PRIDE GRANDPRIX 2000 開幕戦
PRIDE GRANDPRIX 2000 開幕戦(プライドグランプリにせん かいまくせん)は、日本の総合格闘技イベント「PRIDE」の大会の一つ。2000年1月30日、東京都文京区の東京ドームで開催された。 大会概要PRIDE初代王者を決めるために、16人の選手による無差別級GPが開催される。PRIDEでお馴染みのテーマ曲、声優でありリングアナウンサーの太田真一郎、入場コールを担当するレニー・ハートが初登場したのも本大会であり、テーマ曲は和太鼓、ドラム、ギターなどによる生演奏が行われた。開幕戦ではホイス・グレイシーがPRIDEデビューした他、藤田和之、佐竹雅昭らもPRIDEに初参戦する等、大変豪華なメンツが揃うことになったが、当時地上波放送を行っていたフジテレビから「全てのカードを日本人選手絡みに」との要請があり、直前までカード決定は難航した。 メインを任されたホイスは高田延彦を完封し、判定で勝利する。桜庭和志とガイ・メッツァーの一戦では、試合内容にセコンドのケン・シャムロックが激怒し、メッツァーをリングから降りるように指示してしまい、結局、指示に従ってリングから降りたメッツァーの棄権によるTKO負けとなった。 PRIDE初参戦を果たしたプロレスラーの藤田和之が、ハンス・ナイマンの打撃をかいくぐり総合初戦にして一本勝ちを収めた。 K-1から移籍した佐竹雅昭もPRIDEデビューしたが、マーク・コールマンのレスリング技術とパワーの前に何もできずにテイクダウンを奪われ、最後は関節技でタップアウト。 アレクサンダー大塚はイゴール・ボブチャンチンを相手に無謀ともいえる打撃戦を展開、不屈の根性を見せボブチャンチンの猛攻を15分間耐え切るも判定負け。 小路晃がエベンゼール・フォンテス・ブラガを破り、マーク・ケアーがエンセン井上を、ゲーリー・グッドリッジが大刀光を下し、ベスト8が揃った。 試合結果
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