Wikipedia‐ノート:削除依頼/尾畠春夫①まず、現状Wikipedia:特筆性 (人物)では基本的な基準として「対象と無関係な信頼できる情報源から有意な言及があった場合、その話題はウィキペディアの独立記事として作成、収録するだけの価値があると推定されます」と定めています。まずこれを満たしているかどうかについてですが、当記事にはすでに些末ではない形で尾畠氏の功績について言及されたものが出典という形で多数示されており、この条件は満たしていると考えていいと思います。もちろん、周防大島の子供行方不明事件によって報道量が一気に増えたことは否定しませんが、それは尾畠氏が注目された1つのきっかけにすぎず、利用者:SilverSpeechさんが示してくださっていますが、過去においてもすでに彼のことは報じられています。「3日間行方が分からなかった子どもを数十分で発見した」とか、「東日本大震災の時に"思い出探し隊"の隊長として活動していた」とか、1つ1つのことは小さなことかもしれませんが、それらの業績を長年積み重ねておられるということが尾畠氏の特筆すべき点であり、のちに触れる大分県功労者表彰の授与理由(あくまで現時点では授与されるとしたら、ですが)になっています。またこれもSilverSpeechさんが示してくださったものですが、すでに尾畠氏ご自身が周防大島の件でメディア出演なさっていることから、プライバシーの点については問題ないと思います。 ②次に「一過性の話題にすぎないので削除」という点ですが、今年の成人式直後に出されたWikipedia:削除依頼/はれのひにおいて、利用者:Pinkpastelさんがおっしゃっていたことを引用させていただきますが、「単にマスコミが民衆の興味を引きやすいネタとして誇大報道しているだけだから特筆性はない」とのご意見はウィキペディアのどの方針・ガイドラインにも基づかない個人的な感想に過ぎ」ず、「現時点で十分な特筆性を得ている以上、独立記事作成に問題はありません」ということになるのではないでしょうか。仮に一過性の話題にすぎないことが削除理由になるとしても、それは未来の人が現在を振り返ったときに判断すべきことであって、今これを理由に当記事を削除することは、本来的には不適切であると考えています(ちなみに「一過性の話題だから」という理由で削除依頼が出された記事として、2011年に発生したWikipedia:削除依頼/中国自動車道高級車多重衝突事故の例がありますが、その依頼が出されたのは5年後の2016年です)。 ③ただ、仮に「現段階で尾畠氏の話題が一過性のもので終わることが予想されるから削除」という立場をとった場合、それが正しいかどうかは現在のことがらからある程度予測することが可能であり、その材料の1つとして、広瀬知事が大分県功労者表彰を授与する方針を明らかにした、というのを提示したまでです(なお利用者:KAMUIさんの仰っている「この表彰自体の価値がどれほどのものなのか」という議論の余地があることは認めます)。もちろん、利用者:切干大根さんがおっしゃっているように、これは知事の一存で決まるものではないので、実際授与されるかどうかはわからないのですが、仮に授与が正式に決定した場合、それが行われるのは今年の11月です。あと利用者:W7401898さんが例に挙げておられる緑綬褒章ですが、現時点でそれ相応の実績をお持ちの方なので、それこそ数年以内に授与の可能性も低くないのではないですか(なお個人的感想ですが国民栄誉賞についてはちょっとはしゃぎすぎじゃないかなあと思っています)。決して、「この子役はCMで話題になっただけだが、将来大物になるに違いない!」のような、数十年後の大胆予想をやっているわけではないということをご理解ください。結果的に大分県功労者表彰も緑綬褒章も国民栄誉賞も授与されず、尾畠氏のことを皆が忘れ去るような未来が訪れるかもしれませんが、そのとき初めて「一過性の話題なので削除」ができるのではないのでしょうか。 以上、長文失礼いたしました。--水だらけのプール(会話) 2018年8月22日 (水) 14:30 (UTC)
すいません、②に述べたように特筆性は時間経過によって消失するものではないという点については同意しているのです。ただ、あまりに「一過性」というワードが飛び交っていることに対し、「まだ過ぎてもいない事象に一過性の話題だと判断するのは印象論に過ぎないんじゃないのか」という疑問をぬぐえないので、「そういうのは尾畠氏のことを皆が忘れ去るような事態になってから言ってくれ」と述べた次第です。実際この削除依頼が議論されている間にも、大分県や日出町が表彰するといった話が出てきているため、一過性の話題と判断するのは性急である、と考えています。①であげた中国自動車道高級車多重衝突事故の場合は、速報の時点では世界的に報じられるほど珍しい事故であったものの、それを超える続報が出ず5年経っても記事内容が充実しなかったため、「当時は特筆性があると思われたが、後の検討でその判断が間違っていた」ということになったのだと思いますが。 あと2点目についてですが、逆に言えばその人物に対して特筆性が認められれば「本人あるいは関係者」が削除を希望しても削除されないことになるでしょうし、ご本人が呉の天応でボランティア作業中であるという制約がかかっているにもかかわらず、現地からAbemaTVに出演していることから、プライバシーの問題を理由に削除もできないのではないかと考えています。現時点で削除できると理由があるとすれば、現在尾畠氏が注目される理由となっていて、広瀬知事などが表彰の意向を述べた際にも理由に上がった「長年のボランティア活動における業績全体」に特筆性を認めるか認めないか、の点にしかならないのではないのでしょうか。--水だらけのプール(会話) 2018年8月23日 (木) 00:23 (UTC)
ああ、「ある人物に対して、現時点で対象と無関係な信頼できる情報源から有意な言及があり特筆性が認められるが、それは一過性のものにすぎないので削除」というのは「特筆性は一時的なものではない」というルールに反するだろうと思っていたのですが、KAMUIさんが仰っているのは「仮にある人物に対して"対象と無関係な信頼できる情報源から有意な言及"があったとしても、その言及が一過的な性質のものにすぎない場合、そもそもわざわざ立項するほどの特筆性は発生していない」ということでよろしいのですか?それならばルールには抵触していないですし、尾畠氏のケースがそれに該当するのではないかというご意見は(私としてはそれを踏まえても存続票をキープするつもりですが)傾聴に値するものと考えます。すみません、ご教授ありがとうございました。--水だらけのプール(会話) 2018年8月23日 (木) 08:52 (UTC) 上に捕足なんですが、一般論として「仮にある人物に対して"対象と無関係な信頼できる情報源から有意な言及"があったとしても、その言及が一過的な性質のものにすぎない場合、そもそもわざわざ立項するほどの特筆性は発生していない」というのは常識的に理解できるのですが、ノート:尾畠春夫で利用者:ToshiJaponさんが「そもそも「一般人」の定義もあやふやなのです。「一般人」「公人」「私人」などの定義があやふやなのに、一般人は記事にしない方針とか、「一過性の話題は記事にしない方針」とかが、明確にされているかどうかの前提も怪しいのです」とおっしゃっているので、もしかしたら明文化の必要があるのかもしれません。「ルールにない理由で削除はできないのではないか」という見解も普通にあり得るでしょうから--水だらけのプール(会話) 2018年8月24日 (金) 00:25 (UTC) 上のコメントについて誤字訂正しました。あと追記ですが、「一時的(あるいは些末)な言及」のガイドラインもあったほうが親切でしょうか・・・?--水だらけのプール(会話) 2018年8月24日 (金) 02:13 (UTC)
ToshijaponさんについてはWikipedia:削除依頼/広尾晃や利用者‐会話:ToshiJapon#知名度の低いWikipedia、という趣旨のご発言について(もっとも、これ私が追加した話題ですが)でも理解しかねる発言をしておられますので、仰る通り一歩見て引いた方がいいのかもしれません。私としての返信はすでにノート:尾畠春夫で行いましたが。--水だらけのプール(会話) 2018年8月24日 (金) 12:39 (UTC)
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