M・W・レイル
M・W・レイル(M. W. Rale, 1877年3月25日 - 1940年7月8日)は、アメリカ合衆国の俳優である[1]。本名ミハイル・W・イスラーレ(Michael W. Israle)[1]、マイケル・レイル(Michael Rale/Rayle)ともクレジットされた[1][2]。 人物・来歴1877年(明治10年)3月25日、ロシア帝国(現在のロシア)に生まれる[1]。 最初のキャリアは舞台俳優で、時期は不明だがアメリカ合衆国に移住し、1904年(明治37年)、4幕もののミュージカル The Street Singer でニューヨーク・ブロードウェイの舞台に立った記録がある[3]。 1914年(大正3年)から、レオポルド・ワートンおよびシオドア・ワートンのワートン兄弟が製作するパテ・シリアル『拳骨』(The Exploits of Elaine)、その続篇の『拳骨』(The New Exploits of Elaine, 1915年)に中国人の役で出演し、映画界に進出、以降、多く東洋人役で映画出演をする[1][2]。Beatrice Fairfax や『ミラの秘密』、Patria といったシリアルに出演した後、1918年(大正7年)にはノーマ・タルマッジ主演の『禁断の都』に中国人役で出演している[1][2]。 1925年(大正14年)、フィル・ローゼン監督の『妖婦馴らし』に出演したのを最後に映画界から離れ[1]、1927年(昭和2年)にはブロードウェイに戻っている[3]。1932年(昭和7年)、パール・S・バックの小説『大地』を舞台化した The Good Earth に出演したのが、舞台での最後の記録である[3]。 引退後はニュージャージー州イングルウッドの俳優のための養老院で晩年を過ごし、1940年(昭和15年)7月8日、同地で死去した[1]。満63歳没。 フィルモグラフィすべて出演作である[1]。 1910年代
1920年代
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