SIMI LAB

SIMI LAB
出身地 日本の旗 日本 神奈川県
ジャンル ヒップホップ
活動期間 2007年 -
レーベル SUMMIT
共同作業者 菊地成孔
DCPRG
公式サイト https://www.summit2011.net/artists/simi-lab/
メンバー OMSB
MARIA(SIMI LAB)
Hi'Spec
USOWA
JUMA
MA1LL
DJ ZAI
RIKKI
旧メンバー QN
DyyPRIDE
DJ 193
DOMU YORK
DJ ATTO
MABU
SAISYU
JOE
9LAPE
WEEDCUT
Φ

SIMI LAB(シミラボ)は、日本のヒップホップユニット2007年に結成。

来歴

2007年神奈川県にてヒップホップトリオ「IDB(OMSB'Eats、DJ ATTO、MAB)」と、ヒップホップグループ「SVC(QN所属)」が合体する形で結成。町田市のクラブ「FLAVA」でイベント「GROOVE.POT」を主催し、デモ音源「DISCMAGAZINE」を不定期に配布。2008年後半にはMySpace上でラジオショウ「ぶっ飛ばさNIGHT!!」を定期的に配信。

2008年後半から2009年にかけて、QNとOMSB'Eats、DJ ATTO以外のメンバーが脱退。その後、DyyPRIDE、MARIAらが加入。2009年末に楽曲「WALKMAN」のミュージック・ビデオYouTubeで発表し、話題となる。このビデオについては「ノリで撮った」としている[1]。同楽曲はQNがEarth No Mad名義発売したアルバム『Mud Day』に再録バージョンで収録されている。

派生ユニットJ.T.F(DJ JUMA、Tuna、Funa)とDJ Hi'Specでミックス・アルバム『Round Here』を2011年2月18日に発売。また、同アルバムから4曲とQNの新曲を追加したものを4月1日にフリーダウンロードで公開した。

2011年11月11日、1stアルバム『Page 1 : ANATOMY OF INSANE』を発売。2012年5月、QNがOMSB'EatsへのDIS曲「Omsbeef」を発表。その後6月12日にQNの脱退を発表。同年11月30日、恵比寿リキッドルームにてイベント「SIMI LOUNGE」を主催。

2014年3月5日、2ndアルバム『Page 2 : Mind Over Matter』を発売。

メンバー

全メンバーの母語日本語であり、MARIA、RIKKIのみが英語を話せる。また、メンバーは外見で英語を話せると思われるために、「英語が嫌いになりそう」、「恨んだこともある」と述べ、コンプレックスであるとしている[1]

  • OMSB(MC、トラックメイカー)
    アメリカ日本のハーフ。幼少期に両親が離婚。義理の父親がおり、義父の方が付き合いが長いと述べた。高校2年ぐらいの頃にターンテーブルを購入[2]。旧名及び別名は、OMSB'Eats、WAH NAH MICHEAL、Funa。
  • MARIA(MC)
    青森県三沢市出身。後に横浜に住まいを移す。父親が在日米軍アメリカ[注 1]であり、母親は日本人[3]。DyyPRIDEとの出会いは、横須賀のクラブで逆ナンパした事がきっかけ[注 2][1]。2013年7月12日に1stソロ・アルバム『Detox』を発売。
  • Hi'Spec(DJ、トラックメイカー)
    純日本人[2]
  • USOWA(MC、トラックメイカー)
  • JUMA(MC)
  • MA1LL(デザイナー)
  • DJ ZAI(DJ)
  • RIKKI(MC、トラックメイカー)

旧メンバー

  • QN(MC、トラックメイカー)
    純日本人[1]。別名は、Earth No Mad、Tuna。
  • DyyPRIDE(MC)
    横浜出身。父親がガーナ人であり、母親は日本人。曽祖父1960年に日本にガーナ大使館が建つ際に日本に来たガーナ大使一行の1人。初めて自分で買ったCDは、50セントの『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』[3]。2011年7月15日に1stソロ・アルバム『In The Dyyp Shadow』、2013年3月8日に2ndアルバム『Ride So Dyyp』を発売。
  • DJ 193(DJ)
  • DOMU YORK(MC)
  • DJ ATTO(DJ、トラックメイカー)
  • MABU(MC)
  • SAISYU(MC)
  • JOE(MC)
  • 9LAPE(MC)
  • WEEDCUT(MC、トラックメイカー)
  • Φ(シンガー)

ディスコグラフィ

アルバム

  • 『Page 1 : ANATOMY OF INSANE』(2011年11月11日、SUMMIT)
  • 『Page 2 : Mind Over Matter』(2014年3月5日、SUMMIT)

ソロ・ユニット

  • DJ Hi'Spec & J.T.F from SIMI LAB
    • 『Round Here』(2011年2月18日、ミックス・アルバム、SUMMIT)
  • J.T.F from SIMI LAB
    • 『ROUND HERE: FREE DL』(2011年4月1日、フリーダウンロード)
  • DyyPRIDE
    • 『In The Dyyp Shadow』(2011年7月15日、アルバム、SUMMIT)
    • 『Ride So Dyyp』(2013年3月8日、アルバム、SUMMIT)
  • DJ ZAI
    • 『CAPITAL Z』(2012年10月17日、アルバム、Unbreakable Production)
  • MARIA
    • 『Detox』(2013年7月12日、アルバム、SUMMIT)
  • RIKKI
    • 『BLACKGATE』(2014年9月24日、アルバム、rev3.11)

客演

  • METEOR
    • MOTEL feat. DEJI, QN, OMSB'Eats & CUTE(2009年11月27日)
  • RAU DEF
    • とりまえず Remix feat. 仙人掌 (MONJU) & MARIA(2010年)
  • LOWPASS
    • Smell feat. QN & OMSB'Eats(2011年12月14日)
  • ROUNDSVILLE
    • Tripping Out feat. Ijoff, QN & Mariya from SIMI LAB(2012年1月18日)
  • DJ PMX
    • HIP HOP HOLIC feat. Cherry Brown, KNUX, QN & MARIA(2012年2月8日)
    • 神輿 Say Wobble feat. Juma from SIMI LAB(2012年2月14日)
  • MSN mc's(KYN, QN, KKD, DEDARA)
    • 音楽硬派(2012年3月13日)
  • DCPRG
    • マイクロフォン・タイソン feat. SIMI LAB(2012年3月28日)
    • Uncommon Unremix feat. SIMI LAB(2012年3月28日)
  • 田我流
    • ハッピーライフ feat. QN, OMSB, MARIA from SIMI LAB(2012年4月11日)
  • DJ BEERT
    • EXCLUSIVE #7 by RAU DEF & JUMA(2012年6月29日)
  • KLEPTOMANIAC
    • LA NINA feat. RUMI & MARIA(2012年8月8日)
  • SUNNOVA
    • Mr feat. USOWA(2012年9月12日)
  • KYN from SD JUNKSTA
    • WHAT'S YOUR FREEDOM feat. MARIA & SALU(2012年12月14日)
  • SOAKUBEATS
    • Watcher feat. OMSB(2012年12月24日)
    • Kill Em All feat. MARIA(2012年12月24日)
  • MARIA feat. DOMU YORK From SIMI LAB
    • Maria VS Jason(2013年2月1日)
  • GIVVN
    • GGarbage Can feat. DyyPRIDE(2013年5月15日)
  • JAZZ DOMMUNISTERS
    • DRIVE feat. OMSB & AI ICHIKAWA(2013年11月6日)
    • FOOD feat. MOE, MARIA, OMSB & AI ICHIKAWA(2013年11月6日)
    • XXL feat. MARIA & AI ICHIKAWA(2014年11月6日)
    • 夜戦と恋愛 feat. AI ICHIKAWA, DyyPRIDE & OMSB(2013年11月6日)
    • AGITATION feat. MOE & DyyPRIDE(2013年11月6日)
    • NEW DAY feat. OMSB(2013年11月6日)
  • CAMPANELLA
    • Mothership Connection feat. MARIA(2014年4月30日)
  • DJ SOULJAH
    • aaight feat. KOHH & MARIA(2014年7月9日)

参考文献

脚注

注釈

  1. ^ アメリカとドイツのハーフ
  2. ^ 当時DyyPRIDEに彼女がいたためにその時は諦めたと述べている

出典

参考文献

  • つやちゃん「『赤リップ』としてのMARIA考」『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』DU BOOKS収録、2022年1月

外部リンク

Twitter