Wikipedia‐ノート:管理者/削除についての議論Wikipedia‐ノート:管理者の削除について説明と議論を行うために設けたページです。 経緯Wikipedia‐ノート:管理者での議論を受けて、僕自身そのページを削除するべきかどうか議論し、考えていましたが、Yoshitaka Miedaさんにメールで連絡をとったところ、そのページの削除を望まれるということでした。 理由は、Miedaさんの名誉を傷つけるような書き込みがRonaさんによってなされているから、ということです。これが削除を考える第一の理由です。 いわゆるプロバイダ責任制限法について僕が理解しているところによれば、明らかに名誉毀損などの可能性がない(名誉を傷つけていない)ということであればともかく、そうでなければ、Ronaさんの反論がない限り、削除することで管理者やウィキメディア財団は賠償などの免責が受けられるということだと思います。 また、RonaさんがMiedaさんの主張に対して異議を唱えた場合、このページを削除するか否かは管理者の手を離れ、免責が受けられるということになります。そこで、ひとまずは削除を提案し、Ronaさんのご意見を伺うのがよいだろうと思いました。(こちらに書き込んで頂いても、メールを下さっても結構です。>Ronaさん) 同時に、Ronaさんはこれまでのところ証拠保全上の理由からこのページが削除されないことを望んでおられますが、Ronaさん自身の名誉が傷つけられたとされています。これについてはT.NakamuraさんとFalcosapiensさんとの間で若干賛否が分かれているようですが、仮にそうであれば、十分な証拠保全を行った上で削除、というのが適切な措置であるような気がしました。 名誉毀損があったかどうかとは別に、Miedaさんは上に挙げた理由から削除を要求されているので、この件については、特にMiedaさんが異議を唱えることの可能性は考えなくてよいように思います。 ちなみに、これまでにウィキペディアでは参加者が別の方を中傷したことが元になって記事が削除されたケースが1件あります。その際は中傷された方が依頼し、もう一方の方がお詫びをされ、削除に同意された上での削除でした。 ご意見のある方はよろしくお願いします。Tomos 22:43 2003年12月23日 (UTC) 意見など基本的に僕は賛成ですが、当事者の一人であるRonaさんが削除しないことを希望される場合にはちょっと考え直すかも知れません。詳細は以下に。Tomos 22:43 2003年12月23日 (UTC)
Yoshitaka Miedaさんから、このような依頼が出されていることには、驚きを禁じえません。私はてっきりMiedaさんがご自身の発言を反省され、Ronaさんと冷静に話をするための冷却期間をおいているか、又は、謹慎なされているものだと考えておりました。したがって、このような話を聞くのはきわめて残念です。しかも「早急な対応」を要求なされているという部分には、更なる驚きを覚えました。私は、このような理由での削除については、慎重でなければならないと考えております。少なくとも十分な調査をしないうちに、削除を実行してしまうことには反対です。Yoshitaka Miedaさんは、削除を依頼するのであれば、Ronaさんのどの発言がなぜ名誉毀損なのかを明らかにする必要があります。それがないうちから削除を実行する必要はありません(法的にも、プロバイダ責任制限法3条1項の1号2号いずれにもまだ該当しているわけではないと考えられますので、その必要はないと思います。つまり、さしあたりMiedaさんの「早急な対応」の要求に応じなくても、免責には影響はないということです。むしろ、この点に関してRona さんの意見を調査することに時間を使うべきです)。また、仮にMiedaさんとRonaさんの双方が結論として削除を支持したとしても、その理由は違うわけですから、その点を曖昧にして削除することには反対です。MiedaさんのRonaさんに対する発言と、RonaさんのMiedaさんに対する発言の両方が問題となっているのであれば、(しかも、迅速な技術的対応がページの全版削除しかないのであれば)、免責のためには、その両方の問題につき3条の1 項・2項をともにみたさなければならないからです(それぞれの場合によって、想定すべき権利主体が、1項と2項で入れ替わります)。もちろん、法的な問題以前に、倫理的な問題としてそうであるべきだと考えますが。 なお、Falcosapiensさんと私の結論は、「証拠保全→削除」で一致していると思います。ただ、これはMiedaさんのRonaさんに対する発言に関する見解です。RonaさんのMiedaさんに対する発言については、別に検討する必要があります。Miedaさんからきちんとした理由が示されていない現段階では、まだ何もできませんが。 それから、Tomosさんが「今後も議論するに値する件(管理者の名称変更、現在の管理者の問題、プロバイダ責任制限法や名誉毀損や侮辱に関する法的な議論)」とおっしゃっている部分は、おっしゃるとおり、何らかの形で残しておくことがよいと思います(一から仕切りなおし、という案には賛成できません)。私が投稿した部分は、あとで私自身が何らかの形で使うことがあるかもしれませんので、どこからどこまでが私の投稿部分だけかということがきちんと明らかになる形で残していただけると、著作権の面からありがたいです。お手数をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします。 T. Nakamura 23:52 2003年12月23日 (UTC) T. Nakamuraさんの意見を読んで、ちょっと説明が足りなかった気がしたので、もう少しご説明します。
Tomos 01:04 2003年12月24日 (UTC) Ronaさんの名誉を考慮して、という削除には反対します。名誉回復の手段は、削除だけとは限りません。話しあいの中でRonaさんの名誉が回復されることは十分ありえます。現に今、そのプロセスが進み、完了しつつあります。この流れを見過ごして現在あのページを読む人はいないでしょう。残してもRonaさんの名誉は傷つきません。現在の提案にもとづく削除は、Ronaさん「も」ひどい発言をしたという印象を、またしても削除を用いて作り出すことになります。 想像になりますが、Ronaさんは、問題を隠すのではなく、明らかにする道を通じて名誉回復をしたいと望んでいるのだと思います。その場所としてウィキペディアがふさわしくないと感じたから訴訟を検討したのでしょう。ウィキペディアを期待に応えられる場所と認知すれば、Ronaさんは訴訟の方を考え直すのではないかと推測します。 許しや和解のために、Ronaさんが削除に同意することはあるかもしれません。そういう理由で両者がともに依頼するなら、私は賛成します。 残るはYoshitaka Miedaさんの要求についてです。Tomosさんは彼の意思の代弁を一任されたのでしょうか。そうでないなら、削除依頼の理由は、Tomosさんの理解ではなく、Yoshitaka Miedaさんの言葉で伝えてください。Kinori 03:18 2003年12月24日 (UTC) ご意見ありがとうございます。とり急ぎ関連する点について僕が説明できそうな点を補足してみます。
Tomosさんのご意見、Kinoriさんのご意見を拝読して、考えたことを書きます。
T. Nakamura 10:51 2003年12月24日 (UTC) Ronaです。 私によってMiedaさんの名誉を傷つけるような書き込みがなされている、ということを理由とする以上、(T. Nakamuraさんもご指摘の通り)私のどの発言が名誉を毀損しているのかを明らかにして頂く必要があると考えています。 問題の箇所や理由が特定出来なければ、反論や釈明による問題の解決、あるいは謝罪や撤回による名誉の回復を行うことはできないでしょう。そういった状態において、削除の同意・非同意について判断することなどできません。そういった判断をする以前の段階にあると考えています。 直接の回答は以上です。 また、Miedaさんからは、ウィキペディアの場では(投稿を控えていらっしゃったとのことですので)もちろんのこと、Tomosさんを通じても、私に対する名誉を毀損する発言に対するなんらのコメントもいただけておりません。(もしかしたらTomosさんには何らかのコメントをしているかもしれませんが、私は知るよしもありません。) Rona 17:26 2003年12月24日 (UTC) Ronaさんのお返事を受けて、とりあえずひとことだけ。 Miedaさんの真意を理解できた感じがしない、というお話、もっともだと思いました。それについては、やはりRonaさんがMiedaさんに直接コンタクトして下さるか、そうでなければMiedaさんから僕が頂いたメールをそのままRonaさんに転送するか、ということだろうと思います。ウィキメールでメッセージを送られるのがよいのではないか、と思います。(ウィキメールはどうやら文字コードがUTF-8になっていて、メーラーなどによっては読めなくなってしまうようですが)また、僕からもMiedaさんにRonaさんがそのように考えていることをお伝えし、Miedaさんから直接メールを送るか、僕が頂いたメールを一通りRonaさんにフォーワードしてもよいと許可を下さるように、お願いしてみます。メールをやりとりすれば真意がわかるというものでもない(感情的なわだかまりがある今回のような件では特に)という気もするのですが、少なくとも僕を介さない分、Ronaさんご自身の解釈・理解に基づいて決定できるというメリットはあるでしょうし。Tomos 19:31 2003年12月24日 (UTC)
Ronaさんへの質問ですが、Miedaさんのウィキメールへは問い合わせをされましたでしょうか? Miedaさんがどの部分を問題箇所と感じたかを Wikipedia上で公開する必要はありません。(それによってMiedaさん自身がより名誉の毀損が拡大した、と感じる可能性もあると思います)話の流れとしてRonaさんがWikipedia上に書き込まれたのは理解できるのですが、Rona さんが名誉を毀損されたと感じられた部分をWikipedia‐ノート:管理者に公開した形で書き込まれたことも本来必要ではないと私は感じます。何よりも Wikipediaのノートページの目的である百科事典を作るための議論、と非常にかけ離れているからです。反論や謝罪に付いてもこの場で行うこととはプロジェクトの観点から考えにくいものです。お互いにこの場で和解できればそれが最も良いと思われますが、Miedaさんはしばらく顔を出せそうにないとおっしゃっていますし、現状ではその可能性は低いと思われます。一応一連の流れは理解しているつもりで書くのですが、現状RonaさんとMiedaさんはお互いに少しずつ誤解をされているように私は感じました。(あくまで主観的な感想です)以上から、Ronaさんが直接Miedaさんと話し合われるのが最も良い選択肢のように思います。 それから、ここでの議論は、管理者などが復活できる形でWikipedia‐ノート:管理者を公に閲覧できる状態から削除することにRonaさんが反対されるか賛成されるか、であって、完全なデータの消去についてや、今後の展開や、具体的にどの部分が法的に問題なのかを明らかにするかと言ったことに関する物ではありません。T.NakamuraさんやFalcosapiensさんの助言がある前から、プロジェクトを運営していくために私も削除が妥当と考えていました。何度も説明されていますが、削除しても管理者の権限があれば取り出せる形で保存されますし、少なくとも法的な根拠から再生の要求があったときに拒否はしませんし、できないでしょう。問題箇所の特定も、公にした状態でなくとも個人間で行えるはずです。これらのことはほとんど既にTomosさんが書かれていたことなのですがどなたも言及されていないようでもう一度書きました。そこでRonaさんにもう一度伺いたいのですが、プロジェクト運営のために公に見える場からの削除についての同意・非同意についてご意見いただけないでしょうか?Suisui 20:33 2003年12月24日 (UTC) 何点か思ったことを述べます。 まず、私は、Tomosさんのお話を、「Ronaさんが名誉毀損発言であると指摘したこと」をMiedaさんは名誉毀損であるとお考えで、そういう理由で削除以来をお出しになった(つまり、現状で既にMiedaさんの削除依頼の理由となる箇所は明らかになっている)、ということだと理解したのですが(そして、そういうことであれば棄却すべきだという意見を述べたのですが)、この理解はRonaさん、Suisuiさんと享有できていないように思います。この点を明らかにしてから議論を続けたほうが有益だと思いますが、いかがでしょうか? 次に、公開や仲介ではなく直接メールで話をすれば、いろいろと表で書けないことも書けるでしょうから、解決が早まる可能性は大いにあると考えられます。Tomosさん、Suisuiさんの案は良い案であると思います。ただ、前提として、Ronaさんが公開しないとMiedaさんに約束しておいたほうがよいかもしれませんね。まあ、本来信書は勝手に公開しないものですから、当然のことですが、誤解のないようにということです。Ronaさんからすれば、「相手のほうからこそ謝罪のメールを送ってくるべきだ」という感情もおありなのではないかと推察しますが(もし違っていたらごめんなさい)、これまでいろいろな方々がいろいろな形でこの紛争の解決に尽力しているのですから、そういう方々の気持ちも汲んでみるのも立派な態度だと思いますよ。 ただ、Suisuiさんのご意見の中に、何点か気になる点がありましたので、これらについてわたしの考えを述べておきたいと思います。
さしあたり以上です。T. Nakamura 07:23 2003年12月25日 (UTC) 経過報告サーバのトラブルで少し間が開きましたが、メールを使ったやりとりで僕がわかっている部分だけ、その後の進展などを報告します。 まず、Yoshitaka MiedaさんとRonaさんお2人へのメールを送りました。Ronaさんは僕を通さずに、Yoshitaka Miedaさんから主に2つの件について直接説明を聞きたいことをお伝えしました。
Yoshitaka Miedaさんはお忙しいようでしたし、これまで僕にメールで説明して頂いた点でしたので、Yoshitaka Miedaさんが訂正するなり補足するなりといった形で使えれば、と僕が両件について理解しているところを書き添えました。 また、お2人でやりとりをする場合、僕にメールをCCで送って頂いてもよいこと、その際にはメールをきちんと読むが、原則介入はしない、というようなこともお伝えしました。 その後、ウィキペディアのサーバがダウンしたため、Ronaさんからはウィキメールを送れず、(僕からのメールではYoshitaka MiedaさんのアドレスはRonaさんに伝わらないようになっています。)僕にメッセージの中継をお願いするメールを頂きました。今後の対話の継続方法についての提案などについてのものです。それをYoshitaka Miedaさんにお送りしました。 その後、ウィキペディアが復活せず、また状況の進展を示唆する情報などもありませんでしたので、Ronaさんに更にメールをお送りしました。主な内容は、この問題が速やかに解決しなかった場合、あるいは解決しそうにない場合、Wikipedia‐ノート:管理者を削除してもよいと思うかどうかです。 僕の個人的意見は上述の通りで、今回の件が起こった当の場所である同ページで何らかの解決があれば、それがよい形だと思います。これはこれまでにこのページに意見を書かれた方々もおおむね同意見ではないかと思います。ただ、そういうことが起こる可能性については楽観していませんので、対策を考えておくに越したことはないだろうと思いました。 Ronaさんからはウィキペディア復旧前にお返事を頂きました。削除の理由によってご意見が異なるということで(もっともな話だと思いますが)それをを僕なりに要約すると、以下のようになります。
また、第一希望は、同ページでYoshitaka Miedaさんによる謝罪、撤回などがあった上での削除、ということでした。このような措置がないままに削除が行われてしまうと、名誉回復がないまま、単に名誉をこれ以上傷つけない状態になる、という点がやや残念、と。 以上が、僕が知っている限りのこれまでの経過です。 早急な解決がない場合にどうするべきか、考えてみようと思います。Tomos 09:52 2003年12月27日 (UTC) サーバが復活したようですね。 この ノート:管理者/削除についての議論 では、Tomosさんによって削除理由が「私がMiedaさんの名誉を毀損した」ためと説明されているため、その点を理由にした削除についてのみの見解を述べさせて頂きました。 「私の名誉を毀損する文面が含まれている」ことを理由とした削除については、ノート:管理者でのみなさんの議論によって「(証拠保全後)削除すべき」という合意に達しているものの、削除依頼は今のところ正式には出されていない、という状態であると認識しています。 で、この現状をふまえた私の第一希望は、ノート:管理者の「今後の対応方針について」で書きましたように、ノート:管理者等で謝罪・撤回して頂くことにより私の名誉を回復したのちにノート:管理者をまるごと削除して頂くことです。 ですが「すみやかな謝罪などの決着が望めないかもしれない」「すみやかに削除したい」というのがTomosさんやSuisuiさんのお尋ねの背景にあると思います。 この場合「私の名誉を毀損する文面が含まれている」ことを理由とした削除依頼が出されたとするならば、私が反対する理由はありません。 第一希望はすでに述べたとおりですので、積極的に賛成はしませんが、削除に同意します。 ウィキペディアでは、問題を感じた人は誰でも(理由を明らかにした上で)削除依頼を出せるはずです。これまでに「私の名誉を毀損する文面が含まれている」ことを理由とした削除依頼が出されていないのは、みなさんが私の意向を最大限尊重しようとして下さった結果であると思っております。
それについては大変感謝しておりますが、問題が解決するまでの間は、(上記理由によって)私が自ら削除依頼を出すことはしたくない、と考えております。
ですので、決着点として、TomosさんやSuisuiさんなど、該当ページに問題を感じ、かつ、すみやかな削除を希望される方によって「私の名誉を
毀損する文面が含まれている」ことを理由として削除依頼を出して頂く
ことを提案いたします。 ここで、なぜ私が「問題解決後の削除」を第一希望としているかについて補足説明します。 「私の名誉を毀損していない」ものとして既成事実化してしまう危惧については、「私の名誉を毀損する文面が含まれている」ことを理由として削除依頼が出され、それが(他の皆さんの同意が醸成された上で)削除されれば、ある程度緩和されるものと思います。他の皆さんによる同意はすでに醸成されているようですので、この問題については現在ではあまり心配していません。 それから、1点、技術的な疑問があるのですが、どなたかご存じの方がいらっしゃいましたら教えて下さい。 Rona 16:42 2003年12月27日 (UTC) 意見など(続き)以下の理由により、削除依頼を出します。
T. Nakamura 16:50 2003年12月27日 (UTC) ちなみに、一応、僕はこのページの冒頭でそういう提案をしたつもりです。Yoshitaka Miedaさんの削除依頼は理由のひとつですが、Ronaさんの名誉を傷つける書き込みももうひとつの理由です。どうもうまく伝わらなかったようですが。。 それから、以下に長文ですが、Yoshitaka Miedaさんからの依頼とSuisuiさんの意見をめぐって更に考えたことを記します。 Tomos 17:05 2003年12月27日 (UTC) Yoshitaka Miedaさんの削除依頼についての、法的な側面からの検討これまでの議論から、法的な面で僕に整理できるところを整理してみます。 依頼の理由は、Ronaさんによって訴訟を示唆する書き込みがあったことだ、と僕が以前理解した通りで考えています。 Ronaさんの言動について次の4つのいずれかの条件が満たされていれば、法的には、Ronaさんの発言を理由に削除する必要はない、ということになりそうです。
いろいろ考えてみましたが、これらのいずれかが確実に成立するだろう、とは僕には思えませんでした。 上記のT.Nakamuraさんのご意見は、Yoshitaka Miedaさんの依頼を却下してよいのではないか、とするもので、考えどころだと思ったのですが、それについても書いてみます。 依頼を却下してよい2つの理由が挙げられています。
ひとつめの点ですが、
Ronaさんの意図がYoshitaka Miedaさんに被害を与えることにはなく、証拠保全と、いさかいが起こった現場での和解の提示、というものであることを信じて、Yoshitaka Miedaさんがとるかも知れない解釈を無視してもよいのかがわからない、ということでもあります。 ふたつめの点ですが、 Wikipedia:ウィキペチケット、Wikipedia:個人攻撃はしない、Wikipedia:議論が白熱しても冷静に などに、誹謗中傷にあった場合の対処法などがいろいろ提案されています。具体的に今思い出せるところでは、ノート:マッカでのOjigiriさんの対応とか。(まあ誰にでもできることではないと思いますが)。また、Yoshitaka Miedaさんの今回の言動については既に他の方からも批判や再考を促す発言などが出ていますが、今回のRonaさんの書き込み(Yoshitaka Miedaさんの主張によれば、Yoshitaka Miedaさんの名誉を傷付ける書き込み)以降は、Yoshitaka Miedaさんは書き込みを停止し、ウィキペディア上でやりあわずにメールでのやりとりにすべきという意見を述べています。つまり、上記のガイドラインに提案されている対処法の内のひとつをとったと言えるように思います。 自分の評判を傷つけられたら相手の評判を傷つけようとする、というのは、ひとつの対抗手段ですが、他にもいろいろとできることがあり、それらが推奨されており、実際に実践されてもいるわけですが、また、Yoshitaka Miedaさんも一応ガイドラインに沿っていると言える対処をしたわけですが、それに対して削除に同意せずに議論の継続なりページの存続を希望している形になっているRonaさんの行為が正当防衛と言い切れるのかどうか、ちょっと疑問に思いました。 もちろん、上述のように、Ronaさんはそれなりに正当と思われる理由があってやっていることであって、そもそもYoshitaka Miedaさんに対して「やり返している」つもりなどないのだと思うのですが。 以上を考えあわせると、
といういずれかにならなければ、削除が適当だろうと思いました。 正当防衛については僕の明らかな勉強不足もあるので、調べてみようと思います。 それから念のため、法的な話を脇におくと、個人的には全然違う感想になりますし、他の方もそうなのではないか、と思うのですが、それは今回は書いていません。Tomos 17:05 2003年12月27日 (UTC) 運営上の理由による削除Suisuiさんが挙げられた運営上の理由による削除、というのを僕なりに考えてみました。 誤解のないように断っておきますが、「何故Ronaさんはこんなことをしたのか?」と非難したいわけではありません。(Suisuiさんも同じような断りを記していますが。)少なくとも僕は当初は何も不思議に思わず、反射的に法的な側面についてあれこれと考え始めましたし、メールのやりとりなど時間を費やしはしましたが、結果としては、学ぶことの非常に多いやりとりが展開されたと感じています。名誉感情を傷つけられたこと、前例やガイドラインがあるわけでもないこと、その後の展開の不透明さや証拠保全の緊急性などを考えても、Ronaさんを責めるのは行き過ぎでしょうし、もし誰かを責めるのであれば、Ronaさんの書き込みに反応して発言し、同ページで法的な議論が起こるきっかけを作った僕も責められる人の中に入るべきだろう、と思っています。 また、以下のような理由から、今回のRonaさんの書き込みは、ウィキペディアにとって適切なものだったと言える面があるように思います。
また、今回の件に特殊な条件として、以下のような理由も思いつきます。
以上から、今回のような書き込みがあること自体は原則としてそれほど問題にはできず、この件に特殊な事情を考えても、そのように言える面があるだろうと思いました。 削除すべきかどうかの議論は、
ただ、以上から考えると、例えば今後、次のような事態が起こった場合にどう対応すればよいのか、ということがちょっと気になります。
また、そうしたケースに限らず、利用者間の争いは、どのように対処されるべきなのか、ということが気になります。
以上を総合して思うのですが、(ぎこちない論の展開で済みませんが)、運用上の理由、というのは、Yoshitaka Miedaさんの削除依頼をどう扱うかをめぐる理由に収斂されるように思いました。 Tomos 17:05 2003年12月27日 (UTC) 当面のまとめこれまでの僕の考えたことを総括すると以下のようになります。
長文ですみません。ご意見などあればよろしくお願いします。 Tomos 17:05 2003年12月27日 (UTC) ページが削除されるとそのページへの投稿記録が消えるか?Ronaさんが既に投稿して下さっていたのを見落としていました。。済みません。ちょっと慌ただしい状況が続いているので。。 10件ほど削除されたページの履歴と、その履歴にある方の投稿記録とを見比べてみましたが、どうやら削除されると記録にも残らないないようです。投稿記録はどうもうまく機能していないらしく掲載漏れがあるとか、内容が変動するとかいう指摘があります。一部はそのせいかも知れませんが、たぶん全部が全部そうということではないでしょうし。 ただ、ここで判断を誤ったら後で面倒なことになりそうですし、英語版の井戸端にでも行って聞いときます。 Tomos 01:16 2003年12月28日 (UTC) なかなかサーバが復旧しなかったためRonaさんには既にメールでお伝えしておきましたが、Brionさんが井戸端に現れて答えてくれました。ページの削除と共に投稿記録も消えるそうです。[1] Tomos 23:02 2003年12月29日 (PST) 正当防衛、対抗言論、名誉毀損についての言論の自由いくつか関連する判例などを読んでみました。 確証を持って答えられるところまでは至りませんでしたが、3つぐらいの疑問がありました。
1)正当防衛について 他の手段をとりえたことや、現に他の手段をとっている人がいることなど僕が上に挙げたについては、そういう事情があっても、緊急の際の対応であるから構わないという風に考える説もあるようです。 正当防衛は手ごろな判例がなかったので、理論的な話や、暴力沙汰をめぐる判断などでした。 (例えばこちら)
2)対抗言論について ニフティサーブ上で起きた、いわゆる「本と雑誌のフォーラム事件」についての一審判決に意見がありました。原告であるユーザが名誉毀損、侮辱、プライバシー侵害、嫌がらせなど民法の不法行為にあたる仕打ちを別のユーザに受けたとして、それを放置したフォーラムの管理者を相手に訴訟を起こしたもの。判決文はここで読みました。http://www.law.co.jp/cases/fbook1.htm 原告がもう一方のユーザに対して充分な反論を行ってそれが功を奏しているので、不法行為が成立しない、という論が判決に含まれていました。また、被害者が加害者に対して不当な発言をした結果としてそれに対する反応として不当な発言で返された場合にも、それが対抗言論として許される場合があり、そうであれば違法ではないということも述べられています。仮にRonaさんの言動がMiedaさんの名誉を毀損するものだとしても、このような理由によってそれが違法ではないとされる可能性は確かにありそうだと思いました。 それから、2ちゃんねるで起きたいわゆる動物病院事件では、控訴審で2ちゃんねるの管理者が、対抗言論の余地があることを理由に、削除などをする理由がなかったとしている部分がありますが、それは棄却されていました。これがどの程度、どのように今回のケースにあてはめられるかについては僕には判決文を呼んだだけではわかりませんでした。 (判決文はここで読みました:http://www.law.co.jp/cases/2chdohos2.htm ) 3)削除依頼や議論を公の場で行うことについて 最後に、名誉毀損の有無や特定の発言の是非などを議論すること事態が被害を拡大させるかも知れないと予想される時には、それを公に議論しないべきなのか、という点について。 同じく動物病院事件の控訴審では、動物病院側が、2ちゃんねるの管理人が発行しているメーリングリスト上で訴訟について触れたことをとりあげ、それが被害を拡大させたとしています。因果関係について踏み込んだ検証などはないようでしたが、実際に無言電話や掲示板上での誹謗中傷などがあったようです。ですが、裁判所はメーリングリストの内容が特にそうした行為を呼びかけるものではなく、従って不法行為ではないとしました。 一方、2ちゃんねる上で起きたいわゆる女性プロ麻雀士事件(プロ麻雀士に対する名誉毀損や侮辱があったもの)については、管理人に削除や損害賠償などを命じる判決が出ているそうですが、その中で、2ちゃんねるの削除の方法が全ての削除依頼を公開するというものになっている点を批判しているそうです。 この件については、判決が出た後も、2ちゃんねる上で誹謗中傷、脅しなどが続き、更に、原告(麻雀士)の所属先の開設しているサイト内のBBSに10万件を超える書き込みがあり、住所なども公開されてしまったため、ホームページは閉鎖、本人は実家に避難する、というような経過をたどったようです。これを理由に、提訴を躊躇する被害者もいる、と。 裁判を行うということは事を公にして争うということだという面があると思うので、裁判の結果このような被害が出ることを食い止めるのは難しいでしょうが、ウィキペディア上での削除依頼が公でなければならないのはどういう場合かについてはちょっと考える余地がありそうだ、と個人的には感じました。ただ、一方で言論が制限されたケースなどが見つかったわけではないので、やたらと非公開にしてしまうのもためらわれるところです。特に非公開にして欲しいという形で来た依頼をどういう場合に公開するのか、などについては迷うところです。 ちなみに、この件については判決文は見当たらなかったのですが、例えば毎日新聞の次の2つの記事には上に挙げた諸点が含まれています。
他にもケイネット事件(横浜と東京でそれぞれ争われ、両方共控訴判決まで出ている)、都立大学事件などについても読みました。ケイネット事件はネットワークの経営者によるアカウント停止などの判断が適切だったかどうかを争ったもので、都立大学事件は大学のサイト内のホームページを使って名誉毀損が生じ、削除をしなかった東京都が被告に含まれているもの。後者は、管理者の責任は明らかに甚大な被害をもたらす非常に悪質な、例外的なケースを削除するだけ、という主旨の判断があり、東京都の責任を否定しています。しかも、名誉毀損にあたる文書があることを認識した場合においてもそうだ、というふうに言っています。これは余所で聞く話とだいぶ違っていて、どう解釈してよいのか(プロバイダ責任制限法の施行前に始まった訴訟であるせいなのか、単に裁判官や裁判所による判断の幅などがあるのか、プロバイダ責任制限法に明確に規定されている免責条件以外にもここにあるような理由での免責があると前提すべきなのか、など)わかりませんが。 以上、最初に述べた通り、今回の件について何か確信を持って結論が出るまでには至りませんでしたが、報告まで。 Tomos 23:02 2003年12月29日 (PST) 論点の分離を提案削除すべきか否かというのは、確かに法的な問題ですが、削除依頼をどう処理するかというのは、道義的ないしウィキペディアの自治の問題です。現在二つの問題がこんがらがっているように思います。もちろん、削除依頼があったということは、訴訟のリスクを判断する一因とはなるでしょうが、それは一因にすぎないというべきです。つまり、削除すべきか否かという問題は、プロバイダ責任制限法の要件にてらして法的に客観的に判断しなければならないのに対し(ウィキメディア財団及び管理者の法的責任の問題であるため。削除依頼が出されているかどうかに関係なく判断する必要がある)、どの削除依頼を採用するかという問題に関しては、ウィキペディアが自治で判断すべき問題であるように思います。つまり、後者の問題は、ウィキペディアが「削除依頼→削除」という手続を採用していることによるウィキペディア固有の問題であると思います。管理者の独断で削除を判断する掲示板等では、後者の問題は起こりえないことからも、このことは分かります。 第一点。削除すべきか否かの点については、Falcosapiensさんと私の見解は、先にも書いたように、「証拠保全→削除」ということで一致していると思います(Wikipedia:名誉毀損の主張があった場合の法的状況の判断と法的対応に関する議論)。「本当に削除で良いのか」という点に関して、Tomosさんから疑問があり、一つ一つ疑問を解決していっている段階だと思います。それから、もう一つ解決しないといけないのが、著作権法上の問題です。これについては、Wikipedia‐ノート:著作権での議論が進行中です。 第二点。削除依頼の処理については、基本的にコンセンサスで判断するということですから、削除の理由については、もっと広くウィキペディアンの方々の意見を伺うとよいと思います。おそらく、専門的な議論が続いたために、ちょっと議論が鳥瞰しづらい状況になってしまい、他の方々が入りにくい状況になっているのではないかと思いますので、どういう提案があり、それに対してどういうご意見があったのか、ということを私なりに整理してみたいと思います(私が読んだ限りで、最新のご見解を採用しているつもりです。間違いがあれば訂正してください)。各選択肢に対する、それ以外のウィキペディアンの方々のご意見を、書き添えていっていただければ、と思います。 Yoshitaka Miedaさんの削除依頼(Ronaさんの発言を理由とした削除を依頼するもの)
T. Nakamuraの削除依頼(Miedaさんの発言を理由とした削除を依頼するもの)
運営上の理由からの削除(この理由からの削除依頼は出されていない)
T. Nakamura 08:26 2003年12月30日 (PST) 法的問題と道義的問題、管理者の意見の位置づけまたまたありがとうございます。法的な問題とそうでない問題の関係について、T.Nakamuraさんは「削除すべきか否かというのは、確かに法的な問題ですが、削除依頼をどう処理するかというのは、道義的ないしウィキペディアの自治の問題です。」と整理されていますが、僕は、法的な問題と道義的な問題と両方共が、ウィキペディアの自治の問題だと思います。 以下のような整理ではどうでしょうか?
(以上は、T.Nakamuraさんの意見と表現は違えど内容的には大差ないように思います。違いは以下の部分です。)
#また、以上が理想だとすれば、現状では、管理者は人手不足なので、「細かなところで異論はあるが、管理者が辞任するよりは管理者の判断を承認する方を選ぶ」というような次元の話が入ってしまう可能性があると思いますが。 Tomos 12:47 2003年12月30日 (PST) Yoshitaka Miedaさんの依頼について1)T.Nakamuraさんの意見について T.Nakamuraさんの意見は、Yoshitaka Miedaさんの依頼を法的にも道義的にも却下すべき、ということだと思うのですが、その理由として挙げられた点の内、法的な理由についてもう少し伺ってよいでしょうか?
という件について僕が考えたところは一応既に述べた通りです。もっとここを調べるべき、とか、ここに同意できない、というような点があれば伺いたいです。 2)ユーザの公平な扱いに関する 一般的な疑問 もう一点非常に気になる点があります。 例えば僕の実名とハンドルネームの結びつきを知っている人がいるわけですが、それに対してT.Nakamuraさんの実名は知られていないように思います。そこで、次のようなケースを想定して下さい。
今回の件とはいろいろ異なりますが、実名と結びついたハンドルネームと、そうでないハンドルネームとの間で衝突などが起きた場合には、実名と結びついた側はリスクが大きい、被害が大きい分だけ、仮に自分が種を撒いた場合でも手厚い保護を受ける権利があると主張できるように思います。 それに対して、上の例でT.Nakamuraさんが同じ主張をしようとしてもできません。つまり、実名と結びついたハンドルネームとそうでないハンドルネームのユーザを扱う上では、何というか、ある種の公平性を保てないということになりませんか? それとも、「そういうリスクを承知の上で実名を公開したのだからそれはTomosの自己責任であって、他のユーザよりも手厚い保護を受けたりする理由は何もない」というようなことを、例えばSuisuiさんが言って僕の削除依頼を却下することができますか? (できるか、というのは、もちろん法的な根拠によって、確証をもってそう結論することができるか、という疑問です。) それから、IPユーザと、ネット上で比較的広く同一ハンドルネームを用いているユーザとの間で同様の展開があった場合にどうするのか、という点も気になります。 Tomos 14:13 2003年12月30日 (PST) T. NakamuraのコメントTomosさん、いろいろとご意見ありがとうございました。とりあえず、感じたことなど含めて、以下にご回答を書いておきます。 一つ目のご投稿について最初の点に関しては、おっしゃるとおり、Tomosさんと私の意見は同じであると思います。 二つ目の点に関しては、おっしゃるとおり、Tomosさんと私の意見は同じではないと思います。そこで、この点に関してもう少しコメントします。
結論としては、若干繰り返しになりますが、次のようになると思います。
T. Nakamura 13:19 2003年12月31日 (UTC) 二つ目のご投稿について回答に正確を期するため、Tomosさんのご投稿から該当する発言部分を引用し、それに対して回答することにします。 (以下、Tomosさんのご投稿からの引用) 上記のT.Nakamuraさんのご意見は、Yoshitaka Miedaさんの依頼を却下してよいのではないか、とするもので、考えどころだと思ったのですが、それについても書いてみます。 依頼を却下してよい2つの理由が挙げられています。
ひとつめの点ですが、
Ronaさんの意図がYoshitaka Miedaさんに被害を与えることにはなく、証拠保全と、いさかいが起こった現場での和解の提示、というものであることを信じて、Yoshitaka Miedaさんがとるかも知れない解釈を無視してもよいのかがわからない、ということでもあります。 ふたつめの点ですが、 Wikipedia:ウィキペチケット、Wikipedia:個人攻撃はしない、Wikipedia:議論が白熱しても冷静になどに、誹謗中傷にあった場合の対処法などがいろいろ提案されています。具体的に今思い出せるところでは、ノート:マッカでのOjigiriさんの対応とか。(まあ誰にでもできることではないと思いますが)。また、Yoshitaka Miedaさんの今回の言動については既に他の方からも批判や再考を促す発言などが出ていますが、今回のRonaさんの書き込み(Yoshitaka Miedaさんの主張によれば、Yoshitaka Miedaさんの名誉を傷付ける書き込み)以降は、Yoshitaka Miedaさんは書き込みを停止し、ウィキペディア上でやりあわずにメールでのやりとりにすべきという意見を述べています。つまり、上記のガイドラインに提案されている対処法の内のひとつをとったと言えるように思います。 (ここまで引用) まず、第一点についてですが、次のように思います。
第二点について、
T. Nakamura 13:19 2003年12月31日 (UTC) 削除依頼の公開の是非それから、新たな論点として、削除依頼を公開すべきか、という点が新たに提起されました。法的には、削除依頼を公開する必要はないので、ウィキペディアの自治によって決定していくべき問題であると思います。とりあえず私の意見というのを抜きにして、単純に論理的に考えると、次のようになるでしょう。
どちらがいいかというのは、かなり難しい問題のように思います。どちらかを原則にしてもう一方を例外的に認めるというやり方もあるでしょうが、この場合、その基準を明確にしておかないと、恣意的な運用の可能性もあります。これについても、広く意見を募って、議論によって参加者のコンセンサスを固めていくのがよいのではないでしょうか。 T. Nakamura 13:19 2003年12月31日 (UTC) Ronaのコメント(私の書き込みがYoshitaka Miedaさんの名誉を毀損するものだという点についての反論)Yoshitaka Miedaさんによる削除依頼に関して、私のどの発言が名誉を毀損していると主張されているか、について、「私がYoshitaka Mieda氏より名誉を毀損する行為を受けた」という書き込みが問題箇所であると推定してよいようですので、その部分がYoshitaka Miedaさんの名誉を毀損するものではない、という反論を行いたいと思います。 (本当は、削除依頼が出されている以上、推定ではなく、本人もしくは代理人による特定をして頂きたい、という主張は現在も変わらないのですが。現在は問題箇所についてあくまで第三者による「○○ということだと理解しています。」といった伝聞・推定形でのみしか言及されていません。ただ、今回はこの点を問題にしないことにします。) 私のあの文面では、該当ページにおいてYoshitaka Miedaさんによって行われた発言を特定し、名誉を毀損されたという事実を提示し、そのために必要な処置を執ることを依頼し、私の対処方針は検討中であることを伝えたのみです。そこには、Yoshitaka Miedaさんに対する罵倒や誹謗中傷などはおろか、Yoshitaka Miedaさん自身に対する批判も含んでいないはずです。 しかも、その事実は、私が当該事実を指摘しなくとも、該当ページを見た者が明らかに認識しうるものです。 その内容は、該当ページおよびウィキペディアにおける「公共的な事実」であると私は認識しています。また、その書き込みを行ったのは、該当ページおよびウィキペディアの運営上の問題を解決するための第一歩としてであり、該当ページおよびウィキペディアにかかる「公益」を目的としたものであると主張します。 さらに当然ながら私の発言内容は「真実である」と私自身は認識しています。 また、そういった書き込みが、Yoshitaka Miedaさんの名誉を毀損すると言われるのであれば、逆に、「私によって名誉を毀損された」という文面がウィキペディアに公開されたこと自体が、私に対する(さらなる)名誉毀損である、と私が主張することもできるはずです。 さらに、「私が『訴訟を検討している』『訴訟を示唆する』という書き込みを行った」ということを名誉を毀損した理由として挙げられているように読めますが、すでに該当ページで解説したように、それは誤解もしくは誤読であり、私はそのようなことを書いておりません。訴訟という選択肢を否定してもいませんが、「訴訟を検討している」といったことも全く書いていないことは、該当文面をしっかり読んで頂ければご理解頂けるものと思います。 以上をもって、私は該当書き込みがYoshitaka Miedaさんの名誉を毀損するものではない、(少なくともそれを意図したものでは決してない)ということを主張します。
その上で、「Yoshitaka Miedaさんの名誉を傷つけるような書き込みが私によってなされている」ということを理由とした削除に対して、反対を表明します。 TomosのコメントT.Nakamuraさん、Ronaさん、ご意見ありがとうございました。意見を受けて更に考えてみました。 Yoshitaka Miedaさんの削除依頼についての再検討Ronaさんの書き込みを理由とした削除について、僕が「それが名誉毀損にあたらないという確証がないように思う」とし、その理由(Yoshitaka Miedaさんの立場を自分なりに最大限有利に解釈しようとした場合に思い当たる各種の論点)を挙げました。それについて、頂いた意見は次のようにまとめられるかと思います。 Ronaさん:
T.Nakamuraさん:
以上から、Ronaさんの言動を理由とした削除は不適当だろうと僕は思いました。もう少し具体的には、次のようなことになります。
Ronaさんへの名誉毀損ところで、Ronaさんへの名誉毀損を理由とする削除について、T.Nakamuraさんは、僕は「保留」であるとまとめられていますが、僕の意見は賛成です。理由は、
では、Kinoriさんの反対意見をどう解釈するべきか、ですが、僕は次のように思いました。
一方、Ronaさんご自身は、このような削除について、積極的に賛成はしないけれども、同意はする、としています。積極賛成でない理由は、以下の通りだと思います。
ちなみに、僕は、Yoshitaka Miedaさんに最後にメールを頂いたのはここで削除依頼を出す前です。それ以降、こちらからは経過報告、RonaさんがYoshitaka Miedaさんに直接話を聞きたいと思っていることを伝えるメール、などを出したのですが、返事は一切頂いていません。お忙しいということでしたので、そのせいかも知れないとも思います。 そこで、この理由からの削除は、特に時期早尚ではないような気もします。ですが、もう少し何かできることがないか考えてみました。
運営上の理由昨日今日で、ちょっと「運営上の理由」について疑問が出てきました。以前はこれはYoshitaka Miedaさんの削除依頼をどう扱うかの問題だとしたのですが、上のT.Nakamuraさんの書き込みからも、次のような疑問が残っているように思います。 今回のように、当事者間で見解が食い違う場合には、「どちらがどういう風に悪いのか、両方が悪いのか、両方とも悪くないのか」という点について結論を出す必要があるのでしょうか? それとも、そういう点について結論を出さずに削除をすることがあってもよいのでしょうか? 今回の件については、Kinoriさんはそのような対処に反対であるように思います。僕自身、賛成か反対かよくわからなくなりました。また、T.Nakamuraさんも理由をはっきりさせないままの削除は反対としつつも、そもそも管理者が当事者間の争いについて裁くような役目をする必要はない、それは当事者に任せるべき、という風にも考えているように思われます。 Suisuiさんが指摘した運営上の理由、というのは、そういう意味で「どちらが悪いかをはっきりさせないが、当事者間で争いがあること自体を理由として削除する」ということだと解することもできます。というか、その理由を今回、削除の理由として採用するかどうかはともかく、これは一般論としては考えるべき点だろうと思いました。 ちょっと時間切れにより慌ただしい投稿になってしまいましたが以上です。Tomos 22:59 2004年1月1日 (UTC) Kinoriからウィキペディアでの名誉回復について私は多くの点でT.Nakamuraさんの意見に賛成しています。が、法廷を通じない名誉回復について、少々書き加える必要があると感じました。 ウィキペディアでは、悪口を言うこと自体は珍しくありません。それが言うほうの言いっ放しになっていても、言われた人が深く傷つくことはなかったと思います。「馬鹿って言うやつのほうが馬鹿なんだよ」というわけで。 しかし、今回は、管理者が言った悪口であり、かつその悪口でノートの議論がまとまりかかったのが、今までのものと違いました。そして他の管理者は、そういう流れを止めようとしませんでした。もし反論がなかったら、「ノート:管理者」の展開はどうなっていたでしょうか。Ronaさんの社会的評価を傷つけることで、内部を穏便にすます結果になっていたと私は思います。 今にいたるまでも他の管理者は、該当の悪口が間違ったものだと言うのを避けています。そればかりか、反論した方を咎める意見ばかりが目立ちます。私が、ウィキペディアでの名誉回復プロセスが完了しつつあると書き、完了したと書かなかったのは、言った人の謝罪がないと言いたかったのではありません。他の管理者の態度のことです。ある人が悪口を言っても、それだけで言われた者の名誉が傷付くとは限りません。それをウィキペディアの人たちが黙認し、その悪口が公然とまかり通ることで名誉が傷つくのです。ですから、他の管理者の方々の態度表明が必要です。
私は、他の管理者の方々、Tomosさん、Suisuiさん、Gombeさん、Gさんが、上の二点を言い逃れの余地ない形で確認してくだされば、それでRonaさんの名誉回復は完了したものと考えます。当然ながらその際に誰も謝罪する必要はありません。他の管理者が上の二点を確認するのを拒むのであれば、Ronaさんの名誉が回復したとは言えないと思います。 憶断ではありますが、Ronaさんの言う「自分に対する名誉毀損を理由にして他の人が削除を依頼する」という案は、実質的にこういう効果を求めてのことだと思うのです。 上の二点が確認できるのであれば、私は議論を整理しなおすためにページを削除することに賛成します。しかしそのときは、いきなり削除して後は勝手に続けろというのではなく、出された論点をどんなふうに再構成するかの素案を出して、みんなの反対がないことを見計らってからにしてください。Kinori 05:10 2004年1月2日 (UTC) 再び論点整理Ronaさん、Tomosさん、Kinoriさん、ご訂正やご意見をどうもありがとうございました。いただいたご意見をもとに、以前作成した整理表に修正を加えると、次のようになるでしょうか(Ronaさんについては、ご本人によるご修正があったので、そのまま残しました)。 Yoshitaka Miedaさんの削除依頼(Ronaさんの発言を理由とした削除を依頼するもの)
(())-Tomosによる補足。Tomos 12:06 2004年1月2日 (UTC) T. Nakamuraの削除依頼(Miedaさんの発言を理由とした削除を依頼するもの)
運営上の理由からの削除(この理由からの削除依頼は出されていない)
T. Nakamura 08:26 2003年12月30日 (PST) T. Nakamura 10:49 2004年1月2日 (UTC)修正 もし間違っていたらご訂正をいただきたいのですが、仮に上の整理が合っているとすると、さしあたり次のような結論になろうかと思います。
以下では、いただいたコメントに対する、私個人の意見を述べます。 Tomosさんのコメントにある「T.Nakamuraさんも理由をはっきりさせないままの削除は反対としつつも、そもそも管理者が当事者間の争いについて裁くような役目をする必要はない、それは当事者に任せるべき、という風にも考えているように思われます」という点については、その通りです。プロバイダ責任制限法による免責の観点から見れば、それで十分の対応ですし、当事者間で意見が対立しているのにもかかわらず、管理者が無理に結論を出そうとすれば、かえって問題がこじれる可能性もあると思います。以前にも申し上げたように、管理者としてすべきことは、法的な観点から削除すべきかどうかを判断することであると思います。 それとは別の問題として、そもそも削除依頼というものがどのようにあるべきかということを、(法的な問題ではなく)ウィキペディアの自治の問題として考えていく必要があります。論点としては、次のものが挙がっています。
これについては、このページではなく、別のページを設けて議論するのがよいと思います(例えば、「Wikipedia:削除依頼の公開に関する議論」、「Wikipedia:運営上の理由による削除についての議論」。あるいは、互いに関連するので、一つのページにするほうがよいかもしれません)。 また、Suisuiさんの提起された問題として、ノートページで紛争を処理するのが妥当かという論点もあります。これについては、
という形で、論点を設定するとよいと考えます。これも、別ページを設けて議論するのがよいと思います(例えば、「Wikipedia:紛争処理専門のページに関する議論」)。個人的には、対抗言論の法理に絡めて議論すべき問題だと考えます。ただ、削除依頼の公開の問題と関連しているとも思われるので(もし削除依頼を非公開にするというルールができても、紛争処理のページでのやりとりがあるとすれば、当初狙った効果は薄れる可能性が大きい)、三つの論点を一緒に議論すべきなのかもしれません。 和解を促すことについてのTomosさんのご提案については、賛成です。和解するのがもっともよい解決方法であると、私も考えています。 それから、Kinoriさんのご提案(Ronaさんの名誉回復の方法についてのもの)は、少なくとも今回の紛争の処理としては、ありうる選択肢だと思いました。Kinoriさんも強調されているように、今回の特殊事情に鑑みてのことだと思います。Ronaさんのご意見や管理者の方々のご意見を訊いて、検討を重ねていくとよいと思います。 さしあたり以上です。T. Nakamura 10:49 2004年1月2日 (UTC)
Tomosによる名誉回復の試みKinoriさんの書き込みをうけて。 まず明言しておきますが、僕は、Ronaさんが日本語を理解できること、Ronaさんの発言が筋道立った論理を備えていることを疑ったことはありません。もう少し強い言い方をすれば、そもそも経緯をおいかけていた人で、「Ronaさんが日本語を理解できない」と本気で考えている人はいないだろうとも思います。RonaさんがYoshitaka Miedaさんの意見を誤解したのか、それともYoshitaka Miedaさんが自分の意見を伝え損ねたのか、といったような点については議論しようと思えば多少議論の余地があるかも知れませんが、Ronaさんが日本語を理解できること自体にはそもそも疑う余地はないでしょう。また、Ronaさんの意見について僕が理解しているところは、Ronaさんの会話ページに書いた通りで、筋が通ったものだと思っています。 Gombeさんからは少し前にメールで、最近ちょっとした事情で一時的に多忙であるとの旨、お知らせを頂きました。たぶん今回の件をフォローしていないのではないかと思います。Gさんがフォローしているかどうかは僕は知りませんが。。 Tomos 11:39 2004年1月2日 (UTC) Tomosのコメント何かいろいろすれ違いがあるようでちょっと混乱していますが、Kinoriさんの書き込みを受けて、とりあえず書けることを書いてみます。 Yoshitaka Miedaさんに対して甘すぎるのではないか、というような批判をメールでも頂きました。それ以来、ちょっとあれこれ考え直している点などがあるのですが、やっぱり僕の言動はそういう風に見えるでしょうか? Kinoriさんの書き込みを読んで、それについてまた考えさせられました。 管理業務は現状では、他の参加者からの信頼が大切だと思いますし、自分の行動にまずいところがあったのならそれを理解して今後に生かしていくことも大切だろうと思います。 そこでまずは、幾つか弁解をしてもよいでしょうか?
異論、批判やその他の指摘など、ありましたらよろしくお願いします。もしかすると何か的外れなことを書いているのかも知れないですが。。 Tomos 11:39 2004年1月2日 (UTC)
管理者をめぐる議論の再開のための、論点まとめ最後に、ノート:管理者で始まった管理者をめぐる議論のこれからについて。単なる削除ではなくて、これまでの論点をまとめた上で議論を再開するのがいいだろう、と僕も思います。どなたか他の方がやって下さった方がいい気もするのですが、とりあえず叩き台を出してみます。ご意見、修正などお願いします。 ここに書き込む代わりに、Wikipedia‐ノート:管理者/管理者の役割 に書き込みます。 Tomos 11:39 2004年1月2日 (UTC) Tomosによる補足1) どなたからも発言がないですが、一応確認です。 Ronaさんの名誉を傷付ける書き込みを理由とする削除の場合には、Wikipedia‐ノート:管理者だけではなく、そのコピーとコメントであるらしいSys.opさんの利用者ページ利用者:Sys.opと、Wikipedia‐ノート:管理者/Yoshitaka Miedaさんの問題発言とYoshitaka Miedaさんに削除された議論も削除が適当ということになるかと思います。そういう理解でよいでしょうか?
それから、T. Nakamuraさんの 13:19 2003年12月31日 (UTC) の書き込みにお返事です。ある問題についての適切な対処法について、管理者の判断と、他の参加者の総意とが対立する場合にどうしたらよいか、という件について。 管理者が法的な義務を負っているというのは、僕もそういう風に理解しているつもりです。ですが、法的な問題についての管理者の解釈と、参加者の総意が対立する場合に参加者の総意を優先するという原則には関係がないように思います。 次のような事態を考えてみて下さい。
このように、参加者の総意を反映できない法的な判断を行い、その判断に基づいて削除を実行するような管理者には辞任してもらうのがよいと思いませんか? つまり、これは独裁(または寡頭制)の禁止です。 逆に、管理者の判断が正しく、他の参加者の判断が間違っている場合も考えられます。その場合には、管理者が努力して説明しても他の参加者の方々が納得しないのであれば、参加者の総意を反映して、誤った方向に行くのが、ウィキペディアらしい展開だと思います。そういうことにならないように、しっかりした考えを持った方々が優れた議論をすることを僕は願っていますが、誰か他の人よりも優れた考え方を持った管理者が参加者の総意に反してでもウィキペディアを正しく導く、というのはウィキペディアらしくないと思います。 #「この人の意見に従っておけばまあ大丈夫そうだから、とりあえず任せておこう」という委任のような形で参加者の総意が他の参加者の判断を信頼することは、あってよいだろうと思います。 実際には、もちろん、どちらの考え方が正しいのか絶対的な確信を持って判断することは誰もできない場合がほとんどでしょう。(そんなことができるなら、そもそも意見の不一致も起こらないでしょうし。) つまり、管理者が、「自分の判断は客観的だが、自分は参加者の総意に同意しない。そこで自分は自分の判断に従って管理者権限を行使する」という独善は、その判断が正しいか、間違っているか、どちらなのかがわからないのか、いずれに限らず、禁止されているべきだろうと思います。法的解釈であれ、エチケットであれ。 もちろん、記事名の付け方だとか、表記をめぐる問題だとか、その他あれこれのポリシー、ガイドラインなどをめぐる議論でも同様です。 ちなみに、今回の件に関する現状がそうなっているという話ではないです。ただ、僕は、削除すべきかどうかについて、「自分がどうしても納得ができない形で参加者の総意がまとまるなら、総意を無視するのではなくて、更なる議論か、辞任で対処すべき」という方針でいつもやっていますので、この件にももちろんあてはまりますが。 Tomos 13:07 2004年1月2日 (UTC) RonaのコメントTomosさんから提示された削除対象の問題と、Kinoriさんから提示された名誉回復方法についてコメントします。 Wikipedia‐ノート:管理者以外のSys.opさんの利用者ページ利用者:Sys.opと、Wikipedia‐ノート:管理者/Yoshitaka Miedaさんの問題発言とYoshitaka Miedaさんに削除された議論についての削除ですが、後者はノート:管理者のサブページとして作成されており、内容的に過去ログと見なせると思いますので、親ページであるノート:管理者とともに削除することも適当であろうと思います。 しかし、Sys.opさんの利用者ページ利用者:Sys.opについては、形式的には元ページであるノート:管理者の(独立した)二次的著作物でしょうから、削除依頼や削除の是非の判断についても一応は(形式的に)独立して行うべきではないでしょうか? もちろん、今のうちに削除依頼を出しておき、ノート:管理者の取り扱い方針が決まった段階で「同様の理由により利用者:Sys.opについても削除するorしない」とするだけでよいと思いますが。 Kinoriさんから提示された名誉回復方法についてですが、「当事者である私」としても、当事者という立場を離れた「一参加者としての私」としても、ウィキペディアの管理者はそのような態度表明をする責務は負っていない、と考えていますので、反対です。この意見の根拠はWikipedia:管理者にある「一般の参加者とどう違うのか」という部分の説明です。 Kinoriさんのおっしゃりたいこともよくわかります。(少なくとも私はわかったつもりです。)ある管理者によって問題が起こされた場合、その責任の一端を他の管理者が負うべき(慣用表現では「尻ぬぐいをする」でしょうか)であり、また、管理者でない者から見れば、管理者の意見はウィキペディア内世論に対して与える影響力が大きいため、問題を問題のまま放置せず、きちんと態度表明して欲しい、ということなのだと理解しています。 /管理者の役割にもかかわってくる問題ですが、現在のウィキペディアでは「しばらくウィキペディアの更新をしており、ユーザー名がある程度知られており、コミュニティで特に反対がなければ誰でも管理者になることができます。(Wikipedia:管理者より)」。また、特に任期や辞任・リコール手続きについては定められていません。
しかし、終身任期にはいろいろと問題もあり、就任時にはコミュニティで特に反対はなかったが、現時点で再度賛否を問うた場合には反対者がでる、という場合もあるでしょう。(現在はおそらくそういう場面なのではないかと思います。)そういった場面に対し、任期制の導入やリコール手続きの整備などの検討が必要なのではないかと感じています。
Yoshitaka Miedaさんにはメールをお送りしました。 KinoriさんとRonaさんの書き込みを読んで更にいろいろ考えてみましたが、次のように提案してみます。 Kinoriさんの意図は、Brionさんを除く管理者全員が上記二点について同意しない内は削除は反対、ということなのではなく、また、削除をするのは構わないが、できるだけ早いうちに管理者がそのような同意を表明すべきだ、という要求でもなく、「こういう風な解決方法があると思うのだけど、よかったら一役買ってみませんか」という類の提案、ということだと解釈しましたが、それでよいでしょうか? そうであれば、そもそも今回の件を注意深く見守っているという保証もない状態ですから、できるだけ早くそういう風にしてもらえるかどうか、僕から他の管理者の方々にメールを出すこともできると思いました。そういう対処でいかがでしょうか。(まあ、何であれ誰であれメールは出せますし、僕もうかつにメールを出して下手な代弁をするのは避けたいところなのですが。。) Ronaさんは管理者にそういう責任や義務があるかのように扱うのは反対、削除の前提条件にするのも反対、ということだと思いますが、それが実際に有効な対処法だということであれば、他の管理者にそう説明して要求や強制をすることではなく提案することには問題はないと思います。 また、そもそも状況を注意深く見守っていたかどうかすらわからない管理者の意見よりも、T.NakamuraさんやKinoriさんがそうした明言をされることの方が重要なのではないか、「世論」への影響力も強いのではないか、という風にも思いませんか? Ronaさんはかえって照れてしまうかも知れないですが。 :-) これが名誉回復の手段になるかどうかを考えてみましたが、「名誉感情」がどうやったら回復するか、というのは感じ方は人それぞれだろうと思うので、下手な憶測はしないことにします。「社会的評判」を回復させる一助になるか、と考えると、管理者であれ、他の参加者であれ、そういう表明をすることが有効ならやって悪いことはないと思いますし、ある程度の効果はあると考えてよいのではないかと思います。ただ、それが法廷で社会的評判の回復と解釈されることになるのかどうかはちょっと僕にはわかりませんでした。 言い換えると、そういうことをすればT.Nakamuraさんが削除依頼の理由として挙げた「リスク」がなくなるのか、というのはよくわかりません。つまり、例えば、仮に何かの誤解や手違いや不運が重なって、Ronaさんと僕の間が急にこじれたとします(そういうことが起こりうるのかどうか、ちょっとわかりませんが、僕も多忙で何をするにも充分な時間や注意力を割けない日々が続いていますし、RonaさんはRonaさんで、この件はいろいろとストレスが溜まりそうですし)。その際にRonaさんには、結局管理者や財団はこの件をうまく処理しなかった、として訴訟を起こすこともできるのではないでしょうか? 要点だけまとめると、
特にRonaさんとKinoriさんのご意見をお待ちしています。 Tomos 11:34 2004年1月4日 (UTC) 名誉回復に関するKinoriさんとTomosさんのご意見を読みまして、了解いたしました。 管理者の方々やそうでない方々のなかの有志が、各自の判断によって自主的に行って頂く行動に対して、「一参加者としての私」としては反対する理由はありません。また、「当事者である私」としては感謝を表明いたします。どうもありがとうございます。 管理者は就任時に「コミュニティで特に反対が出なかった」ことが条件となるわけで、多くの人から信任を得ている方なわけです。そういう方が(義務としてではなく)自主的に問題解決のための活動を行って頂くことは、確かに問題解決に向けた大きな力になるでしょうし、問題解決を早める効果もあると思います。よってKinoriさんの「「管理者にできること」ならしてもいいと思いませんか。」というご意見に賛同いたします。 T. Nakamuraのコメント(話題ごとの別ページへの誘導を含む)Tomosさん、Ronaさん、Kinoriさん、ご訂正やご意見をどうもありがとうございました。 私は、Kinoriさんの整理枠組に賛成です。そこで、Kinoriさんの分類にしたがって、以下私のコメントを述べていきたいと思います。 1)今回の事件におけるRonaさんの名誉回復 今回のような問題が起こった場合には、問題となった発言を削除する、というのがやはり終局的な解決策であるように思います。法的な観点からもこれがもっとも安全です。ですから、他の人々による発言による名誉回復というのは、補充的な役割を担うにすぎないと思います(Tomosさんからのお伺いがあった点ですが、これだけでは、法的なリスクをゼロにすることはできないと思います)。また、議論が紛糾している場合に、「議論に参加する人は、どちらかの名誉回復に協力しなければならない」ということになっては、誰も第三者的な立場から発言できなくなり、議論がまとまらなくなってしまう可能性もあるので、一般論としてこのような解決方法を採用するには慎重であったほうがよいと思います。 とはいえ、Kinoriさんも今回の特殊事情を強調なさっているわけですし、また、現在の段階は、Ronaさんの発言を理由とした削除依頼が0-4で否決、Miedaさんの発言を理由とした削除依頼が4-0で可決、ということで、明確な形で決議がなされた後であるわけですから、私も、Tomosさんの「特にRonaさんから反対がないようであれば、有志の方へは、Ronaさんの名誉回復のために一役買うことを提案します」というご提案に賛同します(Ronaさんからの反対はありませんでした)。また、TomosさんとRonaさんからご指名をいただきましたが、もし私の一言でRonaさんの名誉回復に寄与できるのであれば、喜んで協力します: これまでのRonaさんのご発言を管見した結論として、私は、Ronaさんが日本語を理解できる方であることはもちろんのこと、Ronaさんのご発言が他者の発言の論理的構造をきちんと把握した上のものであること、及び、Ronaさんご自身のご発言が論理構造の明確なものであることについても、疑いの余地はないほど明白なことであると考えています。 2)当事者間の責任問題、ウィキメディア財団及び管理者の責任問題 当事者間の責任問題に関しては、法的な観点からも、議論の紛糾を防ぐという観点からも、第三者が介入しないほうがよい、ということは、以前に述べた通りです。 ウィキペディアの責任問題については、削除によってウィキメディア財団及び管理者の免責は完了します。これも、以前に述べた通りです。 なお、Wikipedia‐ノート:管理者以外にも、「Wikipedia‐ノート:管理者/Yoshitaka Miedaさんの問題発言とYoshitaka Miedaさんに削除された議論」及び「利用者:Sys.op」についても別個の削除依頼を出すべきか、という点が問題となっています。これについては、次のように考えます。
3)管理者の適格性の問題 管理者の適格性とリコールについては、Wikipedia:井戸端/臨時分室1で議論が進展しているので、これを引き続き検討するのがよいと思います。 4)削除依頼の問題 前回の投稿に書きましたが、今回の議論においては、削除依頼のあり方に関する論点も出てきました。もう一度まとめると(括弧内は提起者)、
となるかと思います。いろいろ考えた結果、これについては、Wikipedia‐ノート:削除の方針で議論するのがよいと思います。 さしあたり以上です。 T. Nakamura 03:00 2004年1月5日 (UTC) 削除のご報告僕の最後の書き込みから3日経ち、Kinoriさんはウィキペディアにお見えになったけれども書き込みをされなかったようなので、賛否をはっきりさせてもらうまで待つよりは、と削除しました。理由は、上記の通り、Ronaさんの名誉を傷付ける書き込みです。 書き込みを頂けなかったのがどういうことなのかわかりませんが、そう言えばKinoriさんは僕の質問などには答えておらず、専らRonaさんに反応しているようにも読めます。何かわだかまりがあるとすれば残念に思います。 他の管理者への呼びかけについては、Kinoriさんの賛成も反対もないものと考えて、Ronaさんの賛成を参考にしつつ僕の独断でやろうと思います。 また、Yoshitaka Miedaさんからはメールのお返事などは頂いていません。Tomos 10:58 2004年1月7日 (UTC)
実質同じ内容がコピーされていた「Wikipedia‐ノート:管理者/log mieda」を削除しました。「利用者:Sys.op」も削除依頼しました。
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