The Jikens(ザ・ジケンズ)は日本のロックバンド。
来歴
2007年10月、仙台で結成された[1]。インディーズのサザナミレーベル[2]がリリースしたコンピレーションアルバム「Wild Sazanami Beat! Vol.5」に収録された「(きみは)クラウディアイズ」[3]を堂島孝平が自身のラジオ番組で絶賛した[4]。公式リリースの無いバンドとしては異例なことに[4]、堂島の推薦により[5]ARABAKI ROCK FEST.11にて、地元東北の新人バンドやアーティストを中心に紹介する「Time of hope」枠で出演を果たした[6]。2012年12月にアルバム「今夜なにかがおこりそう」をリリースした[7]。リリースにあたっては、ザ・コレクターズの加藤ひさしら15人からメッセージが寄せられた[4][8]。
音楽
4人のメンバーそれぞれがリードボーカルを担当することから音楽メディアではビートルズスタイルと形容される[4][9]。楽曲は各メンバーが製作しボーカルを担当するが、楽曲にあったメンバーが選択するために作曲者ではなくボーカルのヒロエに託されることも多い[9]。
音楽スタイルは、マージービート風[4]とも、コーラスワークが1960年代の音楽の影響を感じさせるとも[9]形容され、ギターのコーチャン以外のメンバーはビートルズやザ・ビーチ・ボーイズからの影響を語っている[9]。後から加入したコーチャンは、ハードロックやザ・ストロークス以降のロックンロール・リバイバルを好むなどやや音楽性を異にするが、そうした相異がむしろ音楽性の幅を広げ、バンドとしての独自のスタイルの確立に影響したとメンバーは語っている[9]。
メンバー
- コーチャン(ボーカル、ギター)
- 5月4日生まれB型。ギターはエリック・クラプトン、ジョン・フルシアンテの影響からフェンダー・ストラトキャスターを使用。高校時代にAEROSMITH、KISS、LED ZEPPELIN等のハードロックを聴いてギターを始める。ギターアンプはBadCat Cub'15R。
- ハッス(ボーカル、ドラムス)
- 12月24日生まれA型。ドラムセットはYAMAHA。LUDWIG ( ラディック )のスネア、dwのキックペダル、Zildjian(ジルジャン) のライドを使用。力強いドラムから繊細なドラム、シンプルなロックンロールの他、リズムパターンの引き出しが多く、ラテンリズム、ジャズなど幅広く叩きこなす。
ディスコグラフィー
アルバム
コンピレーション
- Wild Sazanami Best! vol.5(2011年7月7日)
- 「(きみは)クラウディアイズ」収録。
脚注
外部リンク