JJ72
JJ72は、アイルランド・ダブリン出身の3ピースロックバンド 。1996年に結成し、1999年にラコタ・レコーズと契約した。2006年に解散するまで2枚のスタジオアルバムをリリースした。 来歴デビュー(1999年~2001年)1999年11月、デビューシングル「October Swimmer」をリリース。2000年5月、シングル「Long Way South」をリリースし、全英チャート68位を記録する最初のヒットとなった。 2000年6月のグラストンベリー・フェスティバル、同年8月のレディング・フェスティバルに出演した[1][2]。 2000年8月、デビューアルバム「JJ72」をリリース 。 全英アルバムチャート16位まで上昇し、アイルランドと英国で50万枚を売り上げた。同アルバムからは「Snow」「October Swimmer」「Long Way South」「Oxygen」がシングルカットされた。「Oxygen」はバンド初の全英トップ30入りのシングルとなり、BBCの音楽番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」出演を果たした[3]。 2001年3月に来日し、渋谷CLUB QUATTROで日本初公演を行った。同年8月には、日本の野外音楽フェスティバルROCK IN JAPAN FESTIVAL、洋邦クロスオーバー・イベントSTYLE、英国の大型フェスVフェスティバルに出演した[4][5][6]。ROCK IN JAPAN FESTIVAL出演を記念して、ニック・ドレイクやペットショップボーイズのカヴァーを収録した日本独自企画盤「オクトーバー・スウィマー」を同年7月にリリースした[7]。 I To Sky(2002年~2003年)2002年10月、セカンドアルバム「I To Sky」をリリース。スマッシング・パンプキンズのプロデュースで有名なアラン・モウルダーとフラッドを共同プロデューサーに迎えて制作された[8]。同アルバムからは「Formulae」と「Always and Forever」がシングルカットされ、アイルランドアルバムチャートトップ5入り、全英アルバムチャートトップ20入りを記録した。 2003年2月、ベーシストのヒラリー・ウッズが脱退[9]。後にカナダ出身のベーシストのサラ・フォックスが加入した[10]。同年3月、2001年以来の3度目の来日公演を果たし、渋谷CLUB QUATTROで15曲を披露した[11]。 シングルリリース(2005年)2005年5月、ダウンロードと7インチレコード限定シングル「She's Gone」をリリースし、全英シングルチャート136位となった。同年8月、シングル「Coming Home」をリリースし、全英シングルチャート52位にランクインした。 解散(2006年)2006年6月22日、バンドは解散を発表。声明文によると、解散の理由として、所属レーベルであるソニーBMGの新作に対するサポートが十分ではなかったことを挙げている[12]。 その後(2007年~)2007年、JJ72のフロントマンだったマーク・グリーニーは、元アイドルワイルドのゲビン・フォックス、元ザ・フレイムスのポール・"ビンザー"・ブレナンとともに、新バンドConcerto for Constantineを結成し、翌年にはスマッシング・パンプキンズのサポートアクトを務めた[13]。 JJ72の元ベーシストのヒラリー・ウッズは、ソロで活動し、2016年にEP「Heartbox」、2018年にデビューアルバム「Colt」をそれぞれリリースした[14][15]。 バンドメンバー
ディスコグラフィーアルバム
シングル
脚注出典
外部リンク |