SPICA (企業)SPICA S.p.A.(Società Pompe Iniezione Cassani & Affini 、スピカ)は、イタリアの燃料噴射装置の製造業者である。 概要SPICAは1932年にフランチェスコ・カッサーニ(Francesco Cassani )により設立された[1]。SPICA社製の燃料噴射装置はディーゼルエンジンとガソリンエンジンの双方で使用された。 1941年にアルファロメオがSPICAの経営権を握り、後に点火プラグ、ショックアブソーバー、オイルポンプやその他の部品を製造するようになった[2]。 1987年にSPICAはフィアット・グループの傘下に入り、1995年にはデルファイとTRWへ売却された。 創業者のフランチェスコ・カッサーニは1942年にSPICAを去り、兄弟のエウジェーニオ(Eugenio )とともにSAME(SAME、ザーメ)と呼ばれる新会社を設立した。現在、この会社はSAME・ドイツ=ファール(Same Deutz-Fahr )として知られている[1]。 脚注
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