、8カ国に所在する。[16] 受賞
出典
外部リンク
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