1969年 全豪オープン(1969ねんぜんごうオープン、Australian Open 1969)は、オーストラリア・ブリスベンにある「ミルトン・テニスクラブ」て、1969年1月20日から27日にかけて開催された。
大会の流れ
- プロテニス選手の出場を解禁する「オープン化制度」のもとで開かれた最初のイベントとして、本年度からこの大会は「全豪オープン」(Australian Open)の名称になった。当時の全豪オープン開催都市は、ブリスベン・メルボルン・シドニー・アデレードを回り持ちしていた。
- 男子シングルスは「48名」の選手による6回戦制で行われた。シード選手は16名であったが、8名のシード選手と他の8名の選手に「1回戦不戦勝」(抽選表では“Bye”と表示)があり、他の8名のシード選手は1回戦から出場した。2回戦から登場した選手が初戦敗退の場合は「2回戦=初戦」と表記する。
- 女子シングルスは「32名」の選手による5回戦制で行われた。シード選手は10名。
シード選手
男子シングルス
- ロッド・レーバー (優勝、7年ぶり2度目)
- ケン・ローズウォール (3回戦)
- トム・オッカー (1回戦)
- トニー・ローチ (ベスト4)
- ジョン・ニューカム (ベスト8)
- パンチョ・ゴンザレス (3回戦)
- フレッド・ストール (ベスト8)
- マーティー・リーセン (3回戦)
- アンドレス・ヒメノ (準優勝)
- ビル・ボウリー (ベスト8)
- ロイ・エマーソン (3回戦)
- レイ・ラッフェルズ (ベスト4)
- アール・ブックホルツ (ベスト8)
- マルコム・アンダーソン (3回戦)
- ロジャー・テーラー (2回戦)
- アラン・ストーン (3回戦)
女子シングルス
- ビリー・ジーン・キング (準優勝)
- マーガレット・スミス・コート (優勝、3年ぶり8度目)
- アン・ヘイドン=ジョーンズ (ベスト4)
- ケリー・メルビル (ベスト4)
- ロージー・カザルス (3回戦)
- カレン・クランツケ (3回戦)
- レスリー・ハント (ベスト8、不戦敗)
- ジュディ・テガート (1回戦)
- レスリー・ターナー・ボウリー (2回戦)
- フランソワーズ・デュール (2回戦)
大会経過
男子シングルス
準々決勝
- ロッド・レーバー vs. フレッド・ストール 6-4, 18-16, 6-4
- トニー・ローチ vs. ジョン・ニューカム 10-8, 4-6, 6-8, 7-5, 6-3
- レイ・ラッフェルズ vs. ビル・ボウリー 9-11, 2-6, 6-0, 6-3, 6-4
- アンドレス・ヒメノ vs. アール・ブックホルツ 6-1, 6-2, 6-2
準決勝
女子シングルス
準々決勝
準決勝
決勝戦の結果
外部リンク
参考文献
- “Our Open - 100 years of Australia's Grand Slam” (我らのオープン-オーストラリア・グランドスラムの100年史) News Custom Publishing, Victoria, Australia (2004) ISBN 1-876176-60-1
- Bruce Matthews, “Game, Set and Glory: A History of the Australian Tennis Championships” (ゲーム・セット・栄冠-オーストラリア・テニス選手権の歴史) The Five Mile Press, Victoria, Australia (1985) ISBN 0-86788-078-3
|
---|
1900 - | |
---|
10 - | |
---|
20 - | |
---|
30 - | |
---|
40 - | |
---|
50 - | |
---|
60 - | |
---|
70 - | |
---|
80 - | |
---|
90 - | |
---|
2000 - | |
---|
10 - | |
---|
20 - | |
---|
|
|