「Empty song」(エンプティ ソング)は、GRAPEVINEの26枚目のシングルである。2014年11月19日にSPEEDSTAR RECORDSより発売された。
解説
- SPEEDSTAR RECORDS移籍後初となるシングル。正式なシングルとしては、「風の歌」以来4年振りのリリースとなる[1]。
- レコード会社の「移籍第1弾はロックな感じのを」というリクエストを受けて製作が行われた[1]。
- ジャムセッションで作られた曲がシングルになるのは「超える」以来であり、収録曲全てがセッションで作られた初の作品となった。また、シングルの収録曲が3曲になるのも「ジュブナイル」以来となる。
- 初回限定盤には、2014年5月19日にSHIBUYA-AXで行われた「IN A LIFETIME」ツアーより3曲のライブ映像と、「VIDEOVINE Vol.1」が収録されたDVDが付いている[2]。
収録曲
- Empty song
- 前述のレコード会社のリクエストがあった際、バンドの楽曲のストックに「ストレートなロック」のような曲が無かったため、新たにジャムセッションをしながら製作した[3]。歌詞に関しては、「リ・スタートにおけるむき出し感」を意識して書いたという[3]。
- PVは、田中がストレッチャーで運び続けられる内容になっており、撮影も二日間かけて街中や海、山など様々な場所で行われた[4]。田中曰く「(PVで)初めて芝居をしましたね」とのこと[3]。
- KOL
- タイトルは「キックアウト ラヴァー」と読む[2]。「Empty song」と同時期に製作が行われた[5]。
- メンバーは同曲を「ちょっと新しい感じですよね、うちのバンドの中でも(亀井)」、「ありそうでなかった感じ(田中)」と評しており[6]、田中はタイトル曲として同曲を推していた[6][5]。
- 西川によると「いかに情けない曲に出来るか」ということにすべてを費やして楽しみながら作った曲だという[6]。
- 吹曝しのシェヴィ
- 前の2曲とは異なり、楽曲自体は前年から作られていたという[6]。
- 西川曰く「楽器があまり噛み合ってないようなアレンジ」になっているため、1回で固まったのを録るのが大変だったという[1]。
初回限定盤DVD
- 「IN A LIFETIME」LIVE at SHIBUYA AX 2014.05.19 – presented by 名盤ライブ -
- いけすかない
- スロウ
- 光について
- 「VIDEOVINE Vol.1」
補足
- ^ a b c GRAPEVINE、移籍第1弾シングルがついに完成! DAILY MUSIC
- ^ a b Single「Empty song」トラック・リストとアートワーク GRAPEVINE公式サイト
- ^ a b c 【インタビュー】GRAPEVINE、レーベル移籍、"くるりパイセン"との対バン語る! 1/2 uP!!!
- ^ GRAPEVINE移籍後初となる全国ツアーがスタート、新曲「Empty song」MVも公開 2014年10月24日付 Musicman-NET
- ^ a b GRAPEVINE、移籍後初シングルで掴んだ“新しい感触”を語る 「理想のバンド像に近づいている」 2/3 2014年11月17日付 Real Sound
- ^ a b c d 【インタビュー】GRAPEVINE、レーベル移籍、"くるりパイセン"との対バン語る! 2/2 uP!!!
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田中和将 (ボーカル・ギター) - 西川弘剛 (ギター) - 亀井亨 (ドラム) 西原誠 (ベース) |
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映像作品 | |
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関連項目 | |
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