NANA MIZUKI LIVE ZIPANGU×出雲大社御奉納公演 〜月花之宴〜
『NANA MIZUKI LIVE ZIPANGU×出雲大社御奉納公演〜月花之宴〜』(ナナ ミズキ ライブ ジパング クロス いずもたいしゃほうのうこうえん つきはなのうたげ)は、水樹奈々の19作目のライブ映像作品。2017年11月15日にキングレコードから発売された。 構成2017年3月12日にさいたまスーパーアリーナで開催された『NANA MIZUKI LIVE ZIPANGU 2017』、4月2日に出雲大社で開催された『水樹奈々 出雲大社御奉納公演 〜月花之宴〜』の模様を収録。 プロモーション11月2日に本作のダイジェスト映像、CM映像がYouTubeの『水樹奈々 YouTube Official Channel』で配信された[6][7]。 アートワーク、パッケージ10月7日にジャケット写真を公開。能楽堂の松を背景に鶴が描かれた着物を身に纏い、左手に和の模様をあしらったギターも持ち「和×ロック」を表現している[8]。 収録内容
NANA MIZUKI LIVE ZIPANGU 2017
2017年1月7日から3月12日まで開催された水樹奈々のコンサートツアー。リハーサルは2016年12月2日から開始。12枚目のオリジナルアルバム『NEOGENE CREATION』の新曲、冬の曲を選曲[9]。 各公演でCherry Boysメンバーとの1対1で演奏するタイマン勝負企画「奈々vsチェリボ タイマン14番勝負!」が披露された[7]。『NANA MIZUKI LIVE THEATER 2015 -ACOUSTIC-』、『MTV Unplugged: Nana Mizuki』での経験から生まれた企画[10]。1月7日は門脇大輔のヴァイオリンと「アンティークナハトムジーク」、1月8日は北島健二のエレキギターと「Pray」、1月14日は大平勉のエレクトリックピアノと「ファーストカレンダー」、1月15日は藤陵雅裕のサックスと「STORIES」、1月21日は坂本竜太のベースと「アンティークナハトムジーク」、1月22日は松永俊弥のドラム、ラップと「ファーストカレンダー」、1月28日は福長雅夫のグロッケン、キック、鈴、口笛と「Look Away」、1月29日は渡辺豊のドラムと「Pray」、2月18日は中村修司のエレキギターと「ファーストカレンダー」、2月19日は大平勉のピアノと「undercover」、2月25日は北島健二のエレキギターと「STORIES」、3月4日は中村修司のギタレレと「Look Away」、3月11日は門脇大輔のヴァイオリンと「STORIES」、3月12日は坂本竜太のベースと「Pray」を披露した[10]。タイマン曲のアレンジは各プレイヤーが担当[10]。 埼玉公演はアンコールではスペシャルゲストとして山寺宏一が登場し「花は咲く ~アニメスター・バージョン~」を唄った。 舞台セットはテーマの「ジパング」からイメージし、能舞台と明治、大正時代のレトロモダンなガス灯を融合させた[11]。 オープニングムービーが流れ、TEAM YO-DAの舞と共に本公演オリジナルの箏曲が流れ、1曲目「WILD EYES」と共にステージ上段の巨大カメリアの花が開き、水樹が登場[7][12]。カメリアの花びら1枚1枚は丈夫に作られている[12]。 オープニングムービー、SHORT MOVIE「偏に想ひ、賭して思ふ」は鶴の恩返しのオマージュ。テレビアニメ『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』とリンクする悲恋を描いたストーリー[13]。劇中ではcherry boysのメンバーが町人[13]、鳥海浩輔が御所様の声を演じている[14]。 「ヒメムラサキ」は巨大な翼を背負うように歌った。名称は「お奈々鳥」。オープニングムービー、SHORT MOVIEに登場するお奈々鳥が天へ還る様を表現。小林幸子の紅白歌合戦での巨大衣装を参考にしている。両翼17.7m、高さ4.7m、重さ2.7tであり、いずれも「7」に拘っている。羽のグラデーションや質感も丁寧に作り込まれ、翼全体にLEDが仕込まれている[14]。 「悦楽カメリア」は障子演出、TEAM YO-DAの艶っぽいダンスで楽曲の妖艶な雰囲気を表現している。オープニングムービー、SHORT MOVIEのオマージュとして参考にされた鶴の恩返しのシーンにもリンクしている。白、黒の衣装、赤い番傘で鶴を表現。番傘は「悦楽カメリア」の詞中に登場する「赤い月」の意味を含まれている[15]。 アンコールは牛車トロッコで登場。名称は「水樹牛」。アンコール後1曲目が「RODEO COWGIRL」に決まった際に牛をテーマにした演出を思いついた[16]。 水樹奈々 出雲大社御奉納公演〜月花之宴〜2017年4月2日に出雲大社・東神苑で開催。セットリストは縁結びに因みラブソングを中心。詞に月、花、愛が含まれた楽曲をセレクト。スペシャルゲストとして松永俊弥の息子の松永明日斗がドラム演奏で参加した[17]。 『NANA MIZUKI LIVE ZIPANGU 2017』では行わなかった渡辺格とのタイマン勝負企画を行った。勝負楽曲は「愛の星」[17]。 出典
外部リンク
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