トシェビニャ - ゼブジドヴィツェ線
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路線番号 | 93 |
路線総延長 | 76 km |
軌間 | 1,435 mm |
電圧 | 3,000V(直流) |
最高速度 | 120 km/h |
停車場・施設・接続路線
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ドンブロヴァ・グルニチャ - クラクフ線(クラクフ方面)
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-0.1
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トシェビニャ
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114号線
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ドンブロヴァ・グルニチャ - クラクフ線
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3.8
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フシャヌフ・シルドミェシチェ
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126号線
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5.3
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フシャヌフ
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126号線
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11.2
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リビヨンシ
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16.7
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ヘウメク
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17.5
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ヘウメク工場駅
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20.6
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ゴルズーフ・フシャノフスキー
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94号線
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23.9
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OWC分岐点
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カトヴィツェ方面連絡線
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138号線
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25.3
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オシフィエンチム
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31.5
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ブジェシチェ
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34.9
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ブジェシチェ・ヤヴィショヴィツェ
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37.8
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ヤヴィショヴィツェ・ヤーズニック
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↑マウォポルスカ県 / シロンスク県↓
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40.6
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ダンコヴィツェ
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43.0
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カニウフ
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139号線
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46.7
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チェホヴィツェ・ジェジツェ
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139号線
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150号線(モスト・ヴィスラ方面)
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49.6
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オホージャ分岐点
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150号線
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51.4
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ザブジェグ
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53.8
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ザブジェグ・チャルノレシェ
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56.8
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ブロニウーフ分岐点
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157号線(Skoczów方面)
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60.8
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ヒビェ
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157号線(パヴウォヴィツェ方面)
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64.7
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ドロゴミシル
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69.8
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プルフナ
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90号線
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76.4
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ゼブジドヴィツェ
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170号線、301B号線
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ポーランド国鉄93号線(ポーランド語;Linia kolejowa nr 93)は、ポーランド国鉄の鉄道線の名称である。
歴史
| この節の 加筆が望まれています。 主に: ポーランド独立以後の歴史 (2022年10月) |
東部国有鉄道(k.k. östliche Staatsbahn, ÖStB)は1850年に設立されて、カリツィア・ロドメリア王国の鉄道交通を担当した。1856年3月1日に東部鉄道はトルゼビニア - オシフィエンチム間を開通した。一方、皇帝フェルディナント北部鉄道(Kaiser Ferdinands-Nordbahn, KFNB)は1855年12月17日にボフミーン - ツィーディッツ(現在のチェホヴィチェ・ジェジツェ)区間を開通して、この路線はÖStB区間開通の同じ日にオシフィエンチムまで延長された。このことによって、KFNBのウィーン - クラーカウ間鉄道建設プロジェクトは、建設許可より20年ぶりに終了した[1]。
オシフィエンチム - トルゼビニア間はトルゼビニア - クラーカウ間とともに、1858年6月にKNFBに売却された[2]。1906年にKFNBの国有化により、この路線はオーストリア帝国鉄道(ドイツ語略: kkStB)に引き受けられた[3]。
運行形態
寝台特急・特急はポーランド国鉄インターシティにより運行される。普通は、運行区間毎に運行業者が分かれる。
特急「エクスプレス・インターシティ(EIC)」
- ソビェスキ号: グディニャ~チェホヴィツェ(短絡線)~ボフミーン~ウィーン
- ポロニア号: ワルシャワ~チェホヴィツェ(短絡線)~ボフミーン~ウィーン
- 一日2往復の運行。チェホヴィツェ以北は139号線に、ボフミーン以西は超特急「ユーロシティ」としてチェコ国鉄270号線に直通する。
- 2017年以前はワルシャワ - プラハの系統もあったが、現在は151号線経由で運行している。
特急「インターシティ(IC)」
下記3系統が、それぞれ一日1往復ずつ運行している。
- ショパン号: ワルシャワ~オシフィエンチム~ボフミーン~ブダペスト/ウィーン/プラハ
- オシフィエンチム以東は94号線に、ボフミーン以西はチェコ国鉄270号線に直通する。プラハ方面の車両は、ボフミーン以西スロヴァキア号に連結される。
- 2017年以前はカトヴィツェ経由で、チェホヴィツェ以北139号線に直通していた。ブダペスト、ウィーン方面の車両は連結していなかった。また、2016年度は「ユーロナイト(EN)」、2015年度以前は「あなたの鉄道路線(TLK)」の種別で運行していた。
- 2017年以前は、クラクフ - ブダペスト/ウィーン/プラハ間の「シレジア」号も運行していた。2016年以前は「あなたの鉄道路線(TLK)」の種別で運行していた。
- クラコヴィア号: クラクフ~オシフィエンチム~ボフミーン~プラハ/ブダペスト
- ソビェスキ号: クラクフ - ボフミーン - ウィーン
- 一日2往復の運行。オシフィエンチム以東は94号線に、ボフミーン以西はチェコ国鉄270号線に直通する。クラコヴィア号は、ボフミーンでプラハ方面とブダペスト方面の車両を切り離し、ブダペスト方面の車両はバートホリ号に併結される。
- 2016年末にクラコヴィア号が、2019年4月13日にソビェスキ号が運行を開始した。
- モラヴィア号: カトヴィツェ~チェホヴィツェ(短絡線)~ボフミーン~ウィーン 【臨時列車】
- バートリ号: ワルシャワ~チェホヴィツェ(短絡線)~ボフミーン~プラハ/ブダペスト 【臨時列車】
- プラハ号、ポルタ・モラヴィツァ号、コメニウス号: ワルシャワ~チェホヴィツェ(短絡線)~ボフミーン~オストラヴァ/プラハ 【臨時列車】
- 臨時列車。通常は151号線経由で運行されるが、一部の日に限り93号線経由での運行となる。チェホヴィツェ以北は短絡線経由で139号線に、ボフミーン以西はチェコ国鉄270号線に直通する。また、チェコ国内ではヴァルソヴィア号として運行される。
- モラヴィア号は、2018年度に限り毎日運行であった。
特急「エクスプレス(Ex)」
- LEOエクスプレス号: クラクフ - チェホヴィツェ(短絡線) - ボフミーン - プラハ 【週2日運行】
- 週2往復の運行。夏季は毎日運行される。途中、ゼブジドヴィツェとボフミーンのみに停車し、チェホヴィツェ以北は139号線に、ボフミーン以西はチェコ国鉄270号線に直通する。
- 2018年は、夏季のみの運行であった。2019年春季より、通年運行を開始した。
普通
下記3系統に分かれる。なお、ゼブジドヴィツェ~ペトロヴィツェ・ウ・カルヴィネー間の国境を越える区間には、臨時列車を除き運行されない。また、2015年以前はオフィシエンチム - チェホヴィツェ間にも運行されていたが、廃止もしくはバス転換された。
- クラクフ~トシェビニャ~オシフィエンチム
- 2時間に1本前後の運行。トシェビニャ以東は、大部分が133号線に直通する。地域輸送株式会社により、種別名「REGIO」として運行される。
- チェホヴィツェ - ゼブジドヴィツェ - チェシン
- おおむね2時間に1本の運行だが、パターン化されていない。ゼブジドヴィツェ以南は、大部分が90号線に直通する。
過去の運行系統
- 寝台特急「あなたの鉄道路線(TLK)」
- 2016年以前、「シレジア」号が、クラクフ~トシェビニャ~ボフミーン~プラハ・ブダペスト間に一日1往復運行していたが、2016年末にインターシティ(IC)に統合された。2017年末には、ショパン号をクラクフ経由にする形で統合され、消滅。
- 寝台特急「ユーロナイト(EN)」
- ヴルタヴァ号: モスクワ~チェホヴィツェ(短絡線)~ボフミーン~プラハ
- 週1往復運行していた。チェホヴィツェ以北は139号線に、ボフミーン以西は超特急「エクスプレス」としてチェコ国鉄270号線に直通していた。
- 2016年以前は、週3往復(夏季は週2往復)運行していた。また、ボフミーン以西もユーロナイトとしての運行であった。
- 2016年末に、週1往復に減便された。
- 2018年末に、「ポルタ・モラヴィツァ」号に愛称変更され、定期列車は151号線経由となった。
- モスクワ - ニース
- 週1往復運行していた。ボフミーン以西は特急「リフリーク」として運行していた。
- 2017年末に、151号線経由に変更となった。
駅一覧
以下では、チェコ国鉄320号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。
- 種別
- EN:寝台特急「ユーロナイト」
- EIC:超特急「エクスプレス・インターシティ」
- TLK:超特急「あなたの鉄道路線」
- Ex:特急「エクスプレス」
- Os:普通
- 停車駅
- ■印:全列車停車
- ●印:一部通過
- ○印:一部停車
- |印:全列車通過
参考文献
外部リンク
脚注