RStudio
RStudioは、R(統計計算およびグラフィックス用のプログラミング言語)の統合開発環境。 RStudio Desktop は通常のデスクトップ アプリケーションであり、RStudio Server はリモートサーバ上で実行され Web ブラウザを介してアクセスする。 ライセンスRStudioは 統合開発環境 (IDE)で利用可能。 GNU Affero一般公衆利用許諾契約書 バージョン3. AGPL v3は、コードを共有する自由を保証するオープンソースのライセンスである。 RStudio Desktop にも RStudio Server にも、無料版と有償 (商用) 版がある。 OS のサポートは、IDE のフォーマットにより異なる。 RStudio Desktop のパッケージ済みディストリビューションは、Windows、macOS、Linuxで利用できる。RStudio Server と RStudio Server Pro は、 Debian、Ubuntu、Red Hat Linux、CentOS、openSUSE、SLESで実行できる[5]。 概要と沿革RStudio IDE は部分的にC++で記述されており、グラフィカル ユーザー インターフェイスにQt フレームワークを使用している[6]。Java や JavaScript も使用されている[7]。 RStudio IDE の開発は 2010 年 12 月頃に開始され[8] 、最初のパブリックベータ版(v0.92) が 2011 年 2 月に正式に発表された[1]。バージョン 1.0は 2016 年 11 月 1 日に[9]、バージョン 1.1 は 2017 年 10 月 9 日にリリースされた[10]。 2018 年 4 月、RStudio PBC (当時は RStudio, Inc.) は、 Ursa Labsにサポートを提供することを発表した[11]。Apache Arrowを利用した新しいデータ サイエンス ランタイムの構築に重点を置いている Ursa Labs をサポートするためである[12]。 2019 年 4 月、RStudio PBC (当時は RStudio, Inc.) は、RStudio Job Launcher をリリースした。 Job Launcher は RStudio Server の付属品であり[13]、さまざまなバッチ処理システム内(Slurmなど)やコンテナ オーケストレーション プラットフォーム内(Kubernetesなど)でプロセスを開始する機能を提供する。この機能は、有料版の RStudio Server Pro でのみ利用できる。 パッケージRStudio PBC は、RStudio に加えて、以下のような多数の R パッケージを開発、保守、宣伝している[14]。
アドインRStudio は、IDE 内から
開発RStudio IDE は、プログラミング言語ColdFusionの作成者[18]であるJJ Allaireによって設立された公益法人[19]である RStudio PBC によって開発されている。 RStudio PBC は、オーストリアのウィーンにある非営利団体[20]であるR Foundation と正式な関係はない。 2022年7月、RStudio はその名前を Posit に変更することを発表した[21]。 関連項目脚注出典
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