83式地雷敷設装置

83式地雷敷設装置

83式地雷敷設装置(はちさんしきじらいふせつそうち)は、陸上自衛隊施設科に配備されている対戦車地雷敷設装置である[1]装甲車トラックによって牽引され、広範囲にわたり迅速に地雷原を構築できる[1]対人地雷は国際条約で禁止され、自衛隊は保有していないので、対戦車地雷を敷設する。

特徴

  • 時間あたり300個以上の地雷を敷設可能だが[1]、自走能力は無いため73式装甲車73式大型トラックなどで牽引して使用される。
  • 走行しながら敷設装置が地面を掘り起こし、地雷を設置した後に埋め戻す仕組みとなっている[1]。地雷は牽引車からコンベアで順次供給される[1]

諸元

  • 全長:3.9 m(走行状態)、5 m(敷設状態)[1]
  • 全幅:2.4 m[1]
  • 全高:2.4 m[1]
  • 重量:2,200kg[1]

製作

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f g h i 『自衛隊装備年鑑 1954-2006』株式会社 光栄、2007年5月10日、52頁。ISBN 978-4-7758-0597-8 

関連項目

外部リンク