Conky
Conkyは、X11向けのタスクマネージャーである。Conkyは高度な設定が可能で[4][5]、CPU・メモリ・スワップ・ストレージ・温度・プロセス・ネットワークインタフェース・電源管理・システムメッセージ・電子メール・オーディオプレーヤー (MPD・Audaciousなど)・天気予報・ニュースなどの多くの情報を見ることができる[6]。高水準のGUIツールキットを利用するシステムモニタとは異なり、ConkyはX11に直接描画する。これによりリソースの消費を抑えることができる[7]。 ConkyはLinux Magazineにおいて「オープンソースの世界において最も有用なプログラムの1つであり、メンテナンスが適正に行われているものの1つでもある」と賞賛された[8]。 Pinguy OSとCrunchBang Linuxではデフォルトでインストールされる[9]。 歴史ConkyはTorsmoからフォークしたプログラムである[10]。Torsmoは軽量Linuxディストリビューションでは現在でも利用されている。例えば、Damn Small Linuxではデフォルトでインストールされる[11]。Conkyという名称は、トレーラーパークボーイズに由来する[12]。 使用方法Conkyはシステムモニタとして使用することが適しているが、その他の多くの情報を表示することにも利用でき、Luaによって拡張することができる[2]。ConkyはNokia N900のようなデバイスにも移植されており[13]、GCCとX11が実装されているあらゆるシステムに移植することができる。多くのユーザがスクリプトの作成と配布を行い、Conkyのモジュール性と多様性を実証した[14][15][16][17]。 実行例デスクトップに時刻を表示するConkyの簡単な設定は以下の通りである。 update_interval 30
own_window yes
own_window_type desktop
use_xft yes
xftfont DejaVu Sans:size=14
alignment bottom_right
TEXT
${time %H:%M}
デフォルトの設定ファイルの場所は、 ギャラリー
脚注
関連項目外部リンク |