O16 (潜水艦)
O16 (Hr. Ms. O 16) はオランダ海軍の潜水艦。 艦歴1939年にオランダ領東インドに配備され、オランダからスエズ運河を経由してオランダ領東インドまで移動。 1941年12月初め、シンガポールへ移動。12月6日、シンガポールから南シナ海へ出撃。12月12日夜、パタニ沖で日本船団を攻撃し「東山丸」、「金華山丸」、「阿蘇山丸」を大破させた[1]。 12月13日、「O16」はシンガポールへの帰途についた。12月15日、チオマン島付近で触雷し沈没[1]。41名が死亡し、生存者は一人だけであった。「O16」が触雷して瞬時に沈没した際、艦長のA・J・ブッセマーカー少佐など6名以外は艦と共に沈み、ブッセマーカーもすぐに死亡[2]。さらに、泳いで陸地へ向かう途中で3名が行方知れずとなり1名が死亡[3]。操舵員のコルネリス・ウルフのみが陸地にたどり着いて助かった[3]。O16が触雷した場所は12月7日に日本の特設敷設艦辰宮丸が機雷を敷設した海域であった[4]。 脚注参考文献
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