Best sellection
『Best sellection』(ベスト・セレクション)は、日本のロックバンドであるザ・スターリンの1作目のベスト・アルバム。 1986年10月25日に徳間ジャパンのジャパンレコーズレーベルからリリースされた。1985年2月21日の大映スタジオ公演を最後に解散したザ・スターリンの初のベスト・アルバムであり、最終公演を収録したライブ・アルバム『FOR NEVER』(1985年)より5か月ぶりのリリースとなった。 徳間ジャパン所属時代のアルバムである『STOP JAP』(1982年)および『虫』(1983年)を全曲収録した2枚組となっており、1996年12月21日には未CD化であったシングル音源を追加して再リリースされた。 リリース本作は1986年10月25日に徳間ジャパンのジャパンレコーズレーベルからCD2枚組でリリースされた。徳間音楽工業より発売されたメジャー・デビューとなった2枚目のアルバム『STOP JAP』(1982年)と3枚目のアルバム『虫』をカップリングして収録している[2]。 1996年12月21日に未CD化となっていたシングル「ロマンチスト」(1982年)、「アレルギー」(1982年)、「GO GO スターリン」(1993年)の音源を追加した上で再リリースされた[2]。 批評
音楽情報サイト『CDジャーナル』では1986年のオリジナル盤に対するレビューにおいて、ザ・スターリンというバンドが「変態的超過激ライヴ」によって話題を集めた「日本でいちばんセンセーショナルなパンク・バンドだった」と述べた上で、楽曲については「機関銃のように発射する言葉の洪水」と例え、エキサイティングなパフォーマンスによって観客を扇動する技能は「凡人では出来ない」と肯定的に評価[3]、しかし1996年の再リリース盤においては「ロマンチスト」に関しては「ヘンな歌」、歌詞に関しては「笑える歌詞が秀逸」と表現し、また「「大ヴォリュームで聴け」という但し書きは蛇足」と述べた上で否定的に評価している[2]。 収録曲オリジナル盤
再発盤 (1996年)
リリース履歴
脚注注釈
出典
外部リンク
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