SystemES1(システムES1)は、バンダイナムコゲームスが開発したアーケードゲーム基板。映像のHD出力に対応している。
オペレーティングシステムはDebian系Linux[1][注釈 1]。
また、OSをMicrosoft Windows Embedded 7[3]に変更したSystem ES2 PLUS、System ES3と言った上位基板も存在する。
性能
SYSTEM ES1
- マザーボード:Supermicro C2SBM-Q(Intel Q35 + ICH9DOチップセット)
- CPU:Intel Core 2 Duo E8400(3.00 GHz)
- RAM:2×512 MB DDR2 800 MHz 1.8V (機動戦士ガンダム 戦場の絆Rev4.x以降のものは2GB1枚に交換の可能性有)
- GPU:NVIDIA GeForce 9600 GT PCIe 2.0 x16(512 MB GDDR3メモリ搭載)
- 出力:2 DVIポート/ 1 DVI-Iポート、1 VGAポート、1 HDMIポート
- ストレージ:Seagate Barracuda 7200.12 160 GB(ST3160318AS)/ 日立 Deskstar 7K1000.C 160 GB(HDS721016CLA382)SATA HDD
- オペレーティングシステム:Arcade Linux 32-bit(Debian 4.0ベース)
- サウンド:5.1チャンネルHDオーディオ
- 保護:TPM 1.2、HDDコピープロテクション、HASP HL Max USBドングル
SYSTEM ES2 PLUS
- マザーボード:Supermicro C2SBM-Q(Intel Q35 + ICH9DOチップセット)
- CPU:Intel Core 2 Duo E8400(3.00 GHz)
- RAM:2×512 MB DDR2 800 MHz 1.8V
- GPU:NVIDIA GeForce 9600 GT PCIe 2.0 x16(512 MB GDDR3メモリ搭載)
- 出力:2 DVIポート/ 1 DVI-Iポート、1 VGAポート、1 HDMIポート
- ストレージ:Seagate Barracuda 7200.12 160 GB(ST3160318AS)/ 日立 Deskstar 7K1000.C 160 GB(HDS721016CLA382)SATA HDD
- オペレーティングシステム:Windows Embedded 7
- サウンド:5.1チャンネルHDオーディオ
- 保護:TPM 1.2、HDDコピープロテクション、HASP HL Max USBドングル
SYSTEM ES3
- CPU:Intel Core i5-3550S (3.00 GHz)
- RAM:8 GB DDR3 2400 MHz (Revision B) / 16 GB DDR3 2400 MHz (Revision X)
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 650 Ti (Revision B) / GTX 680 (Revision X) PCIe 3.0 x16
- 出力: 1 DVI-I ポート、 1 DVI-D ポート、 1 HDMI ポート
- ストレージ:HGST 250 GB 5400 RPM (HTS545025A7E680) SATA III HDD
- オペレーティングシステム:Windows Embedded Standard 7
- サウンド:Integrated HD Audio
- 保護:HASP HL Max USBドングル、 Windows BitLocker
主なタイトル
(発売元は全てバンダイナムコゲームス)
発売されたタイトル
- SYSTEM ES1
- SYSTEM ES2 PLUS
- SYSTEM ES3
関連項目
脚注
注釈
出典
- ^ 起動シーケンスにおいてGRUBのメッセージ、TuxペンギンロゴやDebianロゴが確認できる。
- ^ a b 西川善司 (2012年4月20日). “西川善司の3Dゲームファンのための「機動戦士ガンダム 戦場の絆」講座 ドーム型スクリーン対応レンダリングとMSを彩るBISHAMONエフェクトの裏側に迫る!”. GAME Watch. インプレス. 2024年10月25日閲覧。
- ^ 起動シーケンスにおいて「Windowsを起動しています」といったメッセージやロゴが確認できる。
- ^ “アーケード『弐輪 - NIRIN -』…4人対戦も可能なバイクゲーム”. レスポンス(Response.jp) (2008年12月17日). 2024年10月25日閲覧。