A.J.グリフィン
アーサー・ジョセフ・グリフィン(Arthur Joseph Griffin, 1988年1月28日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州エルカホン出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在は、フリーエージェント。 経歴プロ入り前2009年のMLBドラフトでフィラデルフィア・フィリーズから34巡目(全体1037位)で指名されるも低評価からサンディエゴ大学に残った。 プロ入りとアスレチックス時代2010年のMLBドラフトでオークランド・アスレチックスから13巡目(全体395位)で指名されプロ入り。 マイナーで好成績を残していたため、肩の痛みから登板回避したエースのブランドン・マッカーシーの代役を果たすためメジャー初昇格する。 2012年6月24日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で初先発、6回を投げ2失点被安打3三振4四球1と初先発で結果を残した。シーズン終了までに15回の先発で7勝を挙げ、アスレチックスの逆転地区優勝に貢献した。 2013年はシーズン通じて先発ローテーションに定着し、32試合に登板した。ア・リーグワーストの36本塁打を被弾したが、14勝10敗・防御率3.83・171奪三振という好成績をマークした。 2015年、手術から復帰出来ず、2年連続でメジャーでの登板機会はなかった。マイナーではA+級ストックトン・ポーツとAAA級ナッシュビル・サウンズで計4試合に先発登板し、防御率3.77・14.1イニングで15奪三振という成績を残した[4]。11月20日にDFAとなり[5]、25日にFAとなった。 レンジャーズ時代2015年12月21日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、2016年のスプリング・トレーニングに招待選手として参加することになったことが発表された[6]。 2016年は開幕を傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスで迎えたが、登板することなく4月8日にメジャー契約を結んだことが発表された[7]。同日のロサンゼルス・エンゼルス戦に先発し、3年ぶりのメジャー登板を6回3失点に抑えて勝利投手となった[8]。5月15日に起きたブルージェイズ戦での乱闘[9]に関わったとして、17日にMLBから罰金処分が科せられたことが発表された[10]。この年は先発ローテーションの一角に入り、23試合に先発登板した。防御率5.07・僅か119.0回で28被本塁打と打ち込まれた感があったが、7勝を挙げて一定の貢献度を示した。12月1日にノンテンダーFAとなった[11]。 投球スタイル2013年時点では5球種を持ち球とし、88-92マイルのフォーシーム、68-70マイルのカーブ、右打者に多用する82-86マイルのスライダー、左打者に多用する78-82マイルのチェンジアップのほか、ごく稀にカットボールも投げる[12]。 詳細情報年度別投手成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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