JUNK -RECORD OF THE LAST HERO-『JUNK -RECORD OF THE LAST HERO-』(ジャンク -レコード・オブ・ザ・ラスト・ヒーロー-)は麻宮騎亜による日本の少年漫画作品。秋田書店の月刊漫画誌『チャンピオンRED』にて、2004年2月号にプレ連載版が掲載された後、2004年3月号から2007年3月号まで連載された。単行本は全7巻。 概要『快傑蒸気探偵団』や『バットマン』のオリジナルコミック化作品(『BATMAN CHILD OF DREAMS』)等を手掛けた麻宮騎亜が現代における新たなヒーロー像の確立を目指した異色作。従来のヒーロー物と違い、本作には明確な「敵」は存在しておらず、「巨悪に立ち向かうヒーロー」といったお決まりの構図は当てはまらない。「JUNKスーツ」を手に入れた者はそれぞれが己の信念、もしくは欲望に従って行動し、それが時に大災害を引き起こす。いわば「JUNK」の存在自体が人類にとっての敵(脅威)であるともいえる。また、数々の残虐シーン、拉致・監禁など現代社会特有の異常犯罪の生々しい描写など、独特の重々しい雰囲気を持つ作品である。なお、「JUNKスーツ」のデザインは出渕裕によるもの。 あらすじ引きこもりの少年、結城比呂[1]はひょんなことから、装着者に超人的な力をもたらす通称「JUNKスーツ」を手に入れる。正義の名のもとスーツを好き勝手に使う比呂だったが、2人目のJUNKの出現を切っ掛けに過酷な運命に飲み込まれていく。 登場人物
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書籍情報
脚注 |