1,3-ジオキソラン[1]
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別称 1,3-dioxolane, formal glycol [2]
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識別情報
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CAS登録番号
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646-06-0
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PubChem
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138198
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ChemSpider
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121835
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InChI=1S/C3H6O2/c1-2-4-5-3-1/h1-3H2 Key: SNQXJPARXFUULZ-UHFFFAOYSA-N InChI=1/C3H6O2/c1-2-4-5-3-1/h1-3H2 Key: SNQXJPARXFUULZ-UHFFFAOYAS
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特性
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化学式
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C3H6O2
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モル質量
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74.08 g/mol
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密度
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1.06 g/cm3
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融点
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-95 °C, 178 K, -139 °F
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沸点
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75 °C, 348 K, 167 °F
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特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。
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1,3-ジオキソラン(1,3-dioxolane)は、C3H6O2という分子式を持つ複素環式化合物で、アセタール構造を持つ。単にジオキソランとも呼ばれ、溶媒やポリオキシメチレン(コポリマータイプ)製造用のコモノマーとして利用される。構造が似た化合物に、テトラヒドロフランとジオキサンがある。また構造異性体の 1,2-ジオキソランは有機過酸化物に分類される。
1,3-ジオキソランはエチレングリコールの水酸基をアセタール化することによって得られる。(+)-cis-ジオキソランは、ムスカリン・アセチルコリン受容体のアゴニストである L-(+)-cis-2-メチル-4-トリメチルアンモニウムメチルヨウ化-1,3-ジオキソランの慣用名である。
消防法に定める第4類危険物 第1石油類に該当する[3]。
出典
- ^ 1,3-Dioxolane at Sigma-Aldrich
- ^ formal glycol - PubChem Public Chemical Database
- ^ 法規情報 (東京化成工業株式会社)