「Voice 」(ボイス)は、androp の3枚目のシングル 。2013年 8月21日 にワーナーミュージック・ジャパン から発売された。
概要
本作は、2012年 8月 にリリースされた『Boohoo/AM0:40/Waltz 』より約1年ぶりのシングルとなった。また、映像作品『LIVE DVD "one and zero"@Tokyo International Forum Hall A 2013.03.30 』と同時発売となった。
初回限定盤と通常盤の2形態での発売となり、初回限定盤には『Voice』のミュージック・ビデオ、およびそのメイキング映像を収録したDVDが付属する。
また、ジャケットデザインのアートディレクターは田中勤郎が務めた。
収録曲
CD (初回限定盤・通常盤) 全作詞・作曲: 内澤崇仁。 # タイトル 作詞 作曲・編曲 時間 1. 「Voice」 内澤崇仁 内澤崇仁 4:14 2. 「UtaUtai no Karasu」 内澤崇仁 内澤崇仁 4:31 3. 「Echo Boy」 内澤崇仁 内澤崇仁 5:20 合計時間:
13:48
DVD (初回限定盤のみ) # タイトル 作詞 作曲・編曲 1. 「Voice - music video」 2. 「Voice - making movie (long ver.)」
楽曲について
全作詞・作曲:内澤崇仁
Voice
日本テレビ 系水曜ドラマ 『Woman 』主題歌。andropがドラマ主題歌を担当するのは初めてのことであった[ 3] 。
2012年 12月5日 にリリースされたアルバム『one and zero 』は、内澤にとって達成感を持つものとなり、その達成感から、ツアー「one and zero」が始まるまでの期間、内澤は曲が書けなくなった。しかし、ツアー初日のステージに立つと、「ここにいるのは自分たちの力じゃなくて、お客さんの力。そういう人たちがいるから、僕らはここに立てているんだ」「お客さんと自分たちの間に壁がない、一緒になって歌えるような曲を作りたい」と感じたという[ 4] 。
内澤は本曲の制作にあたって、「日々生きていく中で、辛いこと、悲しいことがある。そして今もそんな思いをしている人がいます。人生と懸命に向き合っている人が、心を奮い立たせられるよう、希望の光を感じられるよう、そんな思いを込め制作しました」と語っている[ 5] 。
本作リリースの2日後(2013年8月23日 )、andropは「ミュージックステーション 」(テレビ朝日 )に初出演し、『Voice』を生演奏した。
2015年 に発売したミオヤマザキ のミニアルバム『大人がダメって言ったヤツ』の6曲目「山崎美央」の最後の一節のメロディではこの曲に類似と指摘されている。
UtaUtai no Karasu
andropとしての活動の初期に制作された楽曲。『Voice』と同じく「声」がテーマの曲であるため、本作に収録された。
内澤にとっては本曲は「ものすごいネガティブな曲」であり、制作にあたっては「カラスの嫌われぶり、社会からはみ出しているようなことに自分を当てはめています(笑)」と語っている。また、本曲は「あまりにも暗すぎ」たため、2009年 にandropとして初出演したSUMMER SONIC で1曲目に演奏して以来演奏していなかったという[ 4] 。
Echo Boy
前述の通り、内澤は前作『one and zero』の完成後から曲が書けなくなったため、歌詞だけを書いておいたところ、この歌詞が出来上がった頃に『Voice』が完成した。その後、「曲が作れようになったのかな?」と思い歌詞に曲を乗せたのが『Echo Boy』である[ 4] 。
制作時にはバンドバージョンも存在していたが、内澤曰く「弾き語りの方が3曲並んだ時にインパクトがあるなと思った」ため、弾き語りバージョンでの収録となった[ 4] 。
ミュージック・ビデオ
『Voice』のミュージック・ビデオは、川村真司と映像ディレクターであるショウダユキヒロが制作した。MVの構成としては、andropとして初のワンマンライブを行ったライブハウスの「代官山UNIT 」からスタートし、文字通りファンの手で支えられ、当時の最新のライブであるMETROCK 2013 のステージにたどり着くというストーリーとなっている[ 6] 。
MV全編を通してCGは一切使用しておらず、ファンの上でandropのメンバーが演奏するシーンは実際にファンの手の上でパフォーマンスを行っている。なお、andropの公式サイトで行った募集に応募した数百名のファンが代官山UNITでの撮影に参加している[ 7] 。
MVは2013年 7月17日 にYouTube で公開されたほか、本作の初回限定盤に付属するDVDにも収録され、DVDには合わせてMV撮影時のメイキング映像のロングバージョンも収録された[ 6] 。
パッケージ
初回限定盤(CD+DVD+特殊パッケージ仕様)
規格:WPZL-30635/6
DVDの収録内容:Voice - music video / Voice - making movie
通常盤(CD)
本作と同時発売となった映像作品『LIVE DVD "one and zero"@Tokyo International Forum Hall A 2013.03.30 』との同時購入者先着特典として「andropライブフォトポスター」がプレゼントされる。
チャート成績
脚注
関連項目
外部リンク
内澤崇仁 (ボーカル・ギター) - 佐藤拓也 (ギター・キーボード) - 前田恭介 (ベース) - 伊藤彬彦 (ドラム) シングル アルバム ミニアルバム 映像作品 参加作品
A-TTENT↑ON mixed by DJ MAYUMI
関連項目
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