YOSAKOIさせぼ祭りYOSAKOIさせぼ祭り(よさこいさせぼまつり)は、1998年に始まった長崎県佐世保市の地域おこしイベントである。高知市のよさこい祭りを参考にした札幌市のYOSAKOIソーラン祭りのブームを参考にし、四ヶ町商店街の関係者らによって作られた。 概要九州では最も大きなYOSAKOIの一つで、例年10月下旬の金曜日に前夜祭、土曜日・日曜日に本祭りという日程で行われる。佐世保市内の複数箇所の公道や商店街、公共施設などを会場として一部占有し、市外からの参加者を中心とした7,000人の踊り子が演舞する。 歴史
演舞会場パレード形式
ステージ形式
かつての会場
ルール審査基準は「心動かし、感動した」こと。第1次審査(体育文化館会場)では一般公募による市民審査員が審査を行う。2007年からはパレード形式で行う会場(山県会場を除く)においても地方車の先導により前進しながら演舞する形式を遵守していたかについて審査を行うようになった。本審査(名切お祭り広場会場)では本審査委員(2019年現在10名。審査委員長はV・ファーレン長崎代表取締役社長高田明)が第1次審査を通過、及び敗者復活戦を制した18チームについて審査し、大賞を始め各種賞を選出する。 問題点佐世保市内各所の公道や商店街、公共施設などが会場として利用され、祭りの期間中は市民生活に影響を及ぼしている。生活道や公共施設などが利用できなくなる問題、会場近隣の騒音問題、交通や人の規制による混雑[3]など、幅広い地域への負担を強いる一方で、経済効果の規模が小さく、恩恵を受ける関係者も限定的である。開催による経済効果はイベントの前後期間を含めて23.8億円(2019年[4])であり、佐世保市内総生産額である年間7,800億円(1日あたり23.1億円[5])の規模に対し、1000分の3程度である。 また、これまで伝統的に行われてきた神事、佐世保くんち・させぼ祭りを衰退させる形で本イベントが成長してきた点、一部の商店街関係者による営利目的のイベントである点、縁もゆかりもない他所の祭りを模倣している点、踊り子の7割以上が市外からの参加者で地域性が薄い点など、様々な問題点が挙げられ、市民からは必ずしも支持されていると言えない。[要出典] 賞2007年(第10回)の賞。 本審査進出チームへの賞
その他の賞
脚注
関連項目
外部リンク
|