imoutoid(イモウトイド、1991年1月15日 - 2009年4月23日[1])は、日本の作曲家、トラックメイカー。生涯を通して幅広い音楽ジャンルに渡る制作活動を行った。Otophilia名義でSuperColliderのプログラマとしても活動を行い、彼が書いたコードはSuperColliderの公式書籍に掲載されている。otophilia名義の一連の活動の中では、メディアアート的な制作も試みており、GoodNoseというギターシミュレータや花火描画プログラムなどを制作した。SuperColliderとProcessingの同期演奏も試みた。
来歴
2001年、サイト上で楽曲などの公開を開始する[2]。その後、「ファミコン宇宙人(FamicomUchujin)」・「otophilia」などの名義で活動を行った。[3][4]。
2005年、TOKYO FMで放送されていたジョージ・ウィリアムズの番組にデモテープを送り、番組内で紹介される[5]。また、その縁からウィリアムズが運営していたオンラインショップで楽曲が販売された[6]。
2006年ころから「imoutoid」名義での活動を開始する[7]。
2007年、Maltine RecordsよりADEPRESSIVE CANNOT GOTO THECEREMONYを発表。
2009年にはRe:MIKUSへの楽曲提供でメジャー・デビューを果たすが、デビュー直後の同年4月、急性心不全により死去した。
作品
アルバム
- 「ADEPRESSIVE CANNOT GOTO THECEREMONY」(Maltine Records、2007年)
リミックス
- 「ファインダー (imoutoid's"Finder Is Not Desktop Experience Remix")」 - 『Re:MIKUS』livetune feat. 初音ミク(ビクターエンタテインメント、2009年3月25日発売)
- 「iの数式 (imoutoid's ComplexFunktion Remix)」 - 『Candy Highway / D-RAM』AVSS(2007年12月31日発売)
参加作品
- 「Fancyball」 - 『No shit No life』(Maltine Records、2006年)※FamicomUchujin名義
- 「Hofstadter's Law」 - 『intersect fractional. vol. 3』AVSS(2008年8月16日発売)
脚注
- ^ “X(旧Twitter)”. 2024年6月29日閲覧。
- ^ 「Space Jungles (小学校4,5年生頃 )」 imoutoid's websitoid
- ^ “ファミコン宇宙人'sWorks”. imoutoid's websitoid. 2020年12月22日閲覧。
- ^ “imoutoidのsupercollider”. 6月のimoutoid. 2020年12月22日閲覧。
- ^ 「バカ親の回想 Kamikaze」 imoutoid's websitoid
- ^ imoutoid不完全トラック集
- ^ “imoutoid's websitoidへようこそいど”. imoutoid's websitoid. 2020年12月22日閲覧。
関連項目
外部リンク