Category‐ノート:日本の文化財「Category:日本の文化財」配下のカテゴリ構成について文化財#日本の文化財保護法に定める文化財を参考に「Category:日本の文化財」配下のカテゴリをみると、現状は「Category:有形文化財」等のカテゴリは作成されてなく、「Category:登録有形文化財」等のカテゴリが「Category:日本の文化財」のサブカテゴリとして作成されています。「Category:重要無形文化財」のように作成されていないカテゴリもありますが、これは今後、該当する記事が増えたら作成されるのだろうと推測されます。
しかし、最近に「Category:記念物」が作成されて、このカテゴリ構成の例外になっています。そこで今後のカテゴリ構成について皆様のご意見をお伺いしたいと思います。そのために選択肢を幾つか作ってみました:
今まで「Category:日本の文化財」は選択肢1で整理されていたように見えますが、一部で選択2式のカテゴリが導入されています。個人的には中間的な選択肢3がよいと思います。選択肢3だと当面は選択肢1で「Category:日本の文化財」直下の記事が増加したら段階的に選択肢2に移行する、逆に記事が少ない間は選択2は止めることになります。現在「Category:日本の文化財」には26個の記事がありますが、その中には「泣塔」や「朴舘家住宅」のように「Category:有形文化財」ができたら移動すべき記事がありますが数が少ない(20個に届かない)ので、同様な記事が一定数できてから「Category:有形文化財」を作成して移動というのが選択肢3です。もし、選択肢1で構成するならば「朴舘家住宅」は「Category:都道府県指定有形文化財」のようなカテゴリに入れることになると思います。いかがでしょうか?、急いで決める必要はありませんので、週から月単位の時間をかけて、ご意見を伺えればと思います。Sina 2007年9月2日 (日) 06:00 (UTC) (署名修正)--- 追記:「Category:有形文化財」を作成したとしても、国指定のみに限定し、「泣塔」と「朴舘家住宅」は市指定、県指定なので入れないという選択もあるかも。Sina 2007年9月2日 (日) 06:47 (UTC)
Category:記念物を立ち上げた本人ですのでコメントしない方がいいのかもしれませんが、文化財関連のカテゴリにはいくつか問題点を感じています。確かに「項目が10に満たない状況ではまだカテゴリを作らない方がよいでしょう」という方針は存じ上げませんでした。КОЛЯさん、貴重なアドバイスと情報ありがとうございました。別に、自分がCategory:記念物を立ち上げたから言うわけではありませんが、いずれは上記選択肢のうちの2.に持っていくのが理想だと思います。
以上の2点が、その理由です。 現状では、都道府県や市町村指定の「有形文化財」は行き場を失ってしまっています。また、同じような意味でCategory:日本の史跡でも、「日本国政府(文部科学大臣)が文化財保護法に基づき指定する文化財のうち、史跡に関するカテゴリ。地方公共団体のみにより指定されたものは含まない」と定義されていますが、地方公共団体指定の「史跡」も行き場を失い、海外の遺跡がなぜかCategory:史跡には入ってしまっているわけです。Category:史跡には、結局、海外の歴史公園や遺跡は入り、日本の史跡は入るんだけれども、しかし国指定だけにとどまり、都道府県指定史跡は法令上「史跡」なのだがWikipediaでは史跡にふくめないという妙なことになっています。Category:史跡は「遺跡」にでも名称変更し、そのなかにタイの「歴史公園」や日本の「史跡」、アメリカの「国立歴史公園」・「国立史跡」、世界遺産のうちの「文化遺産」、あるいは「考古遺跡」などをサブカテゴリにすればスッキリします。元来はおもに日本史分野で使用され、こんにちでは行政用語になってしまっている「史跡」を無制限に拡大解釈していくのは、いずれ問題が生ずると考えます。--Greenland4 2007年9月4日 (火) 17:29 (UTC)
話が込み入っていてわかりづらいのですが、要するに(1)「日本の文化財」の直下のカテゴリ構造をどうするのか、(2)都道府県指定とか未指定物件の扱いをどうするのか、(3)「史跡」という言葉の解釈、このあたりがポイントではないかと思いました。ここでは(1)の件についてのみ意見を述べ、(2)(3)についての意見は下の方にあらためて書きます。さて、基本的なところを確認しておくと、日本の文化財保護法は、「文化財」を「有形文化財」「無形文化財」「民俗文化財」「記念物」「文化的景観」「伝統的建造物群」の6種類に大別しています。いちばんわかりやすい無形文化財の場合を例にとれば、「重要無形文化財」という語は国が指定したものを意味し、「重要」の付かない「無形文化財」は、国指定・自治体指定・未指定物件を包含した、より広義の概念です。Sinaさんのいう「カテゴリ階層を1段階増やす」とは、これらの広義の概念をカテゴリ化するかどうかという話だと思います。Sinaさんのいう「選択2」の形にもっていくとすると、「Category:日本の文化財」の直下には「有形文化財」「無形文化財」「民俗文化財」「記念物」「文化的景観」「伝統的建造物群」が入り、これらの1層下に「重要無形文化財」とか「史跡」とかが入ることになります。文化財保護法では別の条文で言及されている「埋蔵文化財」とか「文化財の保存技術」をこの階層に入れてもよいでしょう。現状はどうなっているかというと、「Category:無形文化財」「Category:民俗文化財」「Category:記念物」はすでにできていますが、整然としたツリー構造ではなく、「Category:日本の文化財」の直下に横並びにずらーっと入っています。私が思うには(皆さんが今までさんざん議論してきたことに対して失礼な言い草かもしれませんが)、カテゴリ構造については、現状のままであまり問題はないんじゃないでしょうか。すでにできている「Category:記念物」等をわざわざ削除する必要はないし、現状あまり必要のなさそうな「Category:文化的景観」等を急いで作る必要もないと思います。個々のカテゴリの定義がしっかりしていて、何をそこに入れるのかがはっきりしていれば、「ツリー構造」にはあまりこだわらなくていいのではないかというのが私の考えです。文化財保護法に定める6種の文化財のうち、「有形文化財」は明治以来100年以上にわたって指定され、国指定物件だけで約12,000件あるのに対し、「文化的景観」「伝統的建造物群」の2つは歴史が浅く、件数も少なく(国選定の「重要文化的景観」は2007年現在4件のみ)地方自治体の文化財保護条例ではこの2つのカテゴリを設けていないところが大半です。したがって、「Category:文化的景観」「Category:伝統的建造物群」はまだ作成しなくてよいと思います。「現状では都道府県指定の有形文化財は行き場を失う」との指摘がありましたが、「Category:都道府県指定史跡」「Category:都道府県指定名勝」「Category:都道府県指定天然記念物」はすでにできており、これにならって「Category:都道府県指定有形文化財」を作ればいいと思います。Sinaさんが例に挙げている「泣塔」や「朴舘家住宅」のような個別の文化財記事は、「Category:有形文化財」に入れるのはいかがなものかと思います。県指定物件なら「Category:都道府県指定有形文化財」、民家建築なら「Category:日本の民家」等に入れ、そこにも入らない市町村指定や未指定物件であれば、市町村カテゴリに入れるか、「○○県の建築物・観光名所」「○○県の自然景勝地」というカテゴリがすでに存在するので、そこに入れてはどうでしょう。--Urania 2007年9月30日 (日) 05:18 (UTC) 都道府県や市町村指定の文化財について国指定の文化財と都道府県や市町村指定の文化財をどのように整理するかについて、現状、国指定のものについては「Category:重要文化財」や「Category:登録有形文化財」などのカテゴリ群があり、ここには都道府県や市町村指定の重要文化財は入れないことになっています。重要文化財#都道府県・市町村指定文化財などの解説をみるとこのカテゴライズには一理あると納得できます。一方、天然記念物については、国指定のものについては「Category:天然記念物」、都道府県指定のものについては「Category:都道府県指定天然記念物」が作成されています。 そこで、都道府県や市町村指定の文化財に関する記事について、天然記念物にならって、必要に応じて「Category:都道府県指定○○○」「Category:市町村指定○○○」のような名称のカテゴリを作成して整理していっては如何でしょうか?
ご意見をよろしくお願い致します。Sina 2007年9月9日 (日) 10:42 (UTC)
「史跡めぐり」というような場合で「史跡」という言葉を用いる場合、確かに国指定なのか、都道府県指定なのかはあまり問われていない気はします。史跡に限らず記念物は、名勝でも天然記念物でも一般的に土地に結びついた文化財なわけで(天然記念物の動物個体指定だけは例外)、そういう場合、たとえば、古戦場跡であるとか、旧街道跡であるとかは指定されにくいというのはあります。というのも、指定面積が限定できないわけですから。また、平将門の首塚などのように伝承地としては長い歴史をもつが実際のところ、史実としては将門の首が埋葬されているとは到底言えないようなところも「史跡」とは呼びにくいわけで、これは、東京都では「記念物」には含めていますが「史跡」には含めず、それとは別のカテゴリ「旧跡」を設け、保存措置を講じています。小石川御薬園も、いまは東大植物園になっていますが、往事に植栽されたものとは内容も構成も異なっていますし、施設などの面でも往事の痕跡はとどめないので「旧跡」に含めています。「長屋王邸宅跡」のように保存されていれば特別史跡クラスであっただろうというような遺跡も、現状では遺跡が破壊されて「奈良そごう」になっていますので、「史跡」とは呼びにくい。調査がなされ、記録はとられているわけなので、かろうじて「遺跡」(厳密にはモト遺跡)とは呼べるだろうと思います。 史跡かそうでないかを、個人個人の主観に委ねるとしたら、かなり難しいことになるとは思います。われわれの周囲を見渡すと昭和時代の史跡、平成時代の史跡でないものはありません。極端なことを言えば、そうなります。有名人にまつわるものに限定しても、伝承地まで含めると有名人ゆえにあちらこちらに「ゆかりの地」なるものがあります。そしてまた、上位カテゴリとの整合性を考えると、文化財とは言えない史跡、記念物とは言えない史跡が大量に発生することも考えられます。指定外のものまで史跡にカテゴライズするのは問題ありと考えます。 ただ、КОЛЯさんがおっしゃるように、国指定と地方公共団体指定との区別がそれほど重要で、それに応じたカテゴリが有用かというと、これまた疑問でもあります。男鹿市の脇本城などは、2年おきで市指定史跡、県指定史跡、国指定史跡といわば昇進しましたが、そういうことがウィキペディア執筆者によって十分に追跡されているかといえば、そうではありません。また、この場合、男鹿市に所在する城跡(遺跡)であるということがやはり大切で、指定機関がどこであるかは利用者にとっても執筆者にとってもさほど重大ではないように思います。Sinaさんのカテゴリ案では確かに重複だけは回避されますが、効用としてはそれだけです。蛇足ながら、現状では国史跡に指定されれば県指定は解除されることになっていますが、そういう慣行を批判する声もあります。 本来はカテゴリーは「あれば便利」という程度のものであり、それ以上のものではありません。圧倒的に記事数が足りない状況で、そうした枝葉末節に属することに議論を重ねるのもどんなものかとも思います。私の案は「大阪府の史跡(指定機関問わず」の下に「大阪府指定史跡(府の指定)」が来る構造で、必要に応じ「大阪市指定史跡」など市町村指定が追加されるようなものです。ことさら「大阪府の国指定史跡」は不要かと思います。有形文化財、無形文化財については、土地とは切り離されたものですから、「有形文化財」・「無形文化財」(ともに指定機関問わず)のなかに「国宝(国指定)」とか「重要無形文化財(国指定)」のカテゴリーがくるのが合理的と考えます。--Greenland4 2007年9月22日 (土) 09:01 (UTC)
利用者:Uraniaです。複数の案件について1回の投稿で済ませたいので、少々長くなりますがごかんべんください。「都道府県指定○○」というカテゴリを作るかどうか、つまり、国指定物件と自治体指定物件を別カテゴリにするかどうかですが、私は分ける方に賛成です。ただし、「Category: 都道府県指定史跡」「Category: 都道府県指定名勝」「Category: 都道府県指定天然記念物」は議論以前にすでにできているので、あとは現状を追認して「Category: 有形文化財」等を作るかどうかだと思います。ところで、「Category:日本の文化財 > Category:都道府県指定文化財 > Category:都道府県指定有形文化財」というカテゴリ階層はいかがなものでしょうか。このページの上の方では「Category:日本の文化財」の直下にカテゴリを1階層増やして、そこに「Category:記念物」とか「Category:有形文化財」とかの基本概念をもってくることが議論されています。この線でいけば、「Category: 都道府県指定有形文化財」は「Category:有形文化財」の下に来るのが筋であって、「Category:日本の文化財 > Category:都道府県指定文化財 > Category:都道府県指定有形文化財」のように指定主体を軸とした、別の理念に基づくカテゴリ構成を混在させると、全体として統一性のないものになってしまうと思います。 文化財カテゴリについて考える際、「重要文化財」「史跡」「名勝」「天然記念物」等の用語の意味を統一させておく必要があります。つまり、これらの用語を文化財保護法に則った厳密な意味で使うのか、もっと広い意味の通俗的な用法で使うのかです。この点を統一しておかないと、話がわかりにくくなると思います。ウィキペディアは観光ガイドではなく百科事典を作るプロジェクトですから、用語の解釈も文化財保護法の規定に沿ったものに統一するのが一番中立的で明確だと思います。つまり、「重要文化財」「史跡」「名勝」「天然記念物」はいずれももっぱら国指定物件を指す用語と解釈し、それ以外のたとえば県指定物件等は含めず、必要なら別途「都道府県指定○○」というカテゴリを立てるということです。この中で「重要文化財」という用語はしばしば誤解されているので、くどいようですが、説明しておきます。法令上、「重要文化財」とは「国が指定した有形文化財」を指す用語で、それ以外の意味はありません。したがって、「Category:重要文化財」には国指定物件以外入れるべきでなく、この点は議論の必要がありません。「県指定の重要文化財もあるじゃないか」という反論があるかもしれませんが、それはあくまでも「○○県指定重要文化財」であり、この場合「○○県指定」を略して単に「重要文化財」と呼ぶことはできません。県指定の有形文化財のことを長野県では「県宝」、鳥取県では「保護文化財」と呼びますが、これらをひっくるめた上位概念は「有形文化財」であって、「重要文化財」ではありません。なお、「国指定史跡」とか「国指定重要文化財」とか、「国指定○○」というのは法令や官報告示には登場しない通称であり、「国指定○○」というカテゴリはできるだけ立てないでほしいと思います。 次に、「史跡」に関して「指定外のものまで史跡にカテゴライズするのは問題あり」とのGreenland4さんの意見に賛成です。「史跡」という用語は指定物件のみを指す場合と、指定の有無にかかわらず歴史的な名所旧跡をばくぜんと指す用法とがありますが、個人の主観によって、指定外のものまでどんどん「史跡」に入れるなら、岡本太郎の「太陽の塔」も「大阪府の史跡」に入れていいことになってしまいます。ここはやはり狭義(指定物件のみ)に解釈すべきでしょう。次に、「国指定と地方公共団体指定(の史跡)との区別はそれほど重要でない」「『大阪府の史跡』の中に国指定も府指定も入れる」という意見には賛同いたしかねます。その理由は大きく分けて2つあります。1つ目の理由ですが、都道府県や市町村指定の史跡は、当該都道府県や市町村にとって重要なものとして指定されるのに対し、国指定の史跡は、その史跡が所在する地域にとってだけではなく、日本国全体にとって価値が高いものとして指定されているので、国指定物件を他と区別することには一定の意味があると思います。都道府県指定物件等を全く無視するなら問題ですが、それらを国指定物件と「区別」するのはありだと思います。記事を執筆した人や地元の人には失礼かもしれませんが、たとえば「みたらし様」とか「つぼのいしぶみ」のような記事を国の史跡と一緒にカテゴライズすべきなのだろうか、と思います。もう1つの理由は全体の整合性という点です。他のたとえば「重要文化財」などは国指定のもののみをカテゴライズの対象としているので、他との整合性をはかる意味でも国指定の史跡とそうでないものは分けるべきだと思います。現状、「Category: 都道府県指定史跡」はすでにできています。また「Category: 日本の史跡 (都道府県別)」もあり、47都道府県の全部について「Category:○○県の史跡」ができています。これらは、「指定機関を問わない」カテゴリではなく、当該都道府県に所在する、国指定の史跡のカテゴリです。カテゴリではなく記事の「日本の史跡一覧」とそこから分割された地方別史跡一覧も国指定物件の一覧です。つまり、史跡に関しては現時点でもそれなりに体系的に整理ができており、国指定は国指定、都道府県指定は都道府県指定と区分けがされています。この体系を崩して、たとえば「Category:大阪府の史跡」の中に国指定も府指定も入れてしまうというのはどうかなと思います。「Category:○○県の史跡」を見ると、47都道府県のうち「Category:大阪府の史跡」だけが定義が他と違っていて、府指定史跡やそれ以外のものまで入っていますが、これでは整合性を欠いており、他県と定義を一致させるべきです。ついでに言うと、「○○県指定文化財一覧」という一覧記事も47都道府県分が全部できていますが、これらは現状ではごく一部の物件だけを恣意的に収録した中途半端な一覧になっているので、これを整備することで、「Category: 都道府県指定史跡」の「使い勝手の悪さ」をカバーできるのではないでしょうか。また、市町村指定・未指定物件であれば、市町村カテゴリに入れるか、「○○県の建築物・観光名所」「○○県の自然景勝地」というカテゴリがすでに存在するので、そこに入れてはどうでしょう。なお、КОЛЯさんが例示している「とりあえず大阪府内にあって「史跡」と名づけるに相応しいものである、というところまでは解る、しかし、国や府の指定がなされているかどうかまでは知識がない」場合についてですが、そのようなあやふやな知識や情報しかない場合は、急いでカテゴリを貼る必要がないと思います。--Urania 2007年9月30日 (日) 05:26 (UTC)
ウィキプロジェクト設置のお知らせWikipedia:ウィキプロジェクト 文化遺産保護制度を開設しました。日本の文化財に関しても、このプロジェクトの扱う範囲に含まれてくると思われます。カテゴリの議論に関してもこのプロジェクトで行ってまいりますので、ご参加ください。--ミッキーマウスのぬいぐるみ 2008年4月5日 (土) 05:03 (UTC) |