CP+(シーピープラス、英:Camera & Photo Imaging Show)は、カメラおよび関連機器のコンシューマー向け展示会である。主催はカメラ映像機器工業会で、2010年から年1回のペースで開催されている。
概要
カメラ映像機器工業会・写真感光材料工業会・日本カラーラボ協会・日本写真映像用品工業会の4団体の主催で、2005年から2009年まで東京国際展示場で開催されていた「フォトイメージングエキスポ」(PIE)の後継イベントにあたり、PIEから離脱したカメラ映像機器工業会が、2010年以降、単独で開催している[3]。
CP+は、ビジネスユーザーとコンシューマーを対象に、最新の製品や技術を紹介し、産業と写真映像文化のさらなる発展に貢献する国際的な「総合的カメラ映像ショー」である。写真の街ヨコハマから、「撮る」「見る」「つながる」写真の楽しさをあらゆるかたちで提供し、カメラ・写真映像産業の拠点である日本から世界へ、写真映像文化を包括的に発信している。
単独開催となったにもかかわらず、2010年の登録来場者数は41,033名で、PIE2009の41,952名からわずかな減少に留まった。なお、入場者のカウント方法は登録を行なった人数であり、出入口でのカウント数ではなく、再来場は含まれない。
出展メーカーごとに分かれたブースにおいて機器等の展示を行う。また、メーカー技術者や写真家によるセミナー、アマチュアカメラマンの作品展示、関連企業が集まり商談に適したB to B向けのコーナー“コンポーネンツ&デバイス プラザ”などが展開される。
2014年は大雪の影響で会期中の2月15日の開催を中止。また2020年はCOVID-19の流行を受け、2月27日から3月1日までの全日程を中止した[4]。21・22年も同様。
-
オリンパスブース
-
ソニーブース
-
キヤノンブース
-
ニコンブース
-
富士フイルムブース
-
リコーブース
-
シグマブース
開催年度一覧
開催回 |
開催年月日 |
入場料 |
出展者数 |
来場者数 |
会場
|
1 |
2010年3月11日(木) - 14日(日) |
1,000円(平日)、無料(土・日) ウェブサイトで事前登録することにより、平日も無料。 |
77社・団体 |
41,033名[5] |
パシフィコ横浜
|
2 |
2011年2月9日(水) - 12日(土) |
99社・団体 |
49,368名[6]
|
3 |
2012年2月9日(木) - 12日(日) |
1,000円 ウェブサイトで事前登録することにより無料。 |
88社・団体 |
65,120名[7]
|
4 |
2013年1月31日(木) - 2月3日(日) |
1,000円 ウェブサイトで事前登録することにより無料。 |
未定 |
62,597名[8]
|
5 |
2014年2月13日(木) - 2月16日(日) |
1,500円 ウェブサイトで事前登録することにより無料。 |
115社・団体 |
42,203名[8]
|
6 |
2015年2月12日(木) - 2月15日(日) |
1,500円 ウェブサイトで事前登録することにより無料。 |
115社・団体 |
67,617名[8]
|
7 |
2016年2月25日(木) - 2月28日(日) |
1,500円 ウェブサイトで事前登録することにより無料。 |
132社・団体[9] |
67,792名[1]
|
8 |
2017年2月23日(木) - 2月26日(日) |
1,500円 ウェブサイトで事前登録することにより無料。 |
121社・団体[1] |
66,665名[2]
|
9 |
2018年3月1日(木) - 3月4日(日) |
1,500円 ウェブサイトで事前登録することにより無料。 |
|
68,111名[10]
|
10 |
2019年2月28日(木) - 3月3日(日) |
1,500円 ウェブサイトで事前登録することにより無料。 |
|
69,615名[11]
|
脚注
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
CP+に関連するカテゴリがあります。