ZAM
ZAM(ジャム、잼)は、1990年代前半に活躍していた韓国の男女混成アイドルグループ。当時の所属事務所は大成企画(現:DSPメディア)。 概要1987年にデビューした消防車はDSPの創業者であるイ・ホヨンが別の芸能会社(ハンバッ企画)に務めていた時期に売り出した歌手だったため、事実上、ZAMがDSPメディアから最初にデビューしたアイドルグループである。 夜叉のリーダーだったジョ・ジンスが夜叉を解散後、兵役期間(兵役義務)に入り、軍生活の中で見た日本のダンスグループZOOのダンス映像を見て衝撃を受け、除隊後、DSPメディアに移籍して新しいグループを結成する。当初はZOOのように10人以上(11人組)のメンバーで構成される予定だった。DEUXのキム・ソンジェ、歌手出身のイム・サンア、Noiseのキム・ハクギュ、B.Bのユン・イジなども在籍していた。その後、男性4名と女性2名の6人組に再編成されたが、タイトル曲のレコーディングを終えた後、女子メンバーのユン・イジが脱退し、最終的に5人組体制となった。唯一の女性メンバーであるユン・ヒョンスクは元々、夜叉のファンだったことからジョ・ジンスが自らスカウトしたという[1]。 1992年「私は止まらない<난 멈추지 않는다>」でDSPメディアからデビュー。1990年代初頭の韓国としては珍しかった女性1人に男性4人のグループで、大衆的なダンスと音楽は10~20代に大きな人気を得た。韓国初の2人組以上で構成された男女混成アイドルグループだった。デビュー曲は、2012年にTEEN TOPがカバー[2]、2017年にKARDがリメイクした[3]。KARDはDSPメディア所属の混成グループという点で直接的な後輩グループだと見ることができる。 1集活動終了後メンバーが何度か入れ代わり、3集まで活動してグループは解散した。 紅一点のユン・ヒョンスクはZAMを脱退した後、1994年に3人組混成グループ1730のメンバーであったイ・ヘヨンとCOCOというデュオで活動した。 解散の理由について2015年のラジオ番組でファンとキムが「ユンの脱退による人気低迷」であると明かした[4]。 メンバー
ディスコグラフィー
解散後2015年4月、23年ぶりにKBS 1TVのコンサート7080に初期メンバー5人が揃って出演した。2016年6月、人気バラエティ番組「シュガーマン」に4人で出演した[4]。 脚注
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