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IO Accelerator/PCIe IO Accelerator接続先 |
Type 1または2 Cクラス メザニンスロットとPCIeスロットを以下の経由:
- PCI Express Gen1×4, Gen1×8 (Duo), Gen2×4 (Duo)
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メーカー |
ヒューレット・パッカード |
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販売開始 |
2009年3月2日 |
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種類 |
ソリッドステートドライブ |
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HP StorageWorks IO AcceleratorはHPのBladeSystem Cクラスサーバ向けメザニンカードフォームファクタソリッドステートドライブの一種である。この製品はHPによって(米国時間)2009年3月2日に発表された。後継商品としては、Proliantサーバ向けのHP StorageWorks PCIe IO Acceleratorが標準PCIeフォームファクタであり、そして様々なProliant DLおよびMLサーバでサポートされた。
仕様
メザニンアダプタは(9ワット以下しか使わない)帯域幅最大800 MB/s、レイテンシは50マイクロ秒以下と低いPCI Express×4レーンを使い、ブレードサーバへ接続する[1]。
PCIeアダプタはモデルにもよるが、PCI Express Gen1.0×4レーン、×8レーン、またはGen2.0×4レーンを用いてサーバへ接続する。
IO Acceleratorは最初、容量80、160、320 GBで提供された。ほかの2モデルにはSLC NANDが使われたのに対し、320 GBモデルはMLC NANDを使用した。80と160 GBモデルは今となってはディスコンとなり、新しい640 GBモデルが登入された。より新しいモデルはMLC NANDを使用する。
PCIe IO Acceleratorは容量160、320、640 GB、および1.28 TBで提供された。2つのフォームファクタで提供される: ioDriveもしくはioDrive Duo (1つのPCIeカード上に2つのioDrives)。160 GBはSLC NANDだけ利用可能、320 GBはSLC DuoまたはMLCのいずれかとして利用でき、そして640 GBと1.28 TBは両方ともMLC Duoモデルのいずれかとして利用できる。
IO AcceleratorはType-1メザニンカードなので、ユーザはBL460cのようなハーフハイト・ブレードサーバ内に最大2枚インストールでき[2]、そしてBL685cのようなフルハイト・ブレードサーバ内に最大3枚インストールできる[3]。
アーキテクチャ
IO Acceleratorには、Fusion-io社から取得したテクノロジーが含まれている[4]。
アダプタは(SLCまたはMLCのどちらかの)NANDフラッシュメモリと、サーバーのPCI Expressファブリックに直接接続する(ヒートシンクの下にある)カスタムコントローラを組み合わせる。このカードには並行してアクセスされる25チャネルのNANDフラッシュが搭載されている。
Medusa Labsの性能テストは、IOzoneベンチマーク・ツールを用いてRed Hat Enterprise Linux 5.2で実行された[5]。
制限事項
- IO Acceleratorはブートメディアとして使用できない。
- ドライバはLinuxとWindowsでのみ利用可能。
- 64ビット(x86-64)・カーネルのみがサポートされる[6]。
関連項目
リファレンス