L.A.マシンガンズ
『L.A.マシンガンズ』(L.A.MACHINEGUNS -RAGE OF THE MACHINES-)は、セガが1998年12月に発売したアーケードゲーム。 概要特殊ホバーバイクに搭乗し、設備された機関銃で射撃して、アメリカ西海岸を侵攻するテロ組織「R.O.M(Rage of the Machines)」を壊滅させるのが目的のガンシューティングゲーム。システムボードはMODEL3 Step2.1でAM3研による制作。設定は異なるが、システムとしては『ガンブレードNY』の続編で、グラフィックは格段な進化を遂げている。 筐体は29型CRTのSD筐体と、50型プロジェクターのDX筐体の2タイプがあり、SDタイプは前作『ガンブレードNY』の筐体が流用されているが、DXタイプは筐体デザインを一新しており、ベースシェイカー(振動機構内蔵お立ち台)が加えられているのが大きな特徴である。 反動機構付ガンコントローラの振動が激しく、長時間のプレイでは手がしびれるほどであり、さらにDX筐体ではベースシェイカーの振動もあり、身体への負荷が大きい。 ステージは全5面構成で、最終面以外の前半4面はプレイ順序を選択できる。最終面には、前半全4面をクリアしなければ進めない。 銃直付け式の機関銃乱射ゲームは作品数が少なく、設置数は多くはないものの、銃直付け式のガンシューティングゲームはこの作品以降出ていないため、今もなおそのまま設置され続けているところがある。なお、2010年に『Gunblade NY & LA Machineguns Arcade Pack』のタイトルで、Wiiへの移植(『ガンブレードNY』と一本化)が欧州で決定した。国内販売は未定である。 特徴『ガンブレードNY』後継ゲームだけあって、基本的な動作はほぼ同様である。 ゲームプレイ時の視点(自分のホバーバイクの進行方向および向き)は撃った敵が吹っ飛んだ方向(と銃を向けた方向)へスクロールしていくため毎回異なる。おおまかな流れも同じだが、敵の出現するタイミングや射撃してくる方向も毎回微妙に異なっていく。なお、タイムアタックやスコアアタックなどのモードは本作では無くなった。 後半のステージになると反転とほぼ同時に撃たれたり、ボス戦で打ち落としきれない程の大量のミサイルが飛んで来るなど理不尽な点が多く、ノーコンテニュークリアは非常に困難となっている。 前作同様、敵の攻撃を受けるとライフが1個減り、0個になるとゲームオーバー。 なお、特徴の1つにコンボシステムがあり、撃ち込み判定のある物体を撃つと、照準の周りに丸いコンボゲージが現われる。コンボゲージは時間経過とともに減少し消滅するが、ゲージが無くなる前に撃ち込み判定のある物体を撃つと、ゲージが全回復する。コンボゲージが維持されている間に敵を倒す事により、コンボ数が加算されてゆく。ステージ内を高速で動き回る上に、敵の素早さからコンボを維持するのは難しく、最終ステージを除いて、減点対象である人質や民間人(大統領、一般市民、警官、作業員など)が紛れ込んでおり、誤射をしてしまうと5000点失う上にコンボも途切れてしまうため(ライフは減らない)、ハイスコアを狙うには運にも左右される。 ゲームストーリー
2025年、アメリカ世界の莫大な情報を一手に担い、総括的に処理する最新高層ビル「デルタオセロ」がロサンゼルスに完成。開業式が大統領を招いて盛大におこなわれていた。しかし、大統領演説中に突如として現れた謎のアンドロイド軍団「R.O.M」によって、大統領は拉致されロサンゼルスを始めとする西海岸は戦場と化す。合衆国は、対テロの切り札として用意しておいた最新飛行邀撃部隊「S.I.F.A.T」に出撃を要請し、両者は戦いを繰り広げる。 各ステージLEVEL:01
LEVEL:02
LEVEL:03
LEVEL:04
FINAL MISSION
敵キャラクター雑魚キャラクター
ボスキャラクター
スタッフリスト
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