2022年茨城県議会議員選挙
2022年茨城県議会議員選挙(2022ねんいばらきけんぎかいぎいんせんきょ)は、茨城県の議決機関である茨城県議会を構成する議員を全面改選するために行われた選挙である。 概要県会議員の任期(4年)満了に伴って行われた選挙である。なお、茨城県議会は、1966年に県議会議長選出を巡る汚職事件(茨城県議会黒い霧事件)をきっかけとして、地方公共団体の議会の解散に関する特例法によって自主解散したため、全国規模で4年毎に行われる統一地方選挙の日程から外れるようになった。県議選は統一地方選挙の前年12月に実施されるため、例年は統一地方選挙の前哨戦としての意味合いが強い選挙である。 選挙データ
選挙日程
立候補者数出典:[3]
無投票当選以下の6選挙区12議席は無投票で当選が確定した。 政策争点県会議員立候補者に対するNHKのアンケート調査では、「景気・雇用対策」が最大の争点とされたほか、次点に「少子高齢化対策などの福祉政策」、「新型コロナ対策」などが挙げられた[4]。2期に及ぶ大井川県政に対する中間評価、つくばエクスプレスの延伸、東海第二原子力発電所の再稼働の是非、県北地域と県南地域の経済格差など茨城県独自の争点も挙がった。 選挙結果旧統一教会問題や葉梨康弘の法務大臣の職務をめぐる不適切な発言によって、自民党は現職公認9議席を喪失したが、当選後に自民会派入り可能性のある保守系無所属候補を含めれば、選挙前とほぼ同じ勢力を維持する見通しである[5]。立憲民主党は議席増を狙ったが、支持率の低迷で現職2人の当選にとどまった。公明党・国民民主党は選挙前の議席数を維持した。日本維新の会は葉梨の地盤の牛久市で、地域政党のつくば・市民ネットワークは今回初めて議席を獲得した。日本共産党は議席を1つ減じた。また、つくば市選挙区ではカナダ・サスカチュワン州出身で2007年に日本に帰化した[6]ヘイズ・ジョンが当選した。帰化した外国出身の人物が県議会議員になるのはこれが初である。
当選者自民党 公明党 国民民主党 立憲民主党 日本維新の会 共産党 つくば・市民ネットワーク 無所属
補欠選挙
脚注
関連項目 |