Wikipedia‐ノート:表記ガイド/西暦と和暦を併記する際の順序について
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スタイルマニュアルの初版では「和暦と西暦」という表現だったものの、後にノートで西暦優先という合意形成が行われ、本表記ガイドの初版に反映された。その後別の経緯で和暦を先にした文例がスタイルマニュアルに追加され、その後本表記ガイドに転記された、という経緯であると把握しました。 私としては、表記ガイドの趣旨からしても、どちらかに統一されている方が望ましいと考えますし、節の冒頭で既に「西暦を原則とする。和暦は併記してよい」と明示されており、西暦を優先とする合意形成も行われていることや、「記述が日本中心にならないように」という観点からも、西暦を優先するのがよいと考えますし、現時点では西暦を先に優先して記述することに理があると考えています。ただ、ナショナリズムに絡んだ問題で、和暦より先に西洋の暦を表示することが国辱的であると考える方がいることも、一定の理解は示しているつもりです。こうした統一を不服とする161.73.57.98氏、Naigai氏の「恣意的な改変による由々しい表記狭矮化」という主張に理があるとするなら、いっそのことガイドラインに、 西暦を原則とします。和暦も併記することができます。 西暦と和暦を併記する場合は、以下のどちらでも構いません。
のような形で明文化すべきであると考えます。どうでしょうか? --Kanohara 2010年4月28日 (水) 13:56 (UTC)
コメント旧暦時代を含めて西暦優先とし、和暦および元号が定められていない場合は天皇在位年を併記可能を提案します。(今までの和暦を優先してよいから少し考えが変わりました)その理由として
です。そろそろ色々な観点が出てきて、整理すべきですね。--アルビレオ 2010年5月1日 (土) 12:04 (UTC)
和暦のみを用いてすべての行動が行われてきた日本史という空間では、和暦を先にし、理解に便利であるから参考として西暦の様な統一年紀を附けるのが本筋であり、同様にイスラム文化の中で起こった出来事はヒジュラ暦、タイでは仏歴とすべてにその文化本来の暦を優先的に記して始めて中立的と言えるだろう。 反対派の意見は自分が無意識に当然としているものの押し付けでしかない。中でもあら金氏の様な考えは、そもそも"なぜ中立的でなければならないか"の前提である多様性の存在を無視したものであり、之に強く反対する。 和暦優先は和暦を使ってすべてを処理していた文化内の事を語る場合、特に旧暦時の様な暦そのものが同期しない時代の事を言及する際は、正確さという点において明らかな利点がある。 また西暦を先にしようと、和暦を先にしようと、それが並んで表記されていれば、読む側に混乱というほどのものが起きるとは到底思えない。分かりやすいかどうかは、杓子定規な押しつけでなく、場合によりどのように説明するかといった文脈に依存する。多様性への考慮を書いた画一的な規則により、わかりやすさや正確さが失われるのを防ぐ為に、むしろ場合に応じた柔軟性の担保こそを統一規則として制定しておくべきである。 --射丸蔵 2010年12月19日 (日) 10:14 (UTC) 論点の再設定論点が錯綜してきているように思いました。整理してみます。西暦を書かなければならないという点については、合意があると考えます。西暦、和暦(または西暦以外の暦)の記述方法として、
上記二つの考えを前提として議論が進みましたが、論点は以下のことに移行してきたと思われます。
既に、これらについての意見も述べられていますが、やや派生的な論点として扱われてきたと思いますので、あらためて「一定の範囲に限定して、「その他の暦(西暦)」を採用する、あるいは許容する」かどうかについて、意見をお願いできますでしょうか。 どういうふうに書けばいいのか、という点で、共通の認識が得られたら、本ガイドラインで、それを適切に反映した文章に改めることはできると思います。--Ks aka 98 2010年5月2日 (日) 09:05 (UTC)
(確認)ここでの取り決めの適用範囲は歴史関係の記述だけではないのですか?私はそう思って上記の意見(要約すると「画一的に決めなくてもいいじゃないか」)を述べたのですが、議論に参加している方々の発言を見ると、その辺の認識がまちまちなように感じます。全ての分野に適用するとすると、例えば、”平成○○年度予算”とか”平成○○年○月法律○○号”のような名称や、「平成○○年度から実施」といった記述も”20××年度予算”、”20××年○月法律○○号”、「20××年度から実施」のようにするのですか?現在でも日本の政府等での年号に関する表記や法律等の命名は和暦が原則ですよね。統一すべきという意見の方々は、そのようなものも西暦に改竄するべきと主張されているのでしょうか?--uaa 2010年5月4日 (火) 12:32 (UTC)
コメント ルールの策定において「原則と例外」を定める場合、「例外」の範囲をしっかり定めなければならないと思います。また、あまり細かくすると煩雑なので、例外の範囲は狭くした方がよいと思います。そこで、再度提案します。
「固有名詞」の範囲については議論があるかもしれませんが、細かい記載例については他のガイドラインによっても定められているので、年月日表記のガイドラインとしてはこの程度の緩さで構わないと思います。--Qrsk075 2010年5月5日 (水) 02:10 (UTC)
コメント 「一定の範囲に限定して、「その他の暦(西暦)」を採用する、あるいは許容する」に賛成です。「一定の範囲」については、「その他の暦(西暦)」を使用する分野のプロジェクト(無ければ、ポータルや執筆者間の合意)がその必要性を検討し、採用が妥当であるとの結論を得れば本ガイドラインに「その他の暦(西暦)」が使用できる例として追記していけばよいでしょう。--ととりん 2010年5月5日 (水) 12:49 (UTC) コメント 「一定の範囲に限定して、「その他の暦(西暦)」を採用する、あるいは許容する」に「条件付で」賛成です。条件は、
です。--Goki 2010年5月9日 (日) 02:48 (UTC) コメント 例外を認めるのであれば、原則を「西暦」或いは「西暦(その他の暦)」とすることに異論はありません。例外については例示に止めるということについてはGokiさんと同意見です。例外の範囲についてはQrsk075さんの意見でよいと思います。そのうち明治改暦以前の取扱いについてはKs aka 98さんの意見通りプロジェクトで議論しましょう(日本史分野の1次史料が日記などの場合で、当該事件が○○(元号)○年に起こったとしか分からない場合もありますので、その場合は元号にリンクを貼ることを条件に「その他の暦」のみの表記も認めるべきだと思います。)。Naigaiさんの意見については心情的に理解できますが範囲の判断を巡って編集合戦を引き起こす可能性が高いため消極的に構えたい。いずれガイドラインなのだから少なくとも原則は定めておく必要があります。--ろう(Law soma) D C 2010年7月13日 (火) 00:43 (UTC)
年月日・時間の対象範囲Qrsk075さんの2010年5月5日 (水) 02:10 (UTC)のコメントのうち、「固有名詞」、「引用文」については 年月日・時間の節全体に適用されると考えます。節の先頭に『以下は記事の中で年月日・時間について記述する場合に適用する。著作物の名前に年月日・時間が含まれる場合など「固有名詞」には適用しない。また、引用する場合にも適用しない。』を追記したいと考えます。--アルビレオ 2010年5月5日 (水) 09:00 (UTC)
西暦が判明しない場合の扱い日本の歴史に限りませんが、ローカルな暦が使われていた時代の事項については、例えば天文5年1月としか書かれていないと、それが1535年か1536年かわかりません。このようにローカルな暦での年がわかっていても、かならずしも西暦がわからない場合があります。その場合の表記についてですが、
といったスタイルが考えられます。私としては、2番目の和暦年月(西暦年、ただし両年を併記)の表記としたいところですが、かなり微妙であり、1,2,3,4のどれでも可としても良いと思います。#5は他の事項との比較ができないので避けたい。#6はわかりにくく、見にくいのでさけたい。(例に挙げたのは豊臣秀吉の誕生月のつもりでしたが、天文 (元号)の記述の西暦年が間違っており、かつ「豊臣秀吉」の記事ではそもそも5年1月1日が少数説のようなので、後で手を入れておきます。)--アルビレオ 2010年5月5日 (水) 09:00 (UTC)
コメント アルビレオさんの例示の場合なら2番目「天文5年1月(1535-1536年)」がよいと思います。1番目、3番目だと「1月」がユリウス暦の1月に見えますし、1番目だとそもそも西暦何年の1月なのかという余計な疑問を生みます。4番目の場合は教科書の凡例と同様の記載を表記ガイド等に明示しておかないと混乱を招きます。なお、上でも書きましたが日記等で「天文5年」としか確定できない歴史上の事件の場合は西暦年が確定できません。この場合はアルビレオさんの2010年5月23日 (日) 08:53 (UTC)の発言と同様、「天文」に「天文 (元号)」へのリンクを貼っておくことを必須にすれば年が分かるので「和暦」のみで十分だと思います。--ろう(Law soma) D C 2010年7月13日 (火) 00:53 (UTC) 元号がない場合について現状を追認する提案です。和暦では元号と続く年によって表現する、となっていますが、例えば元号が定められる前については、推古天皇30年のように、天皇在位年が広く使われています。現状の表記ガイドの記述の「和暦も併記することができます」を、「和暦(元号が定められていない場合は天皇在位年)を併記することができます」とし、「例: 2006年(平成18年) 」を「例: 2006年(平成18年) 622年(推古天皇30年)」とすることを提案します。--アルビレオ 2010年5月23日 (日) 08:53 (UTC)
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