Japanese Extensions
JE (じぇいいー、Japanese Extensions)とは、Slackwareが日本語を扱えなかった時代に日本語環境を追加するパッケージである。真鍋敬士が中心となって開発していた。当時の日本では、JEが標準的に使われていた[1]。 概要1993年当時に一般的な配布パッケージであったSLSへの拡張として真鍋敬士がリリースしたものが発端となる[1]。後に、Slackware向けのパッケージとなり、Red Hat Linuxにもインストール可能となった[1]。CannaやWnn、Mule、日本語TeX、Ghostscriptなど、日本語を扱うためのソフトウェアがコンパイル済みで収録されており、独自のインストーラであるezinstによってインストールすることが可能である[1]。EUC-JPでの使用を前提としている[2]。 0.9.6よりソースコードが一緒に配布されるようになる[3]。0.9.8a開発中にハードディスクがクラッシュし[4]、また開発の負担増などにより、有志が集まり開発はProject-JEに引き継がれた[5]。 歴史
出典
|