CD+G

CD+G
メディアの種類 光ディスク
記録容量 最大およそ700MB(オーディオでは最大80分)
コーデック 複数
読み取り方法 波長780ナノメートルの半導体レーザ
策定 フィリップス及びソニー
主な用途 音楽、画像、及びデータ・ストレージ
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CD+Gとは、オーディオデータと並行して、対応機器で再生可能な低解像度のグラフィックを提供する規格。CD-GCD+Graphicsとも。1985年にRed Book[1]に規定されたCDの規格の一つである[2]。CD+Gディスクはカラオケ機器で使われ、楽曲の歌詞を画面に表示させる為に活用されることが多かった。

カラオケ専用機器に加えて、CD+GフォーマットのCDを再生可能な民生機器としては、NECCD-ROM²PCエンジンCD-ROMドライブ)、PCエンジンDuoフィリップスCD-iセガサターンメガCD3DOAmiga CD32Commodore CDTV、Atari Jaguar CD(Atari Jaguar用の外部ドライブ)が存在する。いくつかのCD-ROMドライブはこのデータを読む事が可能である。2003年頃から、いくつかの単体DVDプレーヤーがCD+Gフォーマットをサポートしている。

実装

CD+Gフォーマットは、標準的なオーディオCDでは未使用であるチャンネルRからWまでを用いる。これら6ビットにグラフィック情報を格納する。

CD+Gシステムでは、16色(6ビット)グラフィックが300×216ピクセルラスター・フィールドに表示される。

Compact Disc + Extended Graphics

Compact Disc + Extended Graphicsのロゴ

Compact Disc + Extended Graphicsとは、1991年にRed Book[1]に規定されたCD+Gフォーマットの改良規格[3]CD-EGCD+EGCD+XGとも。CD+G同様、CD+EGは基本的なCD-ROM機能を利用し、再生される音楽に対してテキスト及びビデオ情報を表示する。この拡張データはサブコード・チャンネルRからWに格納される。CD+EGディスクが発売されたとしても極少数である。

仕様

  • 288ピクセル/ライン
  • 192ライン
  • 256色

脚注

  1. ^ a b CD Products”. フィリップス. 2020年8月8日閲覧。
  2. ^ 『CDがもたらした三つの文化革命 コンパクトディスクその20年の歩み』CDs21ソリューションズ、2005年、55頁。 
  3. ^ 『CDがもたらした三つの文化革命 コンパクトディスクその20年の歩み』CDs21ソリューションズ、2005年、56頁。 

外部リンク