2023年コールソン航空ボーイング737墜落事故

コールソン航空 N619SW
2022年に撮影された事故機 (N619SW)
出来事の概要
日付 2023年2月6日
概要 消火活動中に墜落
現場 オーストラリアの旗 オーストラリア西オーストラリア州フィッツジェラルド川国立公園英語版
乗員数 2
負傷者数 2
死者数 0
生存者数 2 (全員)
機種 ボーイング737-3H4
運用者 カナダの旗 コールソン航空
出発地 オーストラリアの旗 バッセルトン マーガレット リバー空港英語版
目的地 オーストラリアの旗 バッセルトン・マーガレット・リバー空港英語版
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2023年コールソン航空ボーイング737墜落事故(2023ねんコールソンこうくうボーイング737ついらくじこ)は、2023年2月6日に西オーストラリア州グレート・サザン地域フィッツジェラルド川国立公園英語版で、コールソン航空のボーイング737-300が消火活動中に墜落した事故。

乗員2名(いずれもパイロット)は軽傷を負い、病院に搬送された[1][2]。 この事故はオーストラリアにおいてボーイング737型機初の機体損失事故となった[3]

当該航空機の詳細

サウスウエスト航空時代の当該機。 (2006年撮影)

墜落した機体は製造番号28035、機体番号N619SWのボーイング737-300型機で、同機は2762機目として製造され、1995年11月にサウスウエスト航空に納入され、2017年8月に退役した。同月末にコールソン航空に譲渡され、保管・改造期間を経て2022年7月に消防用航空機として運航を開始していた[4][5]

事故

当該機は午後3時32分に墜落現場付近で起きた火災対応のため離陸し、当該地域上空を2回旋回・降下し、フィッツジェラルド川国立公園英語版で2回目の降下中の午後4時14分に墜落した[6][7]

対応

事故後、オーストラリア運輸安全局英語版は、パースキャンベラから事故調査チームを派遣することを発表した[8]

脚注

  1. ^ Rescue mission launched after firefighting aircraft crashes in southern WA” (英語). 7NEWS (2023年2月6日). 2023年2月10日閲覧。
  2. ^ 消防用ジェット機墜落、操縦士は奇跡の生還 豪”. AFP通信. 2023年2月10日閲覧。
  3. ^ “Bushfire emergency declared at the scene of fiery Boeing 737 plane crash” (英語). ABC News. (2023年2月7日). https://www.abc.net.au/news/2023-02-07/wa-boeing-737-plane-crash/101939554 2023年2月10日閲覧。 
  4. ^ N619SW Coulson Aviation Boeing 737-300” (英語). www.planespotters.net. 2023年2月10日閲覧。
  5. ^ Gabbert, Bill (2022年7月17日). “Another 737 air tanker takes to the skies” (英語). Fire Aviation. 2023年2月10日閲覧。
  6. ^ Boon, Tom (2023年2月6日). “Breaking: A Boeing 737-300 Has Crashed Fighting Fires In Australia” (英語). Simple Flying. 2023年2月10日閲覧。
  7. ^ “Two pilots escape with minor injuries after 737 large air tanker crashes while fighting bushfires” (英語). ABC News. (2023年2月6日). https://www.abc.net.au/news/2023-02-06/water-bomber-crashes-fighting-wa-bushfire-two-people-hospital/101938070 2023年2月10日閲覧。 
  8. ^ Meier, Ricardo (2023年2月6日). “Boeing 737 'firefighter' crashes in Australia” (英語). Air Data News. 2023年2月10日閲覧。

関連項目